如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

スピーカーにツイーターを追加する

2024-09-15 17:52:23 | 音楽

もうずいぶん長い間次の写真のようなスピーカーを使っています。




使っているアンプはPanasonicのフルデジタルAVコントロールアンプSA-XR55。フルデジタルで評価の高かったアンプです。
デジタル音声信号を入力して5.1chまたはDualAmpで使っています。
サブウーファはDENONのDSW-33(写真の下の部分)。アンプ内蔵バスレフ型で15cmコーンユニットを1台に2個つかったタイプです。これを左右1台ずつ、ローパスフィルターとアッテネータを通さずに使っています。クロスオーバーは150Hzです。
フルレンジスピーカーはFostexFE127E(写真の上の部分)。12cm径のフルレンジです。クロスオーバー150Hzで使っているので、低音の信号は入っていません。フルレンジスピーカーは低域の信号を入れないでスコーカー的に使うと音が良くなります。
このほかに5.1ch用に横の壁に1個ずつ10cmフルレンジのスピーカを設置しています。
以上のシステムで、ずっと満足して聞いていたのですが、ふとツイーターを追加して見たくなりました。
理由の一つは、サブウーファのレベルをひとつ上げてみたのですね。そうすると、今度は高域が物足りないように感じてしまう。そんなものです。
もともとFE127Eは、その周波数特性を見るといくぶん高域が不足しています。単品のフルレンジとして使うのであればバランスが良く問題ないのですが、サブウーファで低域を延ばすと、その分高域も延ばしたくなるのです。


  FE127Eの周波数特性

ということで、手持ちのかなり古いツイーターFostexFT7RPを載せてみることにしました。
このRP方式のツイーターはFostex独自の方式です。音としてはリボンツイーターに近いと言われていたように思います。
実は何年も音を出していなかったのですが、いちおう使えるみたいです。


  FT7RPの外観


  FT7RPの周波数特性

これを1μFのコンデンサー1個で使います。インピーダンス8Ωなのでカットオフ周波数が20KHzくらいになります。
フルレンジにツイーターを追加するのであれば、こんな方法が無難だと思います。コイルやアッテネータはなるべく使わないようにしています。なお使ったコンデンサーは、昔買った岡谷のVコンです。
追加するツイーターによっては1μFでは高域が強すぎるかもしれません。その場合は0.68μFにすれば-3dB、0.47μFにすればさらに-3dBくらいレベルが下がるようです。
当然ツイーターを置く位置によって周波数特性は大きく変わるはずですが、測定器を持っているわけではありませんので、自分の好みの音??になるように前後に動かします。私はよく分からないので、正相で接続してユニットの振動面の位置を合わせる感じに設置しています。なお、20KHzの音波の1波長は17mmです。

ツイーターを追加して聞いてみると、ちょっとハイファイになったような気がします。昔の用語でいえば「音の粒立ち」が良くなって、リアルさが増した感じです。
とか言ってますが、もう私の耳もあてにならなくなりつつあります。家系的には高齢になると補聴器が必要になる人が多いです。
もうすでに私も、少しずつテレビの音量が大きくなっているかもしれません。いやホントに。ですから、まあいちおう聴こえているつもりでいるうちに、最後の悪あがきをしているということです。


Masukatto

2024-09-15 16:05:40 | 音楽

日曜日の昼、刑事ドラマの再放送を見ていたらエンディングに流れていました。


平原綾香が歌っても、玉置浩二の作品であることがわかると思います。
かなり官能的な曲ですが、エレガントに歌っています。
録音がいいので、ついつい音量を上げて聞きたくなる曲です。
ドラマは《警視庁特命刑事☆二人2》でしたが、女性刑事役の山本未来がとてもよかったです。


無題(討論会、通報者保護など)

2024-09-12 20:30:15 | Weblog

《 アメリカ大統領選挙テレビ討論会 》
日本時間2024年9月11日に行われたアメリカ大統領選挙テレビ討論会を見ました。
私に英語力はありませんから、同時通訳を見ての感想です。

ハリス副大統領の印象は、オバマ元大統領をイメージして練習してきたのかな、という感じでした。話の内容も、起業家や中小企業を支援し、住宅取得に補助金を出すとか、明るい未来をイメージさせる内容でした。
トランプ前大統領は、少し硬い感じでした。どちらかといえば防御する側だったように見えました。政策についての具体的な内容はほとんどなくて、ただ「現状は最悪だから、良い案ができたらそれをやる」というようなイメージだけのお話が多かったです。輸入品に大きな関税をかける話はしていました。
しかし結局記憶に強く残ったのは「ペットを食べられてしまった話」。もしかするとこれはトランプの得意な話なのかもしれません。たしかにインパクトだけはあります。
トランプは、流入してくる移民が治安を悪くするということをずいぶん強調していました。これは副大統領としてのハリスは何もしなかったではないか、ということにつながるわけで、トランプがハリスを攻撃する主要な論点はそこにありました。
「ロシアがウクライナに侵攻したのは、ハリス副大統領と彼女の上司がいかに無能であるかをロシアが知ったからだ」とも言っておりました。これには少しだけ同感してしまいました。
ハリスは、「トランプは真実でないこともたくさん話しますから、その点注意しましょう」というようなことを言って、注意喚起していました。確かにトランプの話には、根拠のはっきりしない大げさな話が多かったように思います。
今回の司会はABCニュースだったようで、わずかに民主党寄りだったのかもしれません。少なくとも2回くらいトランプの話の内容に訂正を入れていました。ペットを食べられた話と犯罪が劇的に増加している話についてです。

この討論会は、いくぶんハリスにプラスだったように思います。このあとは10月に副大統領候補同士の討論会が行われるようです。


《 公益通報制度 》

< H県職員公益通報制度(H県のホームページより) >
公益通報者保護法の趣旨に即し、職員等からの公益通報を受ける制度を創設し、法令遵守の徹底を図り、県民の公益の保護に資するとともに、組織の活性化、健全化を図ることにより、より透明で公正な県民に信頼される県政を推進します。
1.専用の受付窓口を設けるなど、秘密を守り、通報したことによって、通報者が不利益を受けることがないよう、事案の処理にあたっては、十分留意します。
なお、通報者の氏名、通報した内容など通報者個人が特定又は推定されることとなる情報は、情報公開条例及び個人情報の保護に関する法律施行条例上非公開の取扱いとなります。
2.通報事案に関する是正措置等の対応が必要な場合は、弁護士等外部の有識者の参画を得て設置する「公益通報委員会」に意見を聴取したうえで、是正措置等の対応について決定します。(end)

まだ出来立ての制度だからかもしれませんが、つっこみどころがありそうです。
いちばん気になるのは、是正措置等の対応が必要かどうかを誰が判断するのかが明確でないことです。知事や副知事をその対象とした通報は想定されていないようにも見えます。それで今回の場合、知事が是正措置の対応は不要と判断し、公益通報委員会は機能しなかったのでしょう。
それを考えると、通報者がマスコミ等に情報を送ったのも致し方なかったように見えます。

通報の内容は、聞こえてくる範囲ではパワハラとか贈答品とかの話らしいです。それだけなら、辞職しなければならないほどの内容とも思えないのですが、知事が犯人捜しを指示し、さらに通報者の処分をしてしまったこと、およびそれを今でも正当化し続けていることを考えると、職務の継続は難しいでしょう。
通報内容に知事や副知事の事が書かれていたのであれば、たとえその内容がどんなにくだらないものに思えても、知事は自分で動かずに委員会を招集し判断を委ねるべきでした。
また、内容がどんなものであっても「公益通報」として出されたのであれば、その内容に関わらず「公益通報」なのですから、基本的に通報者は保護されなければならず、それを理由にした処分は違法です。
今回の問題は、「本来知事が判断すべきでない事案を知事が判断してしまった」ということに尽きるように思います。それにしても、周囲に知事に強く意見を言える人がいなかったのでしょうかね。

《 追記 》 百条委員会の内容など、わかりやすい記事がありましたので、リンクを貼っておきます。

兵庫県の斎藤元彦知事、早期処分検討の指示「記憶ない」 百条委 - 日本経済新聞

告発された当事者である知事がもう一人の当事者である副知事に「誰がどのような目的で告発文を書いたのか徹底的に調査するよう指示」したようです。
それから消費者庁の公益通報ハンドブックを見ると「不正の利益を得る目的、他人に損害を加える目的その他の不正の目的で通報した場合は、公益通報にはなりません」と書いてあります。しかし通報すれば、それによって多かれ少なかれ誰かが不利益を被ることになる場合がかなりあるのではないかと思います。通報の目的がどこにあるかなんて誰がどう判断するのでしょうか。
今回の場合、当事者である副知事が通報者捜しをして、通報者と思われる人物が使っているパソコンまで回収して取り調べ
、どういう理由かはっきりしませんが公益通報ではないと判断したようです。これが容認されてしまうなら、今後だれも公益通報などしようと思わないでしょう。かりに通報者がいろいろな思いを持っていたとしても、その中に県政をよくしたいという思いがあったのであれば、それで充分に公益通報に値すると思います。


「密教とは何か(松長有慶)」より

2024-09-04 19:27:06 | Weblog



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「密教とは何か(松長有慶)」より

 -(前略)-
 弘法大師は『弁顕密二教論』のなかで、秘密の意味を二つに分けておられます。受け取る側の能力に応じて公開する秘密を如来の秘密といい、受け取る側の宗教体験のあるかないかによって理解できるか、できないかがきまる秘密を、衆生の自秘と名づけられています。密教の秘密という言葉の本当の意味は、衆生の自秘にあるとみてよいと思います。
 < どのようにすればものの奥底を見通す目が持てるか >
 ものごとをうわべだけの姿や形にまどわされないで、核心を衝く見方は、どのようにして身につくのであろうか。本を読んだり、すぐれた人の話を聞いたり、荒行をやったり、そういった知識とか苦行をいくら積み重ねても、直接、本当のものを見通す目はできてきません。われわれが日常生活をおくるとき、大小とか、善悪とか、高低とか、優劣とか、こういった対立的な見方を基礎にして、判断を下している。ところがこういった相対的な観点からものを見るだけでは、ものごとの本当の姿が見えてこないのです。対立したものの考えに支配されず、大局的に全体を見通す立場から、すべてのものの相互の繋がりのなかで眺めることによって、ものの本質が見えてくる。-(中略)-
 現実世界だけでなく宗教的な生活のなかでは、さらに一段と高い仏さまの立場からものを見る目を育てなければならないでしょう。
 密教の根本のご本尊である大日如来とは、このような日常性を越えた目をもった仏さまであります。大日如来は過去、現在、未来を通じて永遠で、しかもあらゆるところにいらっしゃる普遍的な仏さまで、宇宙全体を包みこんだ大きな命の根元といってよいでしょう。仏教では現実世界にあるものは、永続的な実体があるものとはみないで、それはもともと空なのだと説きます。密教ではこのような空の境地を、本不生といいます。つまり過去、現在、未来と通じて、生じたり滅したりすることの本来的にないことが空であり、それだけにそこは時間と空間に支配されない自由自在な働きの可能な場所でもあります。それは大日如来そのものであり、大宇宙の大きないのちのもとといってもよいでしょう。この場合、いのちといっても、母胎から生まれ、やがて死んでいく人間とか生きもののいのちではなく、生物、無生物を含めた大自然が本来もっている宇宙的な規模のいのちを指す言葉なのであります。
 こうした観点からすれば、現実世界の一切のもの、人間とか動物、さらには山川草木にいたるまで、すべてがこの宇宙のいのちの一部であることがわかります。われわれの肉体も精神も、自分一人だけのもののように思いがちであります。けれども自分も他人も、鳥も獣も、もともと同じ宇宙のいのちのあらわれなのです。
 我々一人ひとりのいのちが、宇宙の大きないのち、大日如来のいのちの一部であるとともに、われわれ個々の存在の中に、如来の大きないのちが宿っている。こういった関係は、われわれの日常使っている論理でもって、納得のいく説明をえるのは困難なことです。それは理性の働く理屈の範疇ではなく、宗教的な直観の領域だといえましょう。
 仏教ではこうした直観を、瞑想によって身につけます。禅定とか瑜伽といわれるものがそれに相当します。-(後略)-

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 この本の出版当時、著者は高野山大学の教授にして、真言宗の伝灯大阿闍梨ということです。
中公文庫の200ページくらいの文庫本です。そのなかで、この部分がいちばん真言密教の本質に迫る部分だったかなと思いコピーさせていただきました。こういう内容をこのようにわかりやすく説明している文章はなかなかありません。
 この文章の大日如来をブラフマンに置き換えてもほとんど違和感がないと思います。ただ仏教ですから「空」の概念との関係が書かれています。『空の境地は本不生であり、空は大日如来そのものである』と書いてあるようにみえます。
 終わりの方に『宗教的な直観の領域』とありますが、最新の物理学の宇宙観がこのような世界観にかなり近いものであることを考えると、これを理解するのにかならずしも宗教的直観に頼る必要はないのかもしれません。
 瞑想は自分自身を知るために有効であり、自分を知ることが宇宙を知ることにつながるということだと思います。
 それから『仏さまの立場からものを見る目を育る』とあります。これはよい言葉でした。1段も2段も3段も高い視点から自分を見、世界を見ることができれば、この世界は空であり、まさに大日如来そのものなのかもしれません。


のろのろ台風10号

2024-08-29 21:13:41 | Weblog

 速度の遅い非常に強い台風10号が九州の南海上にあります。風も雨も怖いです。
わが家は風に弱いです。もともと強風が吹くことを想定しておりません。したがって10m以上の風が吹くと問題が発生します。たとえば、いまだに納屋の北側は障子です。紙を貼った障子ですからね、やばいです。今はプラスチック障子紙を両面テープで貼ってありますが、強い風で剥がれます。ほかにもいろいろ脆弱な箇所があります。しかしさいわい私の住む関東内陸の山間部は台風の直撃もないですし、あまり強い風は吹きません。

