90ページの雑記帳-2(丼・行・ぶろぐ。)

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自分の文章力も省みずに(笑)、旅の話を主に色々と書いていきたいと思います。m(_ _)m

チャリ鉄輪行派活動・三岐鉄道北勢線にて

2020年12月07日 | 「輪行チャリ鉄」な旅
 


 チャリ鉄・輪行派として、輪行で乗車と各駅を自転車で辿る沿線サイクリング、という形を取り始めて結構なりますが、路線の全駅を訪れて写真を残すようになったのはだいたい2017年頃からかと思います。それまでは中間駅は軽視して起点~終点駅間を走るのが主体でした。

 ナローゲージの生き残りである三岐鉄道北勢線は、ご近所さんの同僚、四日市あすなろう鉄道に更新新型車が増えるにつれて、ついついそっちに行く機会が多くなってしまい、逆に北勢線まで足を延ばすことがなかなか出来ずにいて、このとき2018年春、桜が終わる頃にやっと都合がつき訪れることが出来たものでした。そのときの軌跡を画像主体で辿ってみます。(尚、この回はスマホオンリーで撮っていましたが、当時愛用の Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E のカメラに、画像に薄くかすみがかかった様になる症状が出てしまい、全般的に画像が見苦しいかと思われますが御了承下さいませ。m(_ _)m)


 国道421号線から石榑トンネルを潜って三重県いなべ市へ入り、北勢線終点の阿下喜駅へ。駅近くの駐車場にてDAHONを車から出す。当時の愛車はDAHON Mu-P8、タイヤは1.35の細いやつに変える前の状態でした。交換後の姿です。ペダルはこのパナレーサーのタイヤの方が軽く速く漕げるが、ノーマルタイヤの方がハンドルは安定していましたね。
(タイヤを変えた時期を勘違いして書いていたものを修正致しました。m(_ _)m) 

 先ずは阿下喜駅の正面で。旧近鉄時代から三岐鉄道に移管して以降、駅前広場とともに整備された新しい駅舎。

 阿下喜駅の裏手には、北勢線を守り活かそうと活動する市民団体が運営している軽便鉄道博物館があり、古い北勢線の車両モニ226が保存展示。ここに帰ってくるまでは、四日市市のスメ[ツ施設で保存されていたが、経年でやられてかなり荒れていたものを、市民団体の手で見事に綺麗に修復されています。


上のTweetした時期は、桜がシーズンを終えてすぐの頃でしたが、芝桜はまだまだ鮮やかな色を魅せてくれます。


 次の駅は麻生田(おうだ)駅なのですが、気がつけば1駅飛ばして眼鏡橋まで来てしまいました。麻生田駅まで戻るのはきびしい距離なので、止むなく完乗後に車で訪れました。何故見つけられなかったのかもわかりません。。。丘陵地の雑木林と畑に囲まれ、長閑な駅でした。

 




 前後狂いましたが、こちら眼鏡橋は、北勢線で有数の撮影地であり、土木遺産に認定されているコンクリートブロック構造橋で、レトロ感あります。

 眼鏡橋から桑名寄りにももう一つコンクリートブロック橋があり、こちらは地味なのに何故注目されるのか知らなかったのですが、よく見たら“ねじりまんぽ”構造で、橋の名前も『ねじり橋』でした。ねじりまんぽは京都では蹴上インクラインの下、歩道トンネルが有名ですが、ここにもこれがあるとは。尚、こちらも土木遺産認定物件でした。



 二つの橋を見てから、小さなアップダウンを上下しながら線路沿いに進み、1駅飛ばした次の駅、楚原(そはら)駅。古い住宅街の駅で、駅前広場にはバスも乗り入れてくる主要駅の様相です。

 近鉄の時代から三岐鉄道に移管したときに、一部の駅が廃止統合されて駅の整理と速度向上が図られたものですが、次の大泉駅もそんな新駅であるようです。

 

 新しい目の駅舎に隣接して、統一設計で建てられた『ふれあいの駅うりぼう』、このあたり田畑も多いけど新興宅地も多い場所なので、イノシシとか出るのかなぁ?とは思いますが、「道の駅」の様な地元産名産農産品を販売していて、地域の賑わいを創っているようです。

