昨年LeelaZeroを導入して、印象に残った図をピックアップしました。
参考図1
アマ本因坊戦の地区予選の碁で、私の黒番です。
F16とハサミツケたところで、黒が打ちまわしているかと思ったのですが、LZは
捨てて左辺に先着すれば良しとのこと。捨てるという発想はなく、この図には参った
という感想でした。
参考図2
これはアマ名人戦の県大会の碁で私の黒番。
この図は変化図で、左上の星にカタをついてもたれたらまだこれからだろう、と思っていた
のですが、LZはケイマで受けるとのこと。カタツキにケイマで外して受けるのは初めて見た
形で、しかもこの場合は黒の2間の薄みも狙っていて、これも参った図でした。
参考図3
3年前の碁で私の白番。LZがどこから荒らすのか気になったのですが、選んだのは
荒しでなく右上の守り。こんなところを守るんだ、とビックリしましたが、今では
この手の意味がわかります。詳細は別の機会に。
参考図4
これは昨年の碁で私の白播ですが、LZの中央感覚に嬉しくなった図です。又、LZは、
左上の形で模様を広げる時は、ボウシでなくツケノビを選んだことにもビックリしました。
参考図5
3年前の碁で私の黒番。下辺の打ち方が下手で、重くて重くて、こりゃ負けにした
と思った碁です。
参考図6
LZは、5と両アタリを誘って7のツケ。私が一番感動した図です。
こういう手が打てるようになりたいものです。