がんばれっ、ばんえい!

北海道文化遺産の「ばんえい競馬」を応援しましょう。
あたる馬券を公開予想しますので、参考にしてください。

また不祥事が・・・・

2015-12-16 16:57:12 | Weblog
ばんえい競馬では、過去に色々な事件がありました。
ばそりの空洞部分にコンクリートを詰めてソリを重たくしたり、
コースに塩カルを蒔いて滑り易くしたり、帯広市単独開催になってからも
騎手同士の暴力事件などイメージダウンを惹起する由々しきことが起きています。

そして、こともあろうに、騎手や厩務員が馬券を購入、それもばんえい競馬の馬券を・・・・!?
呆れてものが言えません。

動機は、生活が苦しくて馬券で儲けようと思ったとか・・?
ちなみに、この騎手(名前が公表されていませんので伏せます)の
12月7日までの成績を調べると1着が4回、2着が5回、3着が6回、4着以下46回でした。
騎手に入るお金は、一般的に、騎乗手当と賞金の一部(5%と言われています)です。
ばんえい競馬の賞金は、全国でも最低クラスです。
この騎手の収入は、生活保護基準以下だったと推察します。
おそらく、国保料なども払えなかったのではないでしょうか・・・?

競馬法違反の事実は、決して許されるものではありませんが、ついつい同情したくもなります。
他の騎手の生活も厳しいと思います。

今、求められていることは、膿を出し尽くして、正真正銘の「新生ばんば」の再スタートでは、ないでしょうか。

ばんえい競馬を知らない人は、途中で馬を止めて追わないのは八百長だと、騒いでいますが悲しい限りです。
馬を止めないで追うほうが、八百長に近いです。

ばんえいの騎手は、1トンの馬を御すので腕力だけは、だれにも負けません。
ただ、社会性に欠けるところが欠点です。
きゅう舎村は、閉鎖的と言われますが、開放的にすればいいというものでもないような気がします。

競馬関係者の意識の高まりに頼るしか道は、ありません。
そのために、もう一度、原点に返って教育、研修するしか再発の手立てはありません。
体制を強化することも大切ですが、最後は、そこにいってしまいます。

それにしても、事件が発覚してからレースが白熱しているように見受けられます。

これからも、ばん馬たちの応援よろしくお願いします。

コメント
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