先日、北海道でのガス漏れによる一酸化炭素中毒のニュースが報じられた。
最初、「北海道」「一酸化炭素中毒」だけの単語が耳に入り、
暖房が原因の事故の話かと思った。
寒冷地の住宅は機密性が高いので、換気せずにストーブを長時間使用すると大変な事になる。
さて、我々熱処理屋にとって一酸化炭素中毒なんて縁がないものと思っていたがさにあらず。
過去に社内で発生していたとの話を聞いた。
雰囲気熱処理炉に送る吸熱形変成ガス、これに20%程度含まれるのが一酸化炭素だ。
とはいえ普段の操業では事故が起こるような事はない。
事故が発生したのは炉の修理中だったという。
被害者は、修理中に体調がおかしいとは感じていたらしい。
「バルブが閉まっているのは確認したし、まさかガスが漏れているとは思わなかったよ」
とは先日、本人に聞いてみた時の彼の言葉。
この時は運良く他の人が気付いて救出したからよかったものの、
長時間放置されたら命にかかわる事態になっていたであろうことは容易に想像できる。
事故の直後、たちどころにバルブが新しいものに交換されたのは言うまでもない。
ちなみに一酸化炭素は臭いがないうえに、中毒症状が風邪と似ているの(頭痛など)で発見が遅れる事が多いとの事。
どんな時でも体に異常を感じたら、作業を中断して休むべきということか。
最初、「北海道」「一酸化炭素中毒」だけの単語が耳に入り、
暖房が原因の事故の話かと思った。
寒冷地の住宅は機密性が高いので、換気せずにストーブを長時間使用すると大変な事になる。
さて、我々熱処理屋にとって一酸化炭素中毒なんて縁がないものと思っていたがさにあらず。
過去に社内で発生していたとの話を聞いた。
雰囲気熱処理炉に送る吸熱形変成ガス、これに20%程度含まれるのが一酸化炭素だ。
とはいえ普段の操業では事故が起こるような事はない。
事故が発生したのは炉の修理中だったという。
被害者は、修理中に体調がおかしいとは感じていたらしい。
「バルブが閉まっているのは確認したし、まさかガスが漏れているとは思わなかったよ」
とは先日、本人に聞いてみた時の彼の言葉。
この時は運良く他の人が気付いて救出したからよかったものの、
長時間放置されたら命にかかわる事態になっていたであろうことは容易に想像できる。
事故の直後、たちどころにバルブが新しいものに交換されたのは言うまでもない。
ちなみに一酸化炭素は臭いがないうえに、中毒症状が風邪と似ているの(頭痛など)で発見が遅れる事が多いとの事。
どんな時でも体に異常を感じたら、作業を中断して休むべきということか。
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