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おじさん日記 ~Okinawa Self-Diving Log~

セルフダイビングのブログ。ログや写真や器材が中心ですが、その他ダイビングに関係ないことも好き勝手書いています。

サイドバイザーの錆び

2016-07-08 16:01:43 | 
我が家の足、ハイゼットカーゴに自分で装着したサイドバイザー。窓を開けた時に雨が入り込まないようにするための傘みたいになっている部分です。ひ〜&す〜さんに「すぐに金属部分が錆びるから気をつけた方がいいよ」と教えていただき、実際に錆びているところも見せていただきました。

ということで、早速点検。まだ半年ですが、角の部分から錆び始めていました。こんなところは錆びても問題のない部分ではあるけれど、錆びると見た目も良くないし、固定してあるボディ側にもらいサビでもできたら嫌なので、何とかすることにしました。


内側から見るとこんな感じで金属部品で止められています。


金属部品はこのように窓のゴム製のランチャンネルに挟まっているだけなので、ゴム部分を外せば簡単に外れる。


外した金属部分。端の方からサビが始まっている。


サイドバイザー自体にもサビが付着しています。

さて外した金属部品をどうするか。サビを落として防錆塗装してもう一度付けようかなと思ったけれど、防錆塗装がどうも現実的ではない。

この金属部品は錆を発生させないようになおかつ薄い防錆塗装が必要。それに関する特許もあるようで、技術的な問題点等が↓にまとめられています。
http://astamuse.com/ja/published/JP/No/1996230459

この金属部品は薄い金属板をくりぬいて作られているので、どうしても切った端のところに防錆塗料が乗りにくく、錆が始まりやすい。端のところまでしっかりとした塗装の膜を作ろうと思うと厚膜になってしまう。

それに、錆を落とすために酸洗浄をするにも持っているクエン酸では鉄の赤錆は落ちにくいので、塩酸やリン酸の方がふさわしい。これについては買えばよいだけの話だけれど、こんな部品のためにお金と手間をかけるのも。。

そしてそもそもこの金属部品が大した仕事をしていない気がしてならない。サイドバイザーの接着方向に力が働いているわけでもないし。こんな金属部品がなくても両面テープでしっかりと貼り付いているので、つけなくてもいいかな。両面テープと言うと頼りないように聞こえるけれど、現代の両面テープの接着力はとても強い。車のエンブレムやメッキパーツも両面テープのみでくっついています。実際にこの金属部品がないサイドバイザーも多々有る。剥がれかけるようなことがあったら洗車の拭き上げの時に気づくはずなので、その時に考えることにします。

大した仕事をしていないくせに錆止めも難しそうなので、金属部品は使わないことにしました(一応捨てないで取っておく)。


ちなみに、サイドバイザーに付いているサビはコンパウンド(研磨剤)で磨くと簡単に落ちました。以前ダイブコンピューターのカバーの小傷取りにも使いましたが、小さな傷や付着する異物の除去にはとても使えます。自分の車ではないけれど、ナンバープレートのボルトが錆びてサビの涙みたいな痕がある場合も、コンパウンドで落とせるので気になっている方がいれば試してみる価値はあると思います。樹脂やプレートが錆びているわけではなく、サビが上に乗っているだけなので。


で、もともと金属部品が付いていた場所は穴が空いていて見た目がよろしくないので、その部分は金属部品固定用だった留め具を付けて完成。

とても小さな手入れでしたが完了です。あとこの車に手を加えるとしたら、運転席の下にあるエンジンの防音・断熱くらいかな。この車に限らず1BOX車では座席の真下にエンジンがあるのですが、特に貨物車ではコストダウンのためエンジンとの間に大した防音・断熱材が使われないため、音がうるさいだけでなくお尻の下がだんだん暑くなってくるのです。


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