ちょっと興味があって、使い方もわからぬまま、Microsoft Designer という無料のAI画像生成ソフトでクリシュナ像を描かせてみたら、結構よかったです。一回の私に説明に対して4枚の画像が作成されます。元々の画像サイズは(1024×1024)です。
《 その1 》 私の説明 : 若く美しいクリシュナが立って笛を吹く姿の3D画像
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すばらしいですが、クリシュナにしてはいくぶん女性的すぎるように感じました。
それから、立体的なイメージも知りたかったので、「説明」を少し変えて2回目を行いました。
《 その2 》 私の説明 : 若く美しい男性のクリシュナが立って横笛を吹く姿の3Dの正面、側面、背面のセット画像
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ちゃんとした背面の画像がないので、肩にかかったストールの処理がわかりません。
私は、正面図、側面図、背面図のつもりで説明したのですが、背面という言葉が適切でなかったのかもしれません。次は裏面図とでもしようかと思います。
また、3つ並んだ像が少しずつ違うのも、残念です。「同じ人物の同じポーズを、正面、側面、裏面の3つの3D画像のセットで示しなさい」と入力した方がよいかもしれません
塑像のための参考にするなら、塑像のための参考画像とでも書いた方が適切な画像が出てくるかもしれません。
しかし、全体として画像のクオリティーは高いです。
現在のインドの14億の人々の思い描く一般的なクリシュナ像に近いのかもしれません。
《 追記 》 Copilotに相談して説明文を作りました。「塑像の参考に使うため、若く美しい男性のクリシュナ像を作成してください。像は立ち姿で横笛を吹いており、正面、右側面、左側面、背面の4方向から見た画像をセットで生成してください。それぞれの画像は、同じポーズと人物を保ちながら詳細に描写してください。特に立体感を強調し、陰影をはっきりと表現してください。」。完ぺきな説明文だと思われたのですが、出来上がってきたものは同じ方向からの像が4つ並んだものでした。
出来上がってきた像
「同じポーズと人物を保ちながら4方向から」というハードルは、思いのほか高かったようです。
たぶんこれまでの画像は、立体的ではありますが、3D画像データから作っているわけではないのでしょうね。写真のような陰影を付けた2D画像だったということだと思います。したがって、「同じ物体をいろいろな方向から見る」という要求に応えることは今のところ難しいのだと思います。もちろん「思います」であって、すぐにできるようになるかもしれません。
せっかくなので後ろ姿の画像も作らせてみました。
Microsoft Designerは面白いですね。クリシュナの画像がたくさんたまりましたので、これで何かしたいと思います。
《 馬頭観音座像 》
馬頭観世音菩薩の座像を描かせてみました。
「馬頭観世音菩薩の座像を3D画像で、詳細に作成してください。顔は興福寺の阿修羅像のような感じです。顔は3面あり、牙があります。頭には小さい馬の頭が乗っています。腕は3セット(6本)です」。最初はこの説明文で作成させましたが、恐い馬の顔が強調されてしまったようで、良いものはできませんでした。
次に、「人間の顔で顔が正面と左右の計3面ある、興福寺の阿修羅像のような顔をした馬頭観音の座像を3D画像で作成してください」という説明にして作成させました。
馬頭観音あるいは馬頭観世音菩薩という言葉はクリシュナに比べると、このAIにまだほとんど認知されていないようです。それで一般的な?観音菩薩の座像として生成されました。
「興福寺の阿修羅像のような」という言葉もどの程度理解されているのかわかりません。ですから、出来上がってくるものが私の期待と異なってしまうのは仕方ないでしょう。
2枚目の像は今風の観音様の像としては雰囲気をよく出していると思います。