ジョンソン・アンド・ジョンソンのベビー全身シャンプー。うちの双子が毎日使っております。でも実はこのシャンプー、子供が生まれる前からダイビングでお世話になっておりました。
マスクの曇り止めとしてです。
いつもお世話になっているイントラさんに教えてもらいました。台所用の中性洗剤でも曇り止めの役割は果たしてくれますが、眼に入った時にしみるので、マスクの曇り止めとして使うのであればベビー用シャンプーがオススメ。ベビー用シャンプーには匂いつきのものも多いですが、曇り止め用として選ぶのは当然無香料のものです。
ベビー用シャンプーはそれなりに高価だからか、ダイビングボートなどで自由に使えるようになっているスプレータイプの曇り止め(明らかに自作と分かるアレ)は、台所用洗剤を薄めたものが多い気がします。
市販のダイビング用曇り止めは高すぎる。無料で手軽な曇り止めとして、つばぺっぺでももちろん構わないのだけれど、自分はやらないようにしています。ダイビングを始めたときに「え!?」って思った感覚を忘れないため。
つばぺっぺはダイバーにとっては常識でも、ダイバーでなければ嫌悪感を抱く人もいます。磯遊びや海水浴をしている人にとって、エキジット後のダイバーが痰混じりのツバを海に吐いたりツバを付けたマスクを海水で洗ったりしているのは良い思いをしないでしょうね。
プールでツバを吐いたりオシッコをしたりしないように、たとえ海であっても、少なくとも近くに海水浴客がいるときは同じことはしない方が良い気がします。真栄田岬でエントリーする時に友人が「もうオシッコしちゃった(冗談)」と大声で話したときに、当然仲間の我々は笑っていましたが、周囲の海水浴客の顔はひきつっていました。
もちろん、人間に限らず様々な生き物の排泄物が海の中にはたくさんあります。綺麗な白い砂だってブダイのウ◯コですし(ブダイが珊瑚をかじってウ◯コとして出てきたもの)。人間のツバや尿なんてどうってことないです。海中の環境のことを考えれば、海中生物に悪い影響を与える曇り止めや日焼け止めの方が問題ではあります。
理屈がどうこうっていうより、単に気持ちの問題ですね。海はみんなのもの。ダイビングをしない人に嫌な思いをさせないこともダイバーが心がけるべきマナーなのかなと思っています。
いろいろな容器を試したのだけれど、一番使い勝手がよかったのがSASの曇り止めの空き容器。コンパクトだし、水中で容器の中に水が入って薄まっていくこともないし、割れたりするような材質でもないし。
もともと入っていたのはこの青いゲル状の液体。律儀に曇り止めを自分で買っていた時はコイツを買うことが多かった。曇り止めの効果としては文句なし。でも高い。。1本1000円くらいする。
目薬みたいな形状で、押した分だけ液体が出てくる仕組み。
フタ部分が外れるので補充も簡単。原液そのままで使えるので、薄める手間もなくてラクチン。
ダイソーのキッチンコーナーにも売っているドレッシング用の容器で保管しておけばいつでも補充できます。
1回ベビーシャンプーを買えば、しばらくは曇り止めに困ることはありません。
普段のダイビングで使っている、自作の曇り止めについてでした。