今年は、雷が少なかったです。周囲に雷雲は発達しているのですが、雷雨は局地的なものなので、微妙にわが家のあるあたりを逸れて通り過ぎるようです。雨雲レーダーを見ていると、栃木県や神奈川県・東京あたりに、頻繁に雷雲が発達して、南国のスコールのような雨を降らせているようです。

南海トラフ地震の注意情報が出ていました。これは「大きな地震が発生した直後は通常よりも地震の発生確率が数倍高いというデータがあるから、地震の備えの再確認をお願いします」という程度のものなのだと思います。しかし、気象庁が会見を行ってこういう情報を出せは、当該地域の自治体は反応するわけで、一部の海水浴場が閉鎖になったりしたようです。
この注意情報は「大きな地震が起きるとその後1週間くらいは、再び同程度かそれ以上の地震が起こる確率が普段より数倍高まる」というだけのことでして、これは以前から地震が起きるたびに必ず注意喚起されていたことです。今回の地震もその震源が南海トラフ地震で想定される震源域の範囲内という以外は、特別なことはないのですけどね。
特定の地域の地震に注意が向いていると、想定外の場所で大きな地震が起きるというパターンを、今まで何回も繰り返してきているので、この次日本のどこで地震が起きるかは、結局誰にも全然分かっていないということです。わが家も大きな活断層の上にあるようです。動く確率は非常に低いですが、大きな活断層なので、動くと直下型の大地震になるらしいです。

ウクライナとそれからガザの戦争については、もうあまり書きたくありません。
一度戦いが始まってしまうと、どの為政者も負ければ責任を問われ、ほぼすべてを失い、命の危険すらあるのですから、基本的に勝つまで戦争をやめようとはしません。さらにネタニヤフの場合は戦争が終わると自らの政治生命が危うくなるという個人的?な理由で戦争を継続しているという話もあります。人の命をなんだと思っているのかということです。
プーチンにしても、自国に攻め込まれた状態で停戦交渉に応じるとは思えません。ロシア国内が動揺してプーチンの立場が危うくなることを期待しているのかもしれませんが、今までの経緯を見るとプーチンは充分にしぶといです。
ハマスが停戦交渉に応じていません。これは、今回の停戦交渉にアメリカが大きくかかわっているらしいので、やむを得ないのかもしれません。アメリカは明らかにイスラエルを支援していますし、空母数隻を含む艦隊を中東周辺に送って圧力をかけています。停戦交渉の仲介を公平にできる立場の国ではありません。当然イスラエル寄りの条件を提示しているはずです。
そんなこんなで、現在西太平洋にはアメリカの空母が全くいないのだそうです。軍事的には中国にチャンスがあるということです。
通常であれば西太平洋にはアメリカの空母が2隻くらい配置されているようなのですが、もしその空母が存在していたとしても、東アジアの地域では現在は中国軍の力の方が上回るらしいです。艦艇の数でも航空機の数でも中国が上のようです。ここ30年くらいで中国の通常兵器での軍事力は非常に強力になりました。
今、日本の国会議員団が中国を訪問していますが、こういうことはとても重要なことです。いろいろな情報交換のパイプを用意して両国の関係を安定させておかないと、いつかアメリカにこの地域をかき回される危険性があります。アメリカは中国のこれ以上の台頭を望んでいないようです。ウクライナを使ってロシアを消耗させているように、中国の力も何らかの方法で削ぎたいと考えていても不思議ではありません。
中国は、宇宙開発でもアメリカに追いつきつつあります。アメリカは最近NASAの話題が少ないですし、アメリカが政府予算を投入しているボーイング社のロケットはトラブっています。それにひきかえ、中国は独自の宇宙ステーションをすでに完成させて、宇宙飛行士を常駐させているようです。また月の調査においても充分に欧米と肩を並べているようです。14億人を一党支配している国の力はものすごいものがあります。もし仮にアメリカ国内に大きな問題が発生して、国外の事案に関わる余裕がなくなれば、世界の勢力図は一気に中国色に塗り替わってしまうかもしれません。

話は変わりますが、小学3年生に聞いたら、今は3年生から英語の授業があるのだそうです。週に2時間で、外国人が指導しているらしいです。
語学の学習は早ければ早いほどよいのでして、もっと早く小学校1年から始めるべきですし、英語という科目のほかに、たとえば算数の教科書は最初からアメリカで使っているものをそのまま使うというようなことが必要なのではないかと思います。
日本で生活しているとどうしても日本語なんですね。それでも今はYouTubeもあるし、音質の良いAFNのストリーミングもあるので、学習環境はずいぶんよくなっています。
子供たちは普段どのようなコンテンツで英語に接しているのでしょうか。英語のアニメとかいいですよね。YouTubeを探すと日本のアニメの英語吹き替え版がたくさんあったと思います。それから、英語ほどではないですがこれからは中国語も必要なのかもしれません。しかし、世界の共通言語としては、絶対的に英語なのでして、間違っても中国語になることはないでしょう。
日本がここ30年以上停滞してしまって、世界から取り残されガラパゴス化してしまった最大の原因は英語教育の遅れだと思います。
日本人がどんどん世界に出ていき、世界から日本に優秀な外国人がどんどん入ってきて、世界に通用する商品を開発したり、研究をしたりする、そういう国づくりをしなければ、もうすぐ日本は4流国家になり、最終的には中国の辺境にある一属国になってしまいます。
今でもこの国の生産性はすでに世界で30位以下らしいです、と言いながら今確認したら、45位【2022年 1人当たり労働生産性(ILO統計)】でした。すっごいですね、45位です。最近は円安ですからもっと下がっていることでしょう。
なぜこうなってしまったかを考えると、英語教育の遅れのほかに、やはり政治システムの問題があるように思います。自民党が自分に都合のよいように作ってしまったシステムです。そして、そのシステムに適応できるのは、3代目4代目の小物の政治家ばかりになってしまいました。結局今は優秀な人材がまったく政治をめざしません。そんな立法府や内閣で国が良くなるはずがないのです。

そういう私も、もう新しいことをする気はなくて、とりあえず何とか生きていられればそれで良しとする、そういう生活をしています。いくらか地域のボランティアでもしながら、だんだん老いてボケてゆきます。

台風10号は九州に上陸したようで、私の住む関東内陸部もはっきりしない天気が続いております。今晩は少し強い雨が降っています。天気予報では明日明後日も雨みたいです。大丈夫かな。

ここまで書いたところで下書きにして寝てしまいましたが、今日も台風はまだ九州にあるようです。ただ勢力は994hPaに縮小しました。この台風が過ぎれば、来週の後半くらいから秋晴れがやってくるかもしれません。そうしたら、山へハイキングに出かけましょうかね。


