☆☆ universo & me ☆

猫の事、世の中の事、歌の事、ソプラノ歌手のつれづれ

今日は訪問コンサート

2018-06-22 20:10:16 | 音楽、芸術

初夏の花が咲いた生垣

もう15年にも成る、仕事としての訪問コンサート。

亡くなった方もいっぱい居ます。

 

大ファンに成って下さったお婆ちゃんが逝ってしまわれると、悲しいです。

でも、歌いに行く前は、むっつりと俯いていたお年寄りが、次に行った時には、歌を歌っていたり、

「 又、明日来てくださいね!」

と言われたり、亡くなる前に少しでも楽しい時間を作ってあげられたのかな、と思えば、歌手冥利に尽きます。

 

 

実は、一昨日の朝に吐いて、頭痛と吐き気で丸2日寝込んでました。

昨日はやっとの思いで整体に行き、一時的には頭痛は止まったのですが、直ぐに振り返し、今朝まで満足に眠れなかったのですが、何とか治まって、歌いに行けました。

 

具合も悪いのに、歌っている間だけは全てを忘れるので、終わってから、又、頭痛が振り返してます。

まあ、軽いですが。

 

からたちの花を歌ったのですが、もっと体力のある若い時でも、非常に歌い辛かったのに、今は、どこも苦しくなく、サラッと歌えてしまいます。

 

長年ベルカントを歌っているからか、テクニックは落ちた体力とは反比例して、向上している様です。

 

オペラなんかは、特に、ヴェルディの椿姫なんぞは、殺されても死なない位の体力がないと、決して最後まで歌いきれませんが、歌曲は、体力が落ちても、テクニックでカバー出来る様に成るものなんですね。

 

まだまだ、諦めるのは早い様です。

 

 


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