僕が使っている中古のタンクはほとんどが外側に多少の赤錆があるタンクだったので、業者に頼んでサンドブラストできれいにしてもらって、亜鉛メタリコン塗装をしてもらっていた。
でも、Kさんのつてで譲ってもらったタンクは赤錆がほとんど出ていなくて綺麗。ただ、古いタンクで亜鉛メタリコン塗装はされていないものだったので、自分で亜鉛塗装にチャレンジしてみた。目的はサビの予防。あと、サビが進む原因になる赤錆をさっさと落とすこと。
まずは下地処理。塗装は下地処理が勝負!ということでワイヤーブラシでひたすらこする。とにかくこする。とても疲れたけれど結果はこれくらい。ところどころ金属面が出てきたけれどまだまだ。。
ここで気がついたけれど、作業前の写真を撮っておけばよかった。これでもけっこう頑張った。うっすらと出ていた赤錆はもう取れている。
メイクマンで、電動ドライバーの先にくっつけられるワイヤーブラシを発見して買ってみた。
もともと持っていた工作用のしょぼい電動ドライバーだけど、手作業の10倍くらいの効率で作業がすすむ!最初からこれでやれば良かった。電動工具の力を思い知った。
ただ、しょぼい工具なので充電がすぐに切れる。家具組み立てに使う程度の工作用なので仕方ない。電池切れ→充電を5回くらい繰り返してようやくなんとかなった。下地処理ってこんなに大変なんだ。。
この写真だと分かりにくいけれど、ほとんどの部分の金属面が露出した。
拡大するとこんな感じで鉄が露出している。細かいところを見るとまだまだかもしれないけれど、細かいところまで削るのはワイヤーブラシだと厳しい。そこまでやるならサンドブラストかな。
さて、ここまで数日かかった。ちなみにサンドブラストなら数分で終わる作業。自分でやると作業効率が悪すぎる。サンドブラスト+亜鉛メタリコン塗装はタンク1本1万円くらいだけれど、こんなに労力がかかるなら業者に頼んだほうがいいね。
下地が出来てしまえば、あとは塗料を塗るだけ。もう9割以上終わった。
亜鉛がたっぷり入った、ジンクリッチペイント。これは含有量96%のようだ。メタリコン塗装は亜鉛を溶かして吹き付けているのでもちろん亜鉛100%なんだけど、設備がない素人にはもちろん無理で、含有量96%の塗料が限界。もちろんこれでも十分な効果はある。
で、完成。
とても疲れたー!赤錆がほとんどないタンクでこんなに大変だったんだから、赤錆が出ているタンクを自分で塗装するのはまず無理!自前の全面塗装は二度とやりません。。
ちなみにダイビングのタンク塗装なら亜鉛塗装以外はありえないですね。亜鉛塗装だったら、キズがついても鉄の代わりに亜鉛から酸化してくれるので、鉄がサビなくて済む。大前提として、下地処理できちんと金属面を出して、亜鉛と接触させる必要があるけれど。
他の塗装だと細かいキズのところから赤錆が始まり、その赤錆が塗装を浮かせて塗装の内側でどんどんサビが広がっていく。サビが出るまでは金属面を保護してくれるんだけれど、一旦サビが出ると、外側の塗装が浮き上がって逆効果になってしまう。ダイビング終わった後に真水をかけても赤錆で浮き上がった細かい隙間までは届かないので海水がついたままだし、隙間の海水はいつまでも乾かなくてサビがどんどん進んでしまう。
そもそも鉄が酸化するには水が必要で、水があれば電子の移動が起こり、酸化が進む。塩水だと水の中にイオンがたくさんなので、酸化のスピードがとっても速くなる。なので、錆びないようにするには水と塩を避けること!ダイビング後は真水で海水を洗い流して、真水も拭きとって早く乾かすとサビ予防に良いでしょうね。赤錆でタンクに隙間ができると、上に書いたように水も塩もくっついたままだからどんどん錆びていきます。錆は予防と早期発見&早期治療が一番ですね。
