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ロマン派🥀 今日を生きられない

現実と非現実を行き来する憂鬱な日記

ヘクソカズラ〜あるいは 詩人の恋、あるいは 夢のあとに

2017-09-25 | みんなの花図鑑

さて、ヘクソカズラです。言うまでもありませんが漢字で書くと屁糞葛、となります。


ヘクソカズラはメッシュフェンスに絡み付くのが大好きなようです

この花については、よく名前のことが云々されますね。
ま、普通は、凄い名前だなとか、可愛いのに可哀想だとか、その程度なのですが、なかには旧みんなの花図鑑、そしてブログ版みんなの花図鑑においても、もっと「美しい名前」に変えるべきだ、と強硬に主張される方がおられますので、ここでそれを批判しておきます。


後ろに見えるオレンジ色は彼岸花です


日常生活の中で美しい瞬間に出会えるのは稀ですね。私達の毎日は、日々の繰り返しであり、ルーティーンと言えるようなものです。でも、だからそれが楽なのかというと、そうではありません。現役世代の私などは緊張の連続で、苦しく、ルーティーンであるからこそ辛うじて耐えていられる状態です。
そこで、緊張の後は美しい音楽を聴いたり、絵画を見たり、素晴らしい詩を読んだり、、鏡に映る美貌を見たり(これは・・嘘.... )してバランスをとっています。

ところで、美しい名前とは? それも植物・花において。よくわかりません。植物の名前なんて、美醜ありませんから。なかには時々、ヘンテコに感じられる名前もありますが、変わってるなと思う程度です。ヘクソカズラもそのうちのひとつに過ぎません。



改名運動の方が「うつくしい名前 美しい名前」と連呼するので、美しい名前の付いた音楽を思い浮かべて見ました。今日のタイトルに挙げた「詩人の恋」。ドイツロマン派の作曲家シューマンの、歌曲集の題名です。そして「夢のあとに」。19世紀から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家、ガブリエル・フォーレの書いた名曲。この二つの題名、、余韻が響く美しい「名前」だと思います。・・しかし、クラシック音楽にしても平凡な曲名は多いし、そもそも無題の曲のほうが大勢です。

ヘクソカズラ。写真を撮る前、花をじっと見つめました。すると微かな声が聞こえた、、人がどう呼ぼうと、僕は僕だよ、と。
私は答えました、、そう、へもクソも全然きたないものじゃない、、良い名前で呼ばれてるね、と。

上のほうで書いたように、私は生き延びるために気を張って毎日を過ごしているので、糞尿なんて何とも感じません。 ヘクソカズラの名前に難癖をつける皆さん、弛緩しきっていないで、人生はサバイバルだということに思いを致してください。


彼岸花も撮りました。載せます。







このページの撮影はすべて9/23 .