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如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

那須岳(茶臼岳)

2025-05-26 18:35:43 | 登山・ハイキング


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

Aが登山口の駐車場です。
B地点は峰ノ茶屋跡の避難小屋です。ちなみにB地点の標高は1725mですから、ロープウエイの山頂駅よりも45m高いです。

朝日岳の方に進んだのですが、C地点で雪渓を見て撤退しました。

茶臼岳山頂への登山道はよく整備されています。ただし、火山堆積物の間の登山道ですから、上部の岩が崩れる危険はいつもあるように感じます。
D地点が茶臼山の山頂です。

今回は山頂で無線を1時間半もしてしまいました。
下山は来た道を戻りましたが、時間があったので、E地点のベンチの所まで行って休憩してから下山しました。

以下は写真です。


  麓から見上げた茶臼岳
不思議な形をしています。一度は登っておきたくなります。


  駐車場(A地点)
標高が1460mあります。したがって茶臼岳山頂までの標高差は450mくらいです。
写真には朝日岳がきれいに映っています。


  標高のわりに樹木が少ないです。


  登山道のこの辺りは、風が強かったです。風が集まって通り抜けていく場所なのでしょう。
天気はわりあいに良かったです。
事前に調べた天気予報では、日本気象協会の天気予報と「NHK あなたの天気」は午前中晴れ、「てんきとくらす」の山の天気では一日曇りでした。「てんきとくらす」の山の天気では、いくぶん風が強いという予報でしたから、それは当たっていました。


  剣ケ峰と朝日岳


  避難小屋付近から見た茶臼岳


  C地点の雪渓
この雪渓を見てなんとなく不安を感じたので、ここまでで撤退することにしました。チェーンスパイクは持って来ていたのですが、風が強かったりして気分が乗らなかった感じです。


  茶臼岳の方に少し登って、振り返って見た風景です。


  ここは、ロープウエイの山頂駅からの道との合流地点です。
山頂駅から実際の山頂までの標高差は200mあります。


  三角点の所から見た下界
いくらか靄がかかっている感じです。


  山頂付近


  西に見える雪の残る遠くの山々
高い山にはまだ雪があります。


  山頂から見た朝日岳方面


  山頂のくぼ地
くぼ地の直径は長い所でも200mくらいです。

登って来た道を戻ります。


  E地点付近の橋


  E地点からの眺め


  E地点のベンチ
このベンチで休憩してから戻りました。


  登山道に咲くタカネザクラ
写真の左に写っているのはロープウエイの山頂駅です。

今回の登山では、犬を連れた登山者を多く見ました。犬はけなげです。文句も言わずにせっせと歩いています。

山頂からの無線は良好で、430MHzで主に八王子市から成田市の方面で16局と交信しました。


布引観音⇒浅間高原シャクナゲ園⇒駒髪山

2025-05-16 19:06:55 | 登山・ハイキング

◎今回は浅間高原シャクナゲ園に行ってきました。アズマシャクナゲがたくさん見られるところとしては、この辺りでは十文字峠が有名ですが、もっとお手軽に車で行ける場所として、この嬬恋村の「浅間高原シャクナゲ園」があります。
◎布引観音は小諸市にあるお寺です。絶壁に建てられた観音堂が有名です。「牛にひかれて善光寺参り」の舞台とも言われています。先にこちらに行きました。
◎駒髪山は帰り道の二度上峠で無線のために登った山です。峠からさらに100mくらい登ります。

《 布引観音(小諸市) 》
布引観音は上信越自動車道の小諸ICからさほど遠くない千曲川の対岸にある寺院です。寺院の名前は布引山釈尊寺です。
私がこのお寺を知ったのはつい最近のことでして、実はヤフオクに「高村光雲の木彫彩色の布引観音像」というのが出品されておりまして、「布引観音」とは何かと思って調べたらここが出てきたのでした。
「牛にひかれて善光寺参り」という言葉は子供の頃から聞いて知っていたのですが、それがどんな意味かも知らずにいたので、行ってみる気になったのであります。なお参道は山道なので、山歩きに適した靴が必要です。


参道入口


「牛にひかれて善光寺参り」のお話(部分)


  崖下の道を登っていきます。新緑がきれいです。


  石仏もたくさん見られます。


  牛岩です。そう言われれば、牛に見えないこともないです。



  釈尊寺に到着しました。駐車場からの標高差は100mくらいです。所要時間は20分+αです。


  境内から見た観音堂。なかなか立派なお堂です。
江戸時代には善光寺参りの善男善女が立ち寄ったのではないでしょうか。


  案内してくれた猫さん。
本堂の前で会ったのですが、観音堂まで先を歩いて案内してくれました。ありがたいことです。


  「ついて来てるか」と振り向く猫さん。


  観音堂へは、隧道を抜けていきます。



  

  観音堂に到着です。


  観音堂の内部


 浅間高原シャクナゲ園 》
布引観音から浅間高原シャクナゲ園へは、地蔵峠経由で行きました。車坂峠よりも道がよさそうだったので地蔵峠にしたのですが、実は車坂峠から嬬恋村側への道は5月20日頃まで冬季閉鎖のようです。


  浅間山の北側は広い畑作地帯です。


  案内板を頼りになんとか到着しました。カーナビはあまり当てにならない場所のようです。【種苗管理センター嬬恋農場から 車坂峠の間】がまだ冬季通行止めで、その道が通れません。それで、案内板に従って農道のような道を走りました。ちなみに、帰り道についても案内板が設置してありまして、往路とは別ルートになっていました。


  園内MAP(下が北です)
シャクナゲ園は斜面に作らています。標高差はいちばん上まででも100mくらいだと思います。ここも山道のような道です。
今は、アズマシャクナゲが見頃でした。


  つぼみもありますが、すでに色あせている花もありました。





  かなり広いです。
スッキリ晴れていれば、草津白根山方面がよく見えるはずです。




《 駒髪山 》
長野原町北軽井沢から倉淵へ抜ける二度上峠にある山です。
無線でもしなければわざわざ登るほどの山ではないと思っていたのですが、平日にもかかわらず、私が山頂付近にいる間にふたり登山者が来ました。ついでに登っておきたい山なのかもしれません。


  二度上峠の車道からりっぱな階段が出来ていて、上に鳥居もあるので、登ってみたくはなります。


  左から雨坊主山・角落山・剣の峰
先ほどの階段を登ると、こんな景色が見えます。


  普通の山道です。

  山頂の石宮。後ろに浅間隠山が見えています。しかし葉が茂れば山頂付近からの展望は期待できません。

山頂からの電波の飛びは、まずまずでした。標高1483mあるので、剣の峰や角落山の上を越えていけるはずです。

  二度上峠からの浅間山。
浅間山の山頂から煙のようなものがたなびいていますが、たぶん雲だと思います。浅間の噴火口からは、火山性のガスが上がることもあります。ただ最近は静かなので、こんなにたくさんは出ていないだろうと思いますが、わかりません。
浅間山は1973年に中規模噴火をしており、その後も小規模ながらマグマ噴火を繰り返しています。突然噴火する可能性は充分にある山です。