日々の何気ない出来事を、思いつくまま、気のむくままに綴っています。
dolceの日記
プチ旅行
急に思い立って、友人二人と伊豆へ一泊旅行へ行ってきました。
お天気はイマイチで二日間とも、曇り時々雨・・・っといった感じでしたが
かえって、紫外線対策に気を使う必要もなく
楽しんできました~♪
子供達が小さい頃は、夏休みには必ずといっていいくらい、車で
熱川や今井浜、白浜海岸など伊豆半島へ海水浴へ行っていました。
今回はのんびりとJRやタクシーを使って
渋滞の心配をすることもなく、熟女(!?)三人のとっても気楽なプチ旅行。
初めて降り立った伊豆急行の「城ヶ崎海岸駅」です。
タクシーで城ヶ崎海岸へ・・・。
ここは天城火山が噴火した時に溶岩が流れ出てできた
溶岩台地で、切り立つ断崖に波が砕け散る景観が素晴らしかったです。
二時間ドラマなどで、犯人が刑事に追いつめられて
ここで真相が明らかになる・・っという場面に使われそうです(笑)
岬の先端には白亜の灯台が建ち、つり橋がかかっていました。
帰りは小雨降る中、素敵な別荘や綺麗に手入れされたお庭など
落ち着いた静かな街並みを30分くらい歩いて「城ヶ崎海岸駅」まで戻り
熱海にある夫の会社の保養所へ向かいました。
次の日は熱海にある「ハーブ&ローズガーデン」へ・・・。
広大な敷地に美しいイングリッシュローズやオキザリスなどが
見事に咲き競い
様々な種類のハーブが、辺り一面にいい香りを放っていました。
たった一泊のプチ旅行でしたが、気のおけない友人達と
おしゃべり三昧、温泉三昧、そして美しい花々に癒された二日間でした。
早いもので明日からはもう6月です。
今年は例年よりも随分早く梅雨に入り、これからしばらくは
ジメジメとした鬱陶しい日々が続くのでしょうね。
長崎の母もきっと首を長くして待っていることでしょう。
もうしばらく横浜で雑用をこなしてから、再び長崎へ向かいます。
『沈黙』の舞台へ・・・
連休明けから長崎の母に会いに行っていましたが
以前から一度は行ってみたいと思っていた、長崎市郊外の
外海(そとめ)地区にある「遠藤周作文学館」とフランス人宣教師「ド・ロ神父」が
地元住民たちと建てた「出津(しづ)教会」などを見に行ってきました。
豊かな自然に恵まれた外海地区は、キリスト教との深く長い歴史を持った土地です。
かつて迫害されたキリシタン達は、厳しい弾圧を逃れてこの外海地区に隠れ住み
禁教時代には、多くの信者達がひそかに信仰を守り続け
遠藤周作さんの有名な小説『沈黙』の舞台にもなりました。
目の前に広がる雄大な五島灘を見下ろせる高台に建つ「遠藤周作文学館」には
『沈黙』の生原稿や膨大な蔵書などが収められていました。
小説『沈黙』の中の、キリシタン達への長崎奉行による弾圧(踏絵や拷問)
などの暗く重い内容とは相まって
文学館の前には、それはそれは悲しいまでの美しい海が広がっていました~☆
文学館の中は目の前に広がる海をイメージしたステンドグラスが
輝き、グレゴリア聖歌が流れていて、江戸幕府の禁教政策の中、キリシタン信仰を
守り通してきた村人達、この地区で殉教していった人々の魂が息づいているように
感じました。
そして、禁教が解けた後
1879年に、ここ外海に赴任したフランス人宣教師
マルコ・マリー・ド・ロ神父が1882年に建てた美しい教会
「出津教会」を見に行ってきました。
平日の午前中だというのに、教会では村人たちの
ミサが行われていました。
ド・ロ神父は村民の窮状を救うために私財を投じてイワシ網の製造工場や
パンやマカロニ、そうめんや醤油を作る工場などを作り、貧しい人々や孤児の救済に
様々な活動を行いました。
フランスの名門の家に生まれながら、物欲や権力を捨て、遠い日本の
長崎郊外にある外海地区でその生涯を終えたそうです。
今でも地元の人達に「ド・ロ様」と親しまれています。
散歩の途中目にした、井戸のそばに置かれたマリア像
この村の人たちにとって
毎日の生活がすべて祈りと一体になっているように感じた
外海地区へのプチ旅行でした。
若い頃に読んで衝撃を受けた小説『沈黙』を
もういちど、ゆっくり読んでみようと思います
ゴールデンウィーク
GWの前半は、ロスから次男一家が一時帰国していて
毎日が慌ただしく過ぎて行きました。
連日、日本でしか手に入らない品物の買い物に走り回り、温泉にも入りたい
友人達にも会いたい、そして新しくなった東京駅にも行ってみたい!
と精力的に動き回っていた二男夫婦。
K君は、そんな両親に慣れているのか、車の中では
チャイルドシートで、デパートやスーパーではベビーカーの中で
いつもスヤスヤと眠ってばかりでした・・・
そんな中、今回の帰国の大きな目的の一つでもある
K君のお宮参りとお食い初めも無事に済ませる事ができました~☆
お食い初めの間もず~~っと眠ったままのK君です。
おかげで大人たちはゆっくりとお食事を楽しむことができました。
近場の三浦海岸にある温泉にも行って一泊してくることができたし
大満足で
次男一家は元気でロスへ帰って行きました。
続いてGWの後半に入り三男一家がやってきて
『民宿 dolce』は大繁盛です
食べる事に一生困らないと、昔から言い伝えがあるので
Nちゃんも『お食い初め』をしましょうね~☆
今日は5月5日の子供の日
S君はS君ママのじいじとばあばの所へ行っていると思います。
何年か前、S君と一緒に見に行った広場には
青空のもと、今年もたくさんの鯉幟が泳いでいました。
S君は五年生になってすっかりお兄さんらしくなり
K君も日本にいる間に、顔つきが随分男の子らしくなってきたように感じます。
そして
Nちゃんはお気に入りのヘアーバンドを付けてもらって
カメラ目線ですっかり女の子っぽくなってきました。
明日で今年の楽しかったGWも終わりです。
GWが終わると、介護モードにギアを切り替えて
私は母が待つ長崎へ向います。
孫の写真をたくさん持って・・・。
待っててね!おかあさん~