90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

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自分の文章力も省みずに(笑)、旅の話を主に色々と書いていきたいと思います。m(_ _)m

新幹線縦横断おバカ旅の記(1日目)京都→函館

2019年10月24日 | 「て・つ」な旅(新幹線縦横断旅)

 昨年、会社から永年勤続記念の旅行券を頂いたものですが、その夫婦での使用を想定したと思われる金額の券について、最近独り身となってしまった自分がどう使うのか考えあぐねていました。当然の如く夫婦で使う想定だったのが、想定外の進展に頭が対応出来ず、うちの娘たち2人連れての旅行にすることも考えたが、
…休みが合わせられないから、一人で行ってきたら…
と言われたので(まぁ、禿親父との二人旅とかになる可能性が出てくれば嫌がるわな(^_^; )、それならば、この際ちょっと贅沢な乗り鉄旅行をすれば消化できるかも…、その場合、瑞風とかの超セレヴな方向性じゃなく、全国新幹線を乗り回す様な方向性なら…、と、いろいろ検討した結果、今般の新幹線従横断旅をしよう!と決め、旅行会社と何度も打ち合わせの末、そのムチャクチャとも言えるおバカな旅程が完成しました。

 


…普段でもローカル線には乗っても新幹線には中々乗らない私が、新幹線乗りまくりで、しかもひとつの旅で北海道から九州まで回るというのは、そうそう出来る体験ではないので、期日が近づくと最後にはかなり楽しみになりました。
そんな「新幹線従横断おバカ旅」を画像中心に振り返ってみます♪


  ☆旅程1日目☆

 朝4時半頃に起床、荷物最終チェックして嵯峨野山陰線で6時前に京都駅へ。東海道新幹線向きに軽い朝食を仕入れようと思ったら、朝6時過ぎではまだ売店が少ししか開いてなくて、思っていたものが無かった。。。諦めてホームへ上がりホーム売店を見てみたら、そっちの方で見つけられた。…まぁ、志津屋のかつサンドだったんですが。。。(^_^;
ホームでこのひとり旅の相棒“DAHON MuーSP9”とともに電車を待って、しばしして1本目の新幹線のぞみ100号東京行きが到着。(スマホ撮影ですが、ホームドアが結構邪魔で撮りづらいですね。)

 



 車内で京都人の朝めし(?)として、志津屋のかつサンドを食しながら車窓の流れの速さに改めて驚きながら見入る(魅入る、とも言える)。JR在来線や高速道路沿いから見慣れた風景が吹っ飛んでいくのはすごい、特に名神高速に沿ったところがわかりやすい、米原から関ヶ原を越えるのも一瞬でもう濃尾平野か…と思ったらもう、『♪~♪、間もなく、名古屋に…』の放送とともに名古屋駅前都心の光景が。同発で高速道ならまだ関ヶ原にも来てない頃なのに…。新幹線速えぇ!。


そのときのTweet

 名古屋からでも、いつの間にか浜名湖を越え静岡県に、富士山は残念ながら雲に隠れて裾しか見えなかったが、丹那トンネルを越え箱根の脇をすり抜け、東京郊外の住宅地を駆け抜けると、ビルの乱立する大都会東京へ。

 今回の旅も、大東京とは言いながらも、ただの通過点でしかないように設定しているので、改札から出ず下車をしない。東京の嫌いな偏屈な田舎もんの私、面目躍如状態…♪か? 
でも、東京駅の新幹線ホームの、JR東海側の画一さと対照的なJR東日本側のカラフルさにはこころ惹かれてしまいました。
もっとも惹かれているのは鉄ヲタな私ばかりでも無く、とくにここ流線型同士のダイナミックな連結面は、大人も子供も海外からの旅行者も、到着を待つ間、旅情や憧憬を呼び起こす色とりどりの車両たちを楽しんで見ている様でした。

 

 

 



 カラフルな車両に目を奪われている間に、次に乗車する はやぶさ11号 新函館北斗行き が入線してきました。


ここは、この旅の大目玉パート、グランクラスに乗車する、と言う、自分の生活レベルからかけ離れた異空間で旅をするという大イベントであります♪


グランクラスの内装やシートの豪華さは当然ながら、実はグランクラスの共食サービスへの認識が甘かった。私には足りない量かと思っていましたが、幕の内タイプの弁当とか洋菓子とかあって、結構量的に充実していました。別途小さ目の肉系弁当を買っていたが、完全に過剰食料でした…。



 グランクラスの上品な車内に見とれているうちに、はやぶさ11号は東京駅を発車。東北新幹線はもちろん初乗車。上野の地下駅を通過して地上高架を大宮まではゆっくりと。大宮発車から先は、急激に胸をすくような全開運転、仙台まで区間最高速度は320km/h。速い!更に速いっス!!