 次の駅は東員駅、そこへ向かう途中の茶屋川鉄橋に差し鰍ゥったところで踏切音が聞こえてきたので、慌ててスマホを構えて撮る。亀甲形の橋脚が特徴の橋。私のチャリ鉄は、輪行乗り鉄時以外は走るのが優先なので、電車を待ってまで撮影はしないから結構貴重。来たのは200形連接車の編成で、リバイバル塗装のこれも貴重な電車。…ですが、スマホカメラの不調で色合いも前寄りの列車位置も色々具合悪いです。。。

 そんなこんなで東員駅に到着。ここも統合新駅で、かなり立派な駅舎が建ち駅前もロータリーが整備され、イオンモール行きのバス停も目立つ。尚、駅舎が大きいのは、運転指令機能もここに集約されているから、とのことです。

 次は穴太駅、京阪大津線にも同名駅がありますね。古くからある駅ですが、駅舎は三岐鉄道移管後のきれいな新築駅舎で、駅前広場も整備されています。三岐鉄道移管後は、自家用車で駅まで送迎(キスアンドライド、と言うらしい)対応をかなり重要視していて、殆どの駅がそんな形になっていますが、趣味・観光的にはちょっと風情が少なくなった感もしてしまいます。でも、地域を大事にしないことには路線が生き残れないのは明白なので、この軽便鉄道の末裔を活かすただしい道だったことになります。

 次の七和駅は、ここまでと比較すると、こぢんまりとした駅で、古い駅舎の雰囲気を残している様で好ましく思えていましたが、三岐移管後に相当のリニューアル改装をしてもらっている様です。

 七和から星川の間の小さな鉄橋の近くで、西桑名行きに抜かれました。

 星川駅は、近くにあった坂井橋駅を廃止・移転した新駅で、MEGAドン・キホーテや大型書店の大駐車場の敷地の一角に新設された駅。平行する国道周辺にも商業施設が多い。この近くで国道421号線と県道が合流する交差点の交通渋滞が、北勢線のバス転換の可否を判断するかどうかの判断点になったと聞きました。駅舎には駅名に因んだっぽい、星と川のイメージのマークが掲げてあって、どうも夜になるとネオンで光る様です。ちょっと安易なマークですが、何んかかわいくもあります。一度夜に見てみたい♪

 東名阪道の高架の下にある在良(ありよし)駅。一見して北勢線移管後の新駅舎とわかるが、駅の周りは古い大きめの民家が多く、建替え前はかなり味のある駅舎があったんじゃ無いかと言う気がします(根拠は無いです)。

 次の駅、蓮花寺駅は、駅舎もホームも新しい感が高い駅ですが、三岐移管後に150m程移転した駅で、隣接する地区市民センターと駅前広場を共用して確保するために移転新築したようです。徹底しています。

 

 新旧の住宅が建て込んで密集し始めて、市中心部に近づいてるのを感じつつ、次の西別所駅に。住宅街と工場に挟まれた駅は、新しい駅舎ですが狭い場所にコンパクトな駅で、地方鉄道らしい佇まいの駅舎です。ただ駅前広場の整備は望むべくもない立地状態。

 残すところあと2駅ですが、次の馬道駅も狭いところに立地する駅で、いまの北勢線では一番古い駅舎の駅じゃないでしょうか。それでも七和駅と同様、相当のリニューアル改装を受けている様です。

 

馬道駅の裏手には、走井山公園に登る階段があり、ここから北勢線の車両を見下ろすのは、ちょっと風情がある。

 桑名駅手前の西桑名第2号踏切、ここは、北勢線の特殊狭軌(762mm)、JR東海の狭軌(1067mm)、近鉄名古屋線の標準軌(1435mm)の3種の軌間を見ることが出来る有名な踏切ですが、ここからもう少しで、北勢線起点にしてこのチャリ鉄サイクリングの終点、西桑名駅に到着です。

 


営業距離20.4km、自転車走行は26.0km程走行でした。

 

西桑名駅から輪行で阿下喜駅まで、三岐鉄道北勢線全線完乗となりました。駅近くの温泉に漬かってほっこりと、癒やされてから帰りました♪


自転車NAVITIMEで作成した今回の走行ルート
(2018年_三岐鉄道北勢線_チャリ鉄(修)

https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/f58c2b40917e454690360c7689d79146

 


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