パリオリンピックが始まりました

2024-07-31 07:59:59 | Weblog

ブログを書くようになってから何度目のオリンピックでしょうかね。北京・ロンドン・リオ・東京・パリ。
今回のオリンピックで感動して繰り返し見ているのは、谷川萌々子のロングシュート。ブラジルのディフェンダーは疲れてしまったのか足を痛めていたのかパスが不正確になっていました。
あとで谷川のいろいろな動画を見ましたが、正確で強力なシュート力を持った実に魅力的な選手です。現在スエーデンで活躍しているようです。
《 追記 》 谷川選手がアメリカ戦ではベンチにも入れず、しかも試合後の監督の話でもその原因が体調不良なのかケガの悪化なのかはっきりしたことを言わなかったので、余分に心配してしまいました。結局まだはっきりしないのですが、感じとしてはコロナのような感染症がチーム内で流行ってしまい、谷川も体調を崩してしまったのではないかと推測しています。コロナによる症状の出方には個人差がありますし、コロナの感染力自体は今でも衰えていません。以前から左足も痛めていたようなので、無理をさせなかったのは正解だと思います。谷川はこれからのなでしこを牽引するであろう逸材です。
オリンピック自体にそれほど興味は湧きません。オリンピックを特別な晴れ舞台と位置付けている競技もあるようなので、あっさりとやめることはできないでしょうけれどもね。しかしたとえば、セーヌ川を泳がせるなんて非常識にもほどがあるように思います。選手を泳がせるなら、その前にパリオリンピック協会のお偉いさんたちが1日ゆっくりとセーヌ川で泳いでみて、セーヌ川の水質を自分の肌と口で確認してみてほしかったですね。

さて、16年前の北京オリンピックの頃は何をしていたかなと思って、古いブログを見たら、シャーリー・マクレーンの言葉がありました。いろいろ思い出せせてくれる文章なので貼っておきます。なおこの文章自体は1986年のものです。

 《 アウト・オン・ア・リム(シャーリー・マクレーン)より「日本の読者の皆様へ」 》
 私たちの生きているこの世界はとても面白い時代にさしかかっています。特に天なる神と内なる神の光と愛に共鳴できる状態にいればなおのことです。

 私たちの人生に起きてくる悲劇的な事件でさえ、確かな理由があって起こっているのです。その確かな理由というのは、私たち一人ひとりの成長のために必要だからこそ起こっているということなのです。もし自分の人生は自分の内なる神を経験するためのものだと常に忘れないでいるならば、私たちの人生は輝きに満ち、一見悲劇に思えることも、実は悲劇でないのだとわかるのです。

 今までに私が学んだ最も重要なことは、この世に現実など本当は存在しないということです。私たちが現実として見ていることはすべて、私たちがそれをどうとるかという認識の問題だとわかったのです。人生をどのように認識しているか、その認識のしかたこそがすべてなのです。いいかえれば、私たちの人生は私たちの見ている世界そのものによって決まるのではなく、自分がどのように世界を見ているかによって決まるのです。だからこそ、前向きで実り多き人生は、私たち個人一人ひとりの生き方にかかっているのです。自分こそが自分の人生の実現者なのです。また自分こそが自分の先生なのです。あなた自身が神であることに気づいてください。あなた自身が愛です。あなた自身が光なのです。そして私たちの自由意思こそが、自分の内なる神のすべてを発見していく、“学びの道”なのです。

 私たちは、内なる神の存在を生まれながらに知っているのです。その知恵をどうぞくもらせないでください。自分を信じ、生まれながらにうちに宿る愛と光を信じてください。そうすれば、あなたの人生そのものが愛と光になるでしょう。

 神の国はあなた自身の内にあります。先生は他の誰でもない、あなた自身なのです。他人を先生とあおぐのはやめましょう。他の人を崇拝する必要もありません。すべてはあなた自身です。あなたは今のままで完璧です。あなたは神とひとつなのです。

 私から皆さんに愛と光をお送りします。
                    1986年4月14日              シャーリー・マクレーン

この頃と比べると今の方が、世界は明らかに悪い状況であるように見えるのですが、何なのでしょうかね。理想とはかけ離れた現実が襲い掛かってきて、つまりロシアが侵攻し、イスラエルが侵攻して、それをやめさせることができないでいる。プーチンもネタニヤフも、「現代のヒトラー」と呼ばれたりしているにもかかわらず、外遊して言いたいことを言っています。結局「力が正義」のように見えてしまっています。そんな権力者同士の戦争に巻きこまれて、体の一部を失ったり死んだりしている子供たちに、この言葉は有効なのでしょうかね。
まあ、別の次元の話と言えば、それまでですが。

《 追記 2024/08/17 》 パリオリンピックが終了しました。大きな事故もなく何とか無事に終わりました。大きな紛争が複数起きている中でのオリンピックでした。
今回のパリオリンピックでフランスのイメージが若干変わったかもしれません。美化されたフランスのイメージが削られて現実のフランスが少しばかり顔をのぞかせたということです。
今回のオリンピックでいちばん驚いたのは染色体がXYの人が女性として出場し、メダルを取ってしまったことです。ほとんどの競技を男女で分けているのは、男女に明らかな体力差があるからなのですから、たとえ心が女性であっても身体が(つまり遺伝子的に)男性であれば、男のカテゴリーで戦ってもらわないと、今後いろいろな競技で騒動が起きるのではないかと思います。
医学的なことは詳しく知りませんが、XYは当然男ですし、XXYYやXXYのようにY染色体を持っていれば、その人は競技では男に分類すべきなのかなと思います。
「オリンピックではパスポートの性別で性別の区別をする」というルールを変更すればよいだけです。全員調べる必要はないのでして、「自国他国を問わずどこかの国のオリンピック協会から要望があった場合はIOCが責任を持って染色体の検査をして判断する」と決めておけばそれで済むことです。これは差別でも何でもありません。どんな競技にもルールは必要であり、出場資格もその重要な項目です。
これに比べるとクライミングの森選手の手がホールドに届かなかった件は、もうちょっとむずかしいです。どんな競技でも身体の大きさや背の高さが有利に働いたりするものです。それで種目によって出場する選手の体形が似ているわけでして、あるいは体重でクラス分けをしている種目もあります。ですから、クライミングという競技を今後どのような競技として発展させてゆくのかを関係者でよく協議して、それに沿って競技のルールを作ってゆくことになります。

それから、閉会式について。実はこのブログを書くのであらためてハイライトを見ました。ハイライトを見て、フィールドに作られた無機質の変な形のものが大陸の地図だと初めて知りました。説明がなければ何が何だかわかりません。あの金色のハエ男が「ゴールデンボイジャー」というキャラクターだということも今回ニュースを調べて知りました。しかし、まあ何が何だか、説明がなければわからないものだらけです。登場したミュージシャンもなんだかなぁという感じでしたね。
開会式はダラダラと時間ばかり長くて、途中で見るのをやめてしまいましたが、閉会式も似たようなものだったようです。オリンピックも、やり方をもっと改善しないと開催国が出てこなくなりそうです。
もちろん日本は少なくともしばらくはやらないでしょう。「おもてなし」の日本は選手受けが良かったみたいですが、お金を湯水のように使って、結局誰が得して誰が損したんでしょうかね。収支とか損益とか、どうもはっきりわからないので困ります。