そのときのTweet

 秋田新幹線の分岐する盛岡を出ると、幾分走りがおとなしくなった気がしてしまいます。整備新幹線の規格の違いの影響と聞きました。
花巻付近の車窓に、砺波の散居村に似た風景が見えてちょっと驚きましたが、やっぱり散居村である様です。砺波が有名とは言え他にもまだ島根の出雲平野にもあるそうで、出雲には行ってたのに散居村があることには気が付かなかった。
そのときのTweet

 新青森を越えて北海道新幹線区間に入り、何個かのトンネルを抜けてから、反行線路が狭軌標準軌の三線路軌条になっって在来線的速度になったころ、ついに青函トンネルへ。その昔約24年前に寝台特急日本海モトトレールで通った線路ですが、今は新幹線が走るという変化が、時代とは言え課題も多く複雑な思いも感じます。長いトンネルを抜けてついに北海道上陸!



 時折見える山中の原野にも北海道的な空気を感じつつ、はるばると走って新函館北斗駅に滑り込みました。
…今朝には京都にいたものでしたが、陸路遙かに疾走する新幹線は午後2時前には北海道に連れてきてくれる、飛行機との競争力では不利が言われますが、なかなか感動的です♪



 新函館北斗駅からは、はこだてライナーに乗り換えて函館まできっぷは持ってますが、折りたたみ自転車と旅している私としては、天気も良いし函館市内まで漕がない選択肢はない!なのです。…な訳で、ここでDAHONを組みます(悪天候ならそのままはこだてライナー乗る予定だった)。

 


 駅の周辺をちょっと廻ってみると、開発された駅前から一歩外れるとすぐに農村風景で、元々小さな無人駅だった渡島大野駅の時代からの風景なのかなぁ思う。新幹線車庫の裏手の道道に、いかにも北海道らしい路肩の矢印標識が。北海道新幹線の高架をバックにパチリと。



 七飯町から旧国道を走る。この道は昔バイクでも走っている筈ですが、『日本の道百選・赤松並木』とされる道であったのは知りもせず走り去っていたようです。そのへんは自転車だから気付いた知り得たことなのかもです。

 



 函館市に入ると、次は五稜郭を目指します。
前年の秋の信州長旅のときに、佐久・臼田の龍岡城五稜郭を訪れました(そのときのTweet)が、これで国内の両五稜郭を訪ねた事になります。しかしさすがに函館五稜郭は規模が大きい、自転車で外周の遊歩道を一周したが、あとでGPSロガーの記録に☆形の軌跡が見れるかと思うとちょっとした楽しみだったりしました。五稜郭タワーにも登ってみたが、何んか、カップルや家族、国内・海外の団体さん等ばかりで独り身のおっさん旅人が行くところじゃ無かった。。。

 



 一旦本日の宿に行き荷物を減らしてから、函館山ロープウェイで登ったが、日没までの時間を読み違え、宿の食事時間に遅れてしまい待ってられない状態だったので、時間切れ引揚げにせざるを得ないことになりました。尤も、昔バイク旅ではばっちり夜景を堪能しているので、今回はまぁいいかと。



函館駅前からは輪行にて函館市電で宿まで。運良く超低床電車「らっくる」に乗ることができた。



 宿は、湯の川温泉の結構贅沢な温泉ホテルでしたが、外の行動に比重が大きい旅なので食べて寝るだけの宿のつかい方で、とってももったいないことに。逆説的にすごい贅沢なつかい方をしたと思えばこれで良きかも。

…1日目、無事に終了でした。



翌日の旅日記は→コチラです♪ 函館→金沢



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