ちなみに対策が遅れて赤錆が広がった僕の車は手遅れになりました。。ドアの内側からどんどんサビが広がって大変なことに。次に車買う時は万全のサビ対策をするつもりです。
でも、Kさんのつてで譲ってもらったタンクは赤錆がほとんど出ていなくて綺麗。ただ、古いタンクで亜鉛メタリコン塗装はされていないものだったので、自分で亜鉛塗装にチャレンジしてみた。目的はサビの予防。あと、サビが進む原因になる赤錆をさっさと落とすこと。
まずは下地処理。塗装は下地処理が勝負!ということでワイヤーブラシでひたすらこする。とにかくこする。とても疲れたけれど結果はこれくらい。ところどころ金属面が出てきたけれどまだまだ。。
ここで気がついたけれど、作業前の写真を撮っておけばよかった。これでもけっこう頑張った。うっすらと出ていた赤錆はもう取れている。
メイクマンで、電動ドライバーの先にくっつけられるワイヤーブラシを発見して買ってみた。
もともと持っていた工作用のしょぼい電動ドライバーだけど、手作業の10倍くらいの効率で作業がすすむ!最初からこれでやれば良かった。電動工具の力を思い知った。
ただ、しょぼい工具なので充電がすぐに切れる。家具組み立てに使う程度の工作用なので仕方ない。電池切れ→充電を5回くらい繰り返してようやくなんとかなった。下地処理ってこんなに大変なんだ。。
この写真だと分かりにくいけれど、ほとんどの部分の金属面が露出した。
拡大するとこんな感じで鉄が露出している。細かいところを見るとまだまだかもしれないけれど、細かいところまで削るのはワイヤーブラシだと厳しい。そこまでやるならサンドブラストかな。
さて、ここまで数日かかった。ちなみにサンドブラストなら数分で終わる作業。自分でやると作業効率が悪すぎる。サンドブラスト+亜鉛メタリコン塗装はタンク1本1万円くらいだけれど、こんなに労力がかかるなら業者に頼んだほうがいいね。
下地が出来てしまえば、あとは塗料を塗るだけ。もう9割以上終わった。
亜鉛がたっぷり入った、ジンクリッチペイント。これは含有量96%のようだ。メタリコン塗装は亜鉛を溶かして吹き付けているのでもちろん亜鉛100%なんだけど、設備がない素人にはもちろん無理で、含有量96%の塗料が限界。もちろんこれでも十分な効果はある。
で、完成。
とても疲れたー!赤錆がほとんどないタンクでこんなに大変だったんだから、赤錆が出ているタンクを自分で塗装するのはまず無理!自前の全面塗装は二度とやりません。。
ちなみにダイビングのタンク塗装なら亜鉛塗装以外はありえないですね。亜鉛塗装だったら、キズがついても鉄の代わりに亜鉛から酸化してくれるので、鉄がサビなくて済む。大前提として、下地処理できちんと金属面を出して、亜鉛と接触させる必要があるけれど。
他の塗装だと細かいキズのところから赤錆が始まり、その赤錆が塗装を浮かせて塗装の内側でどんどんサビが広がっていく。サビが出るまでは金属面を保護してくれるんだけれど、一旦サビが出ると、外側の塗装が浮き上がって逆効果になってしまう。ダイビング終わった後に真水をかけても赤錆で浮き上がった細かい隙間までは届かないので海水がついたままだし、隙間の海水はいつまでも乾かなくてサビがどんどん進んでしまう。
そもそも鉄が酸化するには水が必要で、水があれば電子の移動が起こり、酸化が進む。塩水だと水の中にイオンがたくさんなので、酸化のスピードがとっても速くなる。なので、錆びないようにするには水と塩を避けること!ダイビング後は真水で海水を洗い流して、真水も拭きとって早く乾かすとサビ予防に良いでしょうね。赤錆でタンクに隙間ができると、上に書いたように水も塩もくっついたままだからどんどん錆びていきます。錆は予防と早期発見&早期治療が一番ですね。
ちなみに対策が遅れて赤錆が広がった僕の車は手遅れになりました。。ドアの内側からどんどんサビが広がって大変なことに。次に車買う時は万全のサビ対策をするつもりです。