野反湖のニッコウキスゲ

2024-07-24 04:21:11 | 登山・ハイキング


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

野反湖にニッコウキスゲを見に行きました。
行ったのは2024年7月22日です。
ヤマレコの写真を見ると今年の花のピークは7月6日から7月13日頃だったようです。
ということで、ピークからは1週間以上過ぎているのでしょうが、まだ花はたくさん咲いていました。

なお、野反湖からの帰りにチャツボミゴケ公園に寄りました。

以下は写真です。



  ヤナギラン


  マツムシソウ


  コオニユリ


  コマクサ園から見た富士見峠(野反峠)と弁天山


  コマクサ

コマクサの花のシーズンは終わりですから、花が少ないのは仕方ないのですが、6月に来た時より株の数が少なくなっているようで気になりました。


  ハコネギク


  ハクサンフウロ


  ハクサンフウロとニッコウキスゲ


  定番の写真ですが、シーズンの終わりで、ちょっと花の数が少ないです


  ニッコウキスゲと八間山


  弁天山の山頂

いちおう無線もしました。430MHzで3局、2mで2局でした。


  白根山

この写真はE地点から写したものです。E地点は白根山方面が開けていて眺めの良い場所でした。


  再び富士見峠に戻ってきました


  設置されている案内板(部分)

野反湖の湖畔へ下って、少し東岸を歩いてから、戻ってきました。


  東岸の花


  2024年のニッコウキスゲでした

《 チャツボミゴケ公園 》

あまりアクセスのよい場所ではないのですが、草津や野反湖に来ると必ずこの名前が目に入るので、一度寄ってみることにしました。


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

今回歩いたのは赤いラインの所だけです。
INが公園への一方通行の入り口で、OUTが一方通行の出口です。
公園の駐車場は地点で、入園料は600円です。地点と地点の間をバスが往復していまして、無料で乗れます。それから、クマが出たそうで、徒歩で行くのは禁止になっていました。
バスは20分間隔で運行していることになっていますが、私は穴地獄バス停(地点)で30分以上待たされましたから、間引き運転する場合があるらしいです。

この地図は、チャツボミゴケ公園付近から大池を経て芳ヶ平湿原に至る登山コースの登山口周辺の地図になっています。
しかし、結論から言うと、チャツボミゴケ公園の駐車場にはAM8:45以降でないと入れませんので、早朝から歩き始めたい私には都合が悪いです。
この公園は【営業時間 8:45~15:30(4月~9月) 8:45〜15:00(10月~11月)】でして、この営業時間以外はゲートが閉まっているそうです。地図のINOUTの近くにゲートがありました。
それで、群馬県境稜線トレイルのマップを確認すると、この地図の右下の地点が登山口として使えるようです。
さらに、Googleマップのストリートビューを見ると、地点にもゲートがあって一般車両はゲートより中には入れないようですが、ゲート近くに駐車スペースはありそうです。ただしこれは実際に歩いた情報ではありませんので、もし行かれる場合は自分でよく調べてみてください。
なお、芳ヶ平湿原へ下から登るのであれば、草津温泉側の登山口から登るのが、道もよく整備されていて楽しいハイキングができると思います。

以下は写真です。


  バスの終点(穴地獄バス停・地点)にある案内板

ここには駐車場と書いてありますが、現在は一般車両は入れません。
なお、水池・大池への分岐は穴地獄の周回路の途中にありました。


  チャツボミゴケ公園の絵地図 (上が南西になります)

🅿と書いてあるのがバスの終点。バスの終点から西方向に遊歩道を300m歩くと穴地獄を周回できる木道があります。


  チャツボミゴケ?でしょうね


  説明版

チャツボミゴケのおすすめのシーズンはレンゲツツジの咲く頃?のようです。日差しに弱いので夏場は黒くなると書いてあります。


  穴地獄の奥の方です

河床からぶくぶくと湧いていました。


  説明版

戦時中、鉄鉱石は貴重だったので、長野原から太子駅まで線路を敷いて運び出したと書いてあります。採掘方法は露天掘りだったようです。閉山は昭和41年です。


  穴地獄

ここを流れている水は、もっと水量の多いいくつかの沢の水と合わさって、先日入浴した尻焼温泉の川の湯に至ります。


ドラマ「新宿野戦病院」

2024-07-16 07:54:52 | テレビ・映画

私はこういうドラマが好きです。
そのまま舞台に載せられるような、芝居がかった切れのある演技とセリフ。
どうせ虚構なのですから、何でもありでして、公序良俗の観点からはいくぶん問題があるとしても、そのような設定の中で、人間の本質が浮き彫りにされて見えてくるようにも思います。
どの俳優さんもうまいです。主役級の濱田岳や塚地武雅と、一騎当千の強力なバイプレーヤーで固めて、独特の世界を生み出しています。
こういったドラマが一般受けするかどうかは知りませんが、私は好きです。
結局、私はあまり洗練されたきっちりした世界では生きづらい人間なので、こういったいくぶん不安定な中でかろうじてバランスを保っているような世界にひかれるのかもしれません。
それから、英語のセリフが多いのはよいことです。発音がうまいとかヘタとかはどうでもいいのでして、英語が日本のドラマの中でたくさん使われるというだけで、充分に画期的なことです。

《 追記 》  あまり褒めたら、第3話はそうでもありませんでした。そうでもなかった原因は、ひとつは暗い性描写があったこと、暗いのは苦手です。それと、ストーリーがゴチャゴチャしてよく分からなかったこと。盛り上がりがなかったこと。それから、余貴美子演ずる母親?のイメージが予想とは違った感じだったこと。
あまり期待しないで見た方がよさそうです。余分な期待をするからその分がっかりするわけです。
それから、ふと思ったのは、私が韓国語を全く知らないこと。韓流ドラマを見ないこともあるのですが、本当に知りません。個人的には、アマチュア無線で韓国の人と話す機会もあるので、あいさつとか、断片的でもいいので慣用句とか、少しは知っているとよいと思いました。お隣の国ですからもっと知る努力が必要です。そのためにもまず言葉ですよね。

《 追記 》 第9話。8月の最終週です。主な展開としては、トオルがマイに振られたこと、およびヨーコが国家試験に合格したこと。たぶんこの二つがないと、これから先に話が続かないのだと思います。あとはカンファレンスを使った小ネタをいくつか。私はこういった小ネタが好きです。
サザンの主題歌もいいです。サザンの曲はどれもじっくり聞く曲ではないのですけど、醸し出す雰囲気は最高です。
それからエンディングに出てくる目玉焼き付きのドライカレー。作ってみたいです。もちろんドライカレーはいままでも自己流で作っていましたが、ちゃんとレシピを見て作ってみたいと。それから目玉焼き。コルステロールが気になっていた時に卵をやめて、それからもう十年以上たちます。たまには買って食べてみようかと、ふと思ってしまいました。卵は目玉焼きにして醤油を垂らすのが、いちばんおいしい気がしますね。
なお、このドラマになぜかよく登場するペヤングは食べたいと思いません。あのタイプの焼きそばであれば日清UFOが好みです。
さて次回からは、パンデミックの話らしいです。

