DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

第5局の続き

2018-06-29 08:00:13 | 独り言

気になるので、第5局を引き続きLZ(LeelaZero)で検討してみました。

図1

LZは、隅の価値を高く評価しているようで、隅や三々が常に勝率が高いです。白は、o-15や下辺のヒラキで勝率が下がりました。私はそういった打ち方をしても後が続かないので、無視することにしています。ただ図1の3の普通のカカリは、この図を見るとアリですね。(黒1は右上のコスミツケ)この図のほうが、黒の大々ゲイマが働いています。右下の模様拡大と、上辺の白の模様の牽制と1石2鳥になっています。目から鱗、のような感じです。

図2

黒1は、53.9の数字がある黒石で、ただの黒〇は、実戦で打った手です。

こちらのノゾキだと、黒の勝率53.9%になる参考図です。この白石が攻められたら白が悪いということです。

図3

しかし、M-13とせまった手が腰の伸びすぎの悪手のようで、1~5と切られたら黒が悪いようです。確かにこの図は黒の形は軟弱です。

図4

黒は、左下のカカリの後、白が受けてくれたら、又、上辺をG-15のハネを打っていなかったら、F-16とツケて黒がいいと思っていましたが、LZの答えは悪手でした。図のように打つと白の勝率は70%を越え、この碁で唯一の70%越えでした。(他の候補手も含めて)

いかに独善で打っているかが良く分かります。AIから見ると、子供のワガママくらいにしか見えないのでしょうな。

頑張ります。