自分のハイゼットカーゴは低グレードの貨物車なので内装もほとんど金属むきだし。これはこれで結構好みなのですが、唯一気に入らないのが写真にあるタイヤハウスの出っ張り部分。運転席と助手席のドア側にこの出っ張りがあります。室内に出っ張っているので乗り降りの時によく蹴っ飛ばしてしまい、塗装面を傷つけるとサビの原因にもなるので対策をしたい。
また、タイヤハウスに相当する場所だしフロントサスペンションもすぐ近くに接続されているため、ロードノイズに大きく関わる場所でもある。
というわけで、クルーズやクルーズターボという上級グレードに付けられている部品を調達しました。キックパネルと呼んでいたけれど、メーカーでの正式名称は「カウルサイドトリムボード」というらしい。値段は3400円。
右側の部品番号は62111-B5010。
左側の部品番号は62112-B5010。
自分の車のように低グレードな車にも付けられますが、一箇所だけ加工が必要になります。
この黒のモール部分が干渉します。
まず、端に付いているプラスチックのカバーを取り除く。
そして、カウルサイドボードの内側にあるプラスチックの出っ張りをニッパーか何かで切る。
このくらい切ればOK。ここに黒のモール部分が付きます。
もともとカウルサイドボードが付いているグレードでは、このビスで止められているらしい。でも、付いていないグレードではビス用の穴が空いていない。なので、ビス止めをするのであれば車体に穴を空けることになる。
実際に取り付けてみて分かったけれど、このビス止めをしなくても確実に固定できることが分かったので、車体に穴を空けずにすみました。
また、ディーラーの方によると取り付けにクリップも必要だということで購入しましたが、このクリップはもともと内張り固定のために付けられていたので必要ありませんでした。なので、カウルサイドボードを取り付ける際に追加のビスやクリップなどの固定具は必要ないことになります。
ここはロードノイズ伝達の要となる場所なので、防音対策もしちゃいます。まずはレジェトレックスで制振。制振だけでなく遮音の効果も期待して全面貼り。
その上にゼトロ吸音シート。エプトシーラーで十分だったのだけれど、エプトシーラーがなくなってゼトロが余ってたのでこちらを使用。
その上からカウルサイドボードを取り付ける。
ビスを使わなくても、2箇所でしっかり固定できます。
まずはモール部分。ドアを閉めることによってここがドアに挟まれるので、ドアを閉めている状態なら外れることは絶対にない。
もう1つは奥のクリップ固定部分。フロアの内張りを固定する部分と共用で、このボードを装着した上からクリップを付けてあげればしっかりと固定されます。
この2箇所で十分固定されます。このパーツは運転中に外れて足元に転がってくるのが一番危険な状況となるけれど、ビス止めしなくてもドアを閉めていれば絶対に外れない仕組みなので安心して使えます。
フロアマットを敷いて完了。問題なく施工できて満足です。
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