《 追記 》 最終回は大団円で終わるのかなと思って見ていたら、そうはいきませんでした。医師法違反を放置するわけにはいかなかったらしく、院長とヨーコは逮捕されてしまいました。
そしてヨーコは病院から去ってしまったのですが、残った医師たちはヨーコに感化されていたので、その後も何とか病院を維持しています。そしてヨーコ本人は国境なき医師団のようなテントで医師をやっているようでした。日本の医師免許はもしかすると失ったかもしれませんが、アメリカの医師免許は持っているわけです。ということで続編は作れないかもしれませんね。すでに2027年の話にまで進んでしまっていますし。


しそ味噌

2024-06-30 14:37:52 | Weblog

冷蔵庫の中で味噌が古くなってきたので、クルミ味噌を作ろうかと思ったのですが、畑に青じそがあることを思い出して、しそ味噌を作ってみました。
ふきのとう味噌やクルミ味噌を作る場合は、鍋で材料を炒めてちゃんと作っていたのですが、今回はシソなので、茶わん蒸し用の大きめの茶わんの中で材料をよく混ぜ合わせて電子レンジで加熱調理して作りました。

《材料》
  ◎青じその葉:みじん切りにします。
  ◎みそ:減塩だし入りのものを使いました。
  ◎みりん:味噌と同量以上入れました。
  ◎砂糖:砂糖を入れると固まりやすくなるような気がします。入れすぎると固まりすぎますから、適量を入れます。
  ◎オリーブオイル:いちおうエクストラバージンオイルです。ゴマ油とかお好みで。あまり入れすぎない方がよいです。
  ◎一味唐辛子:お好みで

以上の材料をしっかり混ぜてから、電子レンジで充分に加熱します。完全に沸騰して水分をいくらか飛ばすくらいの感じです。量によりますが、150Wで15分とか。
簡単に作れるので、少量ずつ作ってみて、だんだん好みの味にしてください。
青じその使い道が増えてよかったです。


《 家庭菜園 》
◎ 今年はジャガイモを作れなかったのですが、近所からキタアカリをいただきました。これが、おいしくて驚きました。今までほとんどダンシャクしか作ったことがなかったので、ジャガイモとはそういうものだと思っていたのですが、キタアカリは全然違いました。来年は私もキタアカリを作るつもりです。

◎ サツマイモは、昨年金時を作ったのですが、甘くない上に収量も少なく失敗でした。その前の年も金時芋だったのですが、それは甘かったので、そうへんがよくわかりません。ただ、資料を見ると金時芋はベニアズマよりもさらに甘さが弱いらしいので、一昨年の金時芋が別の種類だったのではないかと思っています。
私の住む地方で昔から作られているのはベニアズマなのですが、飽きてきたのでいろいろ試しているわけです。
今年はウイルスフリーのベニハルカを作っています。ベニハルカにしたのは、茨城の焼き芋屋さんが作ったというベニハルカの焼き芋を食べたら非常においしかったからです。
今のところ順調に生育しているようなので期待しています。

◎ 落花生。ジャンボ落花生?です。ポット播きにしたらあまり発芽率が良くなくて、25株くらいしかありません。来年も作るとしたら、畑に直播きしてネットでカラス対策しておいて、成長したら植え替える方がよさそうです。

◎ 小玉スイカ。昨年は自然に発芽したものから結構たくさん食べることができたので、今年は苗を買って作っています。スイカも動物にかじられるので、悩ましいです。小玉スイカは小さいので、熟す前に金属のカゴをかぶせて対策します。カゴはダイソーで適当なものを探しました。ダイソーはすごいです。探すといろいろな物があります。

◎ 思い出しました。もう7月になるので、9月頃から収穫するインゲンの種を播く時期です。インゲンは気温が高いと実を付けません。梅雨にうちに種を播いて、暑い時期に枯らさなければ秋に実を付けると思います。

◎ 家庭菜園ですから、いい加減にやっているので、なかなか良いものはできません。秋に作るのは、ブロッコリー・大根・ホウレンソウの予定なので、早めに畑の準備をしておきたいです。


映像が信じられない世界

2024-06-29 08:23:04 | Weblog

数多くのフェイクニュースやフェイク動画が溢れるようになって、何を信じていいのかわからなくなりつつあります。
こういった偽情報が世論に与える影響は計り知れません。
今やどれほど信頼できそうな報道機関からの報道であっても、複数の情報源を比較検討してみる必要を感じます。すべてを疑えと言うわけではありませんが、気になったら調べる労力は惜しまない方がよさそうです。
特に問題を感じるのは、戦争についての情報です。ニュースに動画や写真が付いていても、それが本物かどうか、とりあえず疑うべきです。戦争はまさに情報戦ですから、どんな映像も鵜呑みにしない方がよいです。
本物よりもリアルな動画をいくらでも簡単に作ることができる時代です。

選挙についても状況は似ています。選挙の場合にはニセの動画はまだ少ないようですが、アメリカの大統領選挙関連ではそういった動画も出てきているようです。これは報道機関ではなく個人が情報発信できるサイトから出てきているようです。
そうなると、有権者が普段どのような情報源に接していて、何から影響を受けているかということが重要になってきます。

ちなみに、私の場合は、Googleニュースが中心です。Googleニュースといっても、実際は様々な報道機関からの情報を何らかの基準で選択して表示しているものです。その基準がどんなものかわからないのですが、私には合っているように思います。
国内大手の新聞社の記事はほとんど有料なので初めの部分しか読めないのですが、ニュースですから初めの数行を読めば、あらかたはわかるものです。詳しく知りたい時は関連した別の記事を探すことになります。

そういえば、NHKで放送されていた都知事選の政見放送を偶然見てしまったら、とんでもないものが放送されていました。あれは、子供に見せてはいけないものだと思いました。政見放送ですから、NHKに全く責任はないのですが、人々を不快にするるだけの悪夢のような映像が流れていました。
自由は最大限確保しておくべきだと思うので、法で規制したくはないのですが、崩れてしまった日本人の倫理観をなんとかできないものでしょうかね。
倫理観で思い出すのは吉田松陰の人となりについて松陰の妹が語っていたことです。『①自分の良心に正直であること②まず他者のためを考えること』このふたつです。このふたつが基本なのだと思います。良心とは陽明学でいう良知のことでして、自分の中にある良知という判断基準に対して「正しくまっすぐであること」が第一です。良知は元来備わっているものなのですが、生活の中でだんだん錆びついて曇ってきてしまうらしいのです。だから自分の良知を曇らせないようにすることが重要になります。②はその通りです。他者を幸せにすると自分も幸せな気持ちになります。他者を幸せにしたつもりなのに自分が惨めな気持ちになっていたとしたら、その過程のどこかの判断基準が正しくなかったのです。本当に相手の立場に立って考えたのか、自分が感じている惨めさは本当のものなのか、いろいろな角度から見直してみるとよいと思います。

話を元に戻します。
事実である証拠のように使われている写真や動画が信じられないとしたら、どうすればよいかということです。
ニセモノの写真や動画は、たいてい相手を貶めるために使われます。これは写真や動画を伴わないフェイクニュースでも同様ですね。
そのほかの目的としては、YouTubeなどでアクセス数を稼ぐことを目的として使われることがあります。なぜか人間というのは、そういう感情を刺激する情報に興味をそそられるのです。悪意がなくても、それも倫理的にはアウトです。
結局どう対処すればよいかわからないのですが、自己防衛のためには、そういった情報に触れる中で、免疫力というか判断力を養うことでしょうかね。結局自分で判断するしかないわけですから。
あとは、まちがっても自分からはそういったフェイク情報を発信しないことです。
たとえば、私はABEMAの将棋チャンネルを見ますが、そのコメント欄には遊び心からのつまり冗談からの偽情報やなりすましと思われる投稿が見られます。コメント欄への書き込みのハードルがあまりに低いので、自分でも似たような書き込みをしてみたくなるかもしれませんが、軽い気持ちで面白半分で書き込んでももちろん倫理的にはアウトですし、書き込み内容が悪質であれば犯罪になります。

誰でも手軽に情報を発信できるうえに、フェイクの画像や動画がいとも簡単に作れてしまう、考えようによっては恐ろしい世の中です。人類はどこに向かっているのでしょうか。


歌心りえ - 「最初から今まで(冬のソナタ)」・「雪の華」 ほか

2024-06-28 06:02:07 | 音楽



2曲目の「雪の華」は、もう100回くらい聞いたかもしれません。
聞き手をくぎ付けにしてしまう力があります。
バックの演奏や録音環境もよいのだと思います。
YouTubeとUSBデジタルオーディオのおかげで、いつも良い音で聞けるしあわせを感じています。


次のような、リアクションの音声の入っていない動画も存在します。



さきほど「聞き手をくぎ付けにしてしまう」と書きましたが、この会場の独特の雰囲気は聞き手に依存するところも大きいわけです。表現者と聞き手の相互作用があって、はじめてこの奇跡のような歌唱が生まれたという気がします。

このような人が、日本でなかなか活躍する場を得られないとしたら残念なことです。

たとえば、カバー歌手としてYouTuberでやっていくとしたら、どのくらいのアクセス数が必要なのでしょうかね。二宮愛が頑張っていますが、英語の歌で世界から認知されないと、1曲で1千万以上のアクセスはなかなか難しそうですね。
その点、韓国のJ.Flaは、歌がものすごくうまいとも思わないのですが、カバー曲1曲で3億を超えるアクセスがあったりします。やはり英語の歌を歌って、世界中からアクセスしてもらうことが必要でしょうね。


Ajeet Kaur - Haseya

2024-06-24 20:04:21 | 音楽






八間山

2024-06-21 16:35:52 | 登山・ハイキング

野反湖にある八間山に登りました。
山頂で無線の電波を飛ばして、帰りに尻焼温泉(川の湯)に入るというコースです。
登山日は2024年6月20日です。
レンゲツツジは若干ピークを過ぎた感じでした。コマクサが咲いていました。ニッコウキスゲには早すぎますがいくつか咲き始めていました。


  八間山 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

高低差400mです。
よく管理されているハイキングコースで、歩きやすいです。
木陰の少ないコースなので、夏の日差しがあると暑いかもしれません。

駐車場に戻ってから、湖畔のレンゲツツジを見るために車でE地点の駐車場に移動しましたが、歩いても行ける距離です。

以下は写真です。


  第一駐車場(A地点)
登山者はこちらに駐車してくださいとの指示書きがありました。
上信越高原国立公園の観光名所の駐車場ですから広いです。


  八間山への登山口


  登山口の案内板
ここは富士見峠です。空が澄んでいれば浅間隠山の左辺りに富士山が見えるらしいですが、この日はもやで浅間隠山もはっきり見えません。
野反湖はダム湖です。ダムは北側にあって信濃川の支流に流れ込みます。したがって、ここ富士見峠は分水嶺であります。分水嶺が群馬県側に深く入り込んでいる形になります。これから登る尾根も八間山も分水嶺です。


  ウラジロヨウラクかな
登山道わきにはこの花が多かったです。


  野反湖の湖畔に群生するレンゲツツジ
あとで下山してから見に行きました。


  野反湖の全景
元々は池と湿原のあった場所に発電用の水を貯めるためにダムを建設したものです。


  コマクサ
少し登った所にコマクサ園がありました。ここのコマクサは移植したもののようです。このあたりにはシラネアオイも咲くらしいですが、シラネアオイも移植されてたものらしいです。


  タニウツギかな
調べればすぐにわかると思ったのですが・・・植物を調べるのはたいへんです。


  左端に見えるのは草津白根山
草津白根山・横手山・赤石山くらいまではわかるんですが・・・


  標高1730mあたり
あまり背の高くない笹なので、風の吹きわたる気持ちの良い登山道です。


  標高1800mあたり
レンゲツツジは、標高の高い所にも咲いています。


  標高1840mあたり


  八間山の山頂
白砂山側の展望がよいです。
山頂からの無線では8局と交信できました。榛名山の向こう側にある港区の局とも交信できました。距離は150kmです。八間山は榛名山より500m高いので榛名山を越えて届くようです。

なお、山頂付近から野反湖方面が展望できれば、キャンプ場の方角に岩菅山が大きく見えるはずなのですが、残念ながら樹木が邪魔していました。


  堂岩山へ続く稜線
なぜか、稜線の東側が笹で、西側が樹林になっています。
正面の遠くの大きなピークが白砂山です。かなり遠いですが、がんばれば湖畔の登山口から日帰り往復可能です。私は若い頃1度だけ登ったことがあります。


  ニッコウキスゲ
登山口付近にちらほらと咲いていました。
6月20日ですから、まだ花の数は少ないです。
なお、ニッコウキスゲは一日花で、早朝はほとんど花が開いていません。

◎ 駐車場に戻ってから、湖畔のレンゲツツジを見るためにE地点の駐車場に車で移動しました。

 


  湖畔に咲くレンゲツツジジ
E地点の駐車場から、遊歩道がまっすぐに湖畔に続いていました。


  満開のレンジツツジ


  カッコウ
一生懸命鳴いていました。
ウグイスも多い場所です。

◎ 帰りに尻焼温泉の「川の湯」に寄りました。


  尻焼温泉(川の湯)
河底から温泉が湧いています。普通に流れのある川なので、水かさが増えると入浴できなくなるらしいです。
特に目隠しの塀などはありません。おじさんたちは普通にスッポンポンで入っていますが、子供たちが水遊びに来る場所でもあり、当然混浴ですから、中之条町では水着の着用をお勧めしているようです。
この写真は人がいない時に写しました。右の建物は脱衣所です。
写真に写っている石積みの堰堤の上の方が熱く、写真に水面の写っている場所が入りやすいぬるい温泉です。
写真だとあまり深そうに見えませんが、真ん中の深い所は140cmくらいあります。
自然の川をせき止めて作ったこういう温泉は貴重な存在です。



高峯山と三方ヶ峰

2024-06-13 18:47:25 | 登山・ハイキング

浅間山の西に標高2000mを超える山々が連なっています。小諸市側が高峰高原で東御市側が湯ノ丸高原と呼ばれているようです。
高峯山に登るのは初めてです。登山の対象としてはあまり魅力を感じさせない山かもしれませんが、のんびり歩くには良い山です。


《 高峯山 》


  高峯山 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

駐車場(A地点)は車坂峠にあるビジターセンターの所です。
登山口は高峰高原ホテルの裏です。車道から入るとホテルの裏側にきれいな公衆トイレがあります。
高低差は少なく、登山道は歩きやすい尾根道です。

以下は写真です。


  駐車場(A地点)

 
  車道からホテルの裏側へ入る所 
高峯山山頂への案内板があります


  高峰高原ホテルの裏にある登山口の鳥居

ここから登山道に入ります。


  奥秩父・富士山~八ヶ岳

朝は低い雲が出ることの多い場所です。しばらくするとこの雲はなくなりました。


  明るい登山道


  登山道から見た高峯山の山頂


  富士山

手前は茂来山 左は御座山と国師ヶ岳あたり。


  イワカガミ


  シャクナゲ

シャクナゲのシーズンはもう終わりです。このあたりではシーズンは5月の終わり頃でしょうか。


  浅間山のすそ野に見える山々

妙義山から荒船山あたりまでが写っています。
その後ろは御荷鉾山から両神山です。


  ハクサンイチゲ


  高峯山神社付近の岩頭(B地点)

高峯山のいちばん標高の高い所は林の中でして、その先のわずかに下ったところに展望のある岩場があって、神社がありました。
この場所からのアマチュア無線では、成田市からさいたま市辺りとよくつながりました。


  山頂付近からの眺め
朝あった低い雲はとれました。


  池の平湿原・三方ヶ峰方面


  黒斑山


  レンゲツツジ

レンゲツツジは湯ノ丸山が名所ですが、今年の花の咲き具合はどうでしょうか。

この後、車で移動して池の平・三方ヶ峰へ行きました。

 

《 三方ヶ峰 》


  三方ヶ峰 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

こちらも、標高差の少ないハイキングコースです。6月11日なので花は少ないですが、もうコマクサが咲いていました。
有料(600円)の駐車場があります。
反時計回りで歩きました。

以下は写真です。


  登山道
ファミリー向けのハイキングコースです。


  手前から池の平湿原、高峯山、黒斑山


  コマクサ

場所は三方ヶ峰の三角点付近です。
実はコマクサの咲く時期を確認しないで来てしまったので、コマクサの花が見られて大喜びです。ただ、花の数はそれほど多くありません。


  池の平湿原

ここはもうほとんど笹原に見えますが、それでも夏になれば、ある程度花が見られるはずです。



伊香保森林公園ハイキング

2024-06-01 18:17:47 | 登山・ハイキング

5月30日に伊香保森林公園を歩いてきました。


  地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)

群馬県立の森林公園です。
ヤマツツジの季節だろうと思って出かけたのですが、すでに終わりかけていました。標高が1000m~1150mあたりですから、赤城山より花の咲く時期が早いようです。
森林公園の管理棟前の登山口の標高が984mです。

二ツ岳ができたのは、古墳時代の6世紀ころだそうです。激しい火山活動の後、最後に噴火口の辺りに二ツ岳の溶岩ドームができたのだそうです。できてからまだ1500年も経過していないということになります。山はすでに樹木で覆われていますが、登山道は岩がゴロゴロしています。

以下は写真です。


  森林公園の駐車場(A地点)


  管理棟前の登山口


  蒸し湯跡

建物がつぶれたままになっていました。


  長い木段があります。わりあいに歩きやすかったです。


  つつじが峰から相馬山へ続く尾根の分岐(B地点)にある注意書き

「この先危険箇所がありますので相馬山への登山を禁止します」と書かれています。間違って入り込まないようにロープが張ってありますが、相馬山に登るのでなければ、尾根を少しくらい歩いてもだいじょうぶと私は理解しました。このロープの先へ入る時はくれぐれも自己責任でお願いします。


  明るい尾根道

さきほどのロープの先の尾根です。ツツジが峰からの続きの尾根ですからヤマツツジが咲いています。歩きやすい明るい尾根です。


  尾根にある小ピーク(C地点)の手前のちょっとした岩場

この岩場を登るとその先は下りになっていたので、登った所で写真を写して引き返しました。


  C地点から見た相馬山


  C地点から見たテレビ塔の立つ雄岳


  D地点の三角点(写真左下)

この三角点の基準点名が「つつじが峰」になっていました。


  D地点近くの四阿


  四阿からのながめ

遠くに見えるのは平標山・仙ノ倉岳あたりだと思います。


  D地点近くの広場

このあたりがつつじが峰なんでしょうかね。伊香保温泉側からつつじの丘経由で登って来ると、このあたりでお弁当を開くことになりそうな場所です。
このあたりから尾根は下りになるので、引き返して雄岳に向かいます。


  E地点の避難小屋

七合目避難小屋(1225m)と書いてありました。
雌岳への分岐の所にあります。


  登山道に落ちているモミジの若葉

登山道にモミジの新しい葉が大量に落ちていました。強い風が吹いたのかもしれません。


  雄岳山頂(F地点)からみた相馬山


  雄岳から見た榛名富士

晴れてはいますが、薄いベールがかかっているようです。
山頂のテレビ塔はペンキの塗り替え工事をしておりました。
車では山頂まで来れませんが、オンマ谷の駐車場からだと標高差250mくらいだと思います。


  ヤマツツジ


《 掃部ケ岳の登山口の確認 》

下山してから、掃部ケ岳に榛名湖畔から直登するコースの登山口を確認に行きました。
場所は「榛名湖畔の宿記念公園」の奥でした。道標が立っていて、かなり歩かれているようでした。湖畔の宿記念公園の正面に広い無料駐車場があって、そこにトイレもありました。
この登山口から尾根伝いに山頂まで標高差350mくらいです。今まで硯岩側のコースばかり使っていたのですが、今度こちらのコースを試してみたいと思います。
なお、この公園に隣接して、復元された竹久夢二のアトリエがありまして、無人ですが中に入って見学することができました。斜面に建てられた木造半二階建てのこじんまりした住居兼アトリエです。