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如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

牛伏山ハイキング+多胡碑記念館+小串カタクリの里

2025-03-21 08:47:08 | 登山・ハイキング

登山日は3月20日です。前日に少し雪が降りましたので、近くにある低山にしました。

  今回のコース (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)
駐車したのは「八束山登山者駐車場」(A地点)です。ここから登るとコースはほとんど尾根伝いになります。
標高差は300mあまりですから、軽いハイキングコースです。
牛伏山にはたくさんのコースがありますが、今回のコースは日当たりが良くて雪が早く融けやすいコースだと思います。

以下は写真です。


  八束山登山者駐車場(A地点)
八束山は、国土地理院の地図では城山と書いてあります。八束山はこの道の西側、牛伏山は東側です。


  里山の雑木林のハイキングコース
こういう雑木林の道を歩くのは楽しいです。懐かしい感じもします。


  八束山
八束山の山頂には山城の跡が残っています。八束山は4方向の尾根から登れます。
写真左の雪の付いている山は小梨山。右奥には朝日岳が少しだけ写っています。朝日岳の山頂には天引城址があります。


  見晴台(B地点)
標高342m地点です。冬であれば枝の間から遠くが見えます。


  車道を横切るところ
山頂までに2回車道を横切りますが、これは登る時の1回目です。階段状に出来ているので乾いていればそれほど問題ない場所ですが、雪があったり凍っていると危険になります。ロープはありますが、濡れているかもしれません。予備の手袋を持っていくと良いです。


  車道を横切るところ(C地点)
登りでは、ここの階段を登って尾根を歩きましたが、下りでは山頂からここまで車道を歩いてきました。なお、この車道は長い間車が走っていないようです。たぶんずっと進入禁止のままなのではないかと思います。


  牛伏山展望台から見た浅間山


  草津白根山と横手山


  谷川連峰
手前の低山の上に立っている白いものは、高崎白衣大観音です。


  赤城山
前日に春の雪が降ったので、だいぶん白くなりました。
この日は、牛伏山に北側から登る車道が積雪のために車両通行止めで、休日にしては山頂に人影が少なかったです。

《 多胡碑記念館 》
久しぶりに多胡碑記念館に寄りました。


左に写っている建物が多胡碑を保護している建物です。ガラス越しに多胡碑を見ることができます。写真中央の常緑樹の向こうに多胡碑記念館があります。

多胡郡に編入された緑野郡武美郷の位置が示してあります。矢田郷との境ははっきりしませんが、東の境界は鮎川だったように見えます。
この辺りの遺跡は、ゴルフ場の造成と上信越自動車道の工事で、ずいぶん破壊されてしまっています。

  多胡碑のレプリカ
残念ながらプラスチック製のレプリカの方が現物よりも見やすいです。


  山上碑のレプリカ
これは放光寺の僧が母のために建てた供養塔だそうです。


 金井沢碑のレプリカ
こちらの碑は、豪族の一族の人々が先祖供養と一族の繁栄を願って建てた石碑らしいです。
山上碑と金井沢碑を見ると、その当時石に文字を刻んで残すということが民間の裕福な層に一瞬流行したようにも見えます。石に文字を彫る職人がいたということでもあります。

《 小串カタクリの里 2025年3月20日 》
帰り道にあったので覗いて見ました。

  カタクリの里の案内板
すでにいくつか花が咲いていましたが、一面に花が咲くのはもう少し先だと思います。
上の案内板を見ると、ずいぶん広い範囲にカタクリが咲くように見えますが、よく見ると図の濃い緑色の範囲だけです。ある資料によれば2.6haだそうです。長さ350m×幅70m程度の河岸段丘の斜面が群生地のようです。また行ってみます。

《 追記 》 2025年3月31日に小串カタクリの里を見てきました。ほぼ満開でした。ちなみに前橋の桜の開花は2025年は3月28日だったそうです。


 逆光の方がきれいに見えます。花も、北向きに開いているものがほとんどなのです。





かなり群生して咲いています。


左が白いカタクリだそうです。右の花も白っぽいですが、紫が残っています。
白いカタクリは珍しいようですが、ほとんど目立ちません。
咲いていた場所は駐車場のすぐ前の、舗装道路に近いところですが、知っている人に教えてもらわないと見つけるのはむずかしいです。

それよりも驚いたのは、数頭のニホンジカが数十メートル先の斜面の上の林の中を移動していることでした。カタクリが自生しているとはいえ、ある程度交通量のある国道のすぐ近くの河岸段丘の林です。私がこの場所を歩いていたのは午後1時頃で、カタクリを見る見物客も10人くらいはいました。警戒心が強く昼間はあまり姿を見せないニホンジカなので驚きました。河岸段丘の林は山地の林からほぼ連続して続いているので、ニホンジカの通り道ができているのかもしれません。この河岸段丘の林では以前クマのうわさもありましたが、本当にいても不思議ではありません。


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