以前から気になっていた事を、リーグ中断なんで書きます。
「勝ち点50」は、数値目標が問われて掲げた事に思います。数値化する事で、目標へ躍進しやすいと。
この数値で優勝できるのであればいいのですが、どうではない。これは中位クラスという、とっても曖昧な順位を前提をしている。
結果はどんな順位になるか、わからない目標。それよりも、ACL圏に行くとか、何かしらタイトル取るとか、少なくとも優勝するとか
そういう目標が必要ですね。
前社長が3年か何かで優勝するとか言って、結果としてダメだった。だから今度は身の丈の「目標」を掲げた。それは勝ち点50に思えます。
でも勝ち点50だけを目標に掲げたら、結果どうなるかわかりませんよ。本当なら50点以上取っていいのだし。優勝してほしい訳ですから。
で、こうやって勝ち点50が亡霊のように、そしてかなりのインパクトをサポたちにも与えているのですが。私は別の事に視点を移したいと思います。
アルディージャの今後です。鈴木社長が、100年先まで!「地域貢献」ばかり言っているのであれば、私は10年先のクラブの方向性をちょっと書きます。
気づいた点。
・ユース育成は、本物なのか?
私は数年前に、ボカジュニアーズの例やバルセロナの事を書いて若年層の事を書きました。ユース年代が大事なんだと。結果なんだが、ユース枠みたいのが
トップチームに発生したみたいