五行詩歌会 at 藤沢

週末からは年末頃の寒さになって一気に冷え込むそうですが

今日は暖かく穏やかな一日でした。

今日は11月の藤沢火曜歌会に行ってきました。

春には桜の花が満開だった

この桜の木も、葉が真っ赤に紅葉していて美しく

深まった秋を感じます～☆

12人の出席者でいつものように楽しいお歌や季節を

感じるお歌などが並ぶ中

イスラエルとパレスチナのハマスとの大規模戦闘に関する

社会詠に色々と意見が出て深く考えさせられました。

何せ2000年以上も昔から争いの絶えない地域なので

簡単に解決できる問題ではないとわかってはいるものの

毎日多くの罪のない人たちが亡くなっていると言う

現実に、どうにかできないものか・・・と

ニュースを見るたびに心が痛みます。

一席ではなかったものの上席だった次の二首に

強く惹かれました。

命の保証もないまま

生まれてきた赤子たち

誰からの祝福もなく

物の様に軽く扱われる命

罪なき児らを襲う戦禍の悲劇

土地を奪い

命を奪う

イスラエル

ホロコーストの

悲劇の民を返上か

今日の一席はIさんの作品でした。

スーパーの駐車場で

妻の手を引いていれば

知らないおばちゃんが

「やさしい旦那さんだね」と

苦笑いして軽く会釈する

夫と手をつないだことはないけれど羨ましい！

優しい旦那様で奥様はお幸せだ、というコメント多数でした。

お互いに歳を重ねて身体が弱くなってくると

手を引いたり、引かれたりと支え合いながら生きていく

のが当たり前になって来るのでしょうね～♡

支え合う相手がいると言うことは幸せな事だと思います。

私の今月の歌です。

「小春」などとは呼べない

夏日が続いた晩秋

猛スピードで

木枯し一号がやってきて

日本列島は一気に冬モード

☆写真はネットからお借りしました。