おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

2016年11月の1枚

2016-12-19 23:17:49 | 月に1枚の写真
毎月1枚だけ印刷する、自分の中での決め事。11月のダイビングで1番印象に残っているのは、場所を教えてもらったトラフザメの幼魚。

フィッシュアイレンズなのに何故かレンズ前30cm(つまり撮像素子からは40cm以上)くらいまでしかピントが合わず、それより近くに寄ると撮影できないという事態が発生。なので被写体が小さくしか写らない。当然納得いく写真が撮れないので水中で粘って何度も撮影してみたけれど、やっぱり寄るとピントを合わせられない。このレンズはポートの関係でズームのみしか動かせず、マニュアルフォーカスができないのでオートフォーカスに頼るしかなく、オートフォーカスでピントが合ってくれないとシャッターを切ることすらできないのです。

このレンズで寄って撮影するのはこの時が初めてだったのでそんなものなのかと思っていたら、やっぱり本当はもっと寄れるはずみたい。スペック上の最短撮影距離は14cm。レンズ前数センチの距離で撮影できるはず。

家に帰ってから陸上で撮影してみるともっと寄った状態で撮影できる。何故水中で撮影できなかったかは分からないけれど、またリベンジしたいところ。

寄れないフィッシュアイレンズなんて被写体が豆のように小さく写ってしまって価値がないので、撮影した写真はコンデジ以下で当然ボツ。真上から撮影した写真だけがこれはこれでいいかなと思える唯一の写真だったので印刷することにしました。


2016年11月26日 石切 -15m
Canon EOS 7D Mark II
Tokina AT-X 107 DX Fisheye (f=10mm)
F11 SS1/40 ISO200

水中でピントが合った最短の距離でコレです。こんななので、真横から撮影しても迫力ゼロ。真上から周囲の広い範囲の砂地を含めて撮るとトラフザメの孤独感を表現できるので、これはこれで良しとしました。

撮りたかったのはこんな写真ではない。リベンジして今度こそ本当の最短撮影距離まで寄った写真を撮りたいけれど、さすがにそろそろいなくなってしまうかな?

失敗作ではありますが、良い経験になりました。