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如意樹の木陰

古い記事ではサイババのことが多いです。
2024年に再開しました。

コリン・ウィルソン

2006-05-05 23:51:55 | Weblog
「予知夢について」のところで、.ウルマン他による「ドリームテレパシー」(工作舎)という本を紹介したが、
この本は、科学者の書いた本なので、こういった関係の全体像が見渡せるわけではない。
科学者が一番恐れるのは「非科学的」という烙印である。それによってすべてが台無しになってしまう。
だから、確かなデータに基づいた事しか書かない。

私にとっての教科書的な本はコリン・ウィルソンの「オカルト」「ミステリー」だったと思う。
彼の提唱する「X機能」は、どうもあまりよい理論には思えないが、とにかくコリン・ウィルソンのすごいところは、関係のありそうなことは省略せずにすべて書き出しておいてくれる事である。
その結果として本は分厚いものになるが、この本さえあれば、その関係の事は大概載っている。
この2冊のうちどちらか一冊を選ぶとすれば「ミステリー」を選ぶ。

これらの本がなければ、ヨーロッパにおけるオカルト研究の膨大な歴史など知りようがなかっただろう。
私はこの後ユングに興味を持つようになったが、ユングに入ってゆくきっかけは「ミステリー」だったと思う。
ユングの本の中でも、特に「自伝」は、真実が書かれている最高の本だと思うので、ぜひ読んでいただきたい。
ユングほどの人が体験した「真実」であり、この関係では最も信頼できる著作だと思う。

なお、オカルト関係からユングに入ってきた人を、学問的にユングをやっている人は嫌がるそうです。
学問的にやっている人は、あくまで科学の範疇でユングを研究発展させたいわけですから。

さて、こう書いてきて思うのは、これらの本の内容をほとんど忘れてしまっている事。
ユングの「自伝」はそうでもないけれど、「オカルト」や「ミステリー」はほとんど覚えていない。
まあ、辞書を引くように必要なところを読み直せばいいんですけどね。

猫の散歩

2006-05-05 00:33:26 | Weblog
夜、猫に催促されて外に出る。
外は、七日の月がちょうど南天に昇り、そのすぐ左にしし座の大がまがある。
近所の藤の甘い香りが東風に乗って流れている。

我が家には猫専用の出入り口があるので、24時間出入り自由なのだが、彼女は私と外に出ることを好む。
出かけるときは、猫が先に行き、私が後をついてゆく。
コンクリートのうってある風通しのよい広い場所が彼女のお気に入りで、そこでごろごろ転げたり、近くの木に登ったりして遊ぶ。
私はそう長く付き合えないので、先に帰ってくる。
冬は寒いし、夏は虫に刺されるのだが、それでも二日に一度くらいはそうしている。

プログを初めて1ヵ月半くらい。
やっとADSLが開通することになったので記念に始めたのだが、案外続くものだと思う。
田舎に住んでいるとADSLにするのも大変な事で、何回もチャレンジしてやっと開通したんですね。
NTTの人いわく「運良く空き回線が出来ましたので・・・」。
運がよくなければADSLも使えないのである。
使えるけどスピードは全然出ません。局から遠いんです。
ダイヤルアップの3倍くらい。
でもその3倍が大きいんですよね。常時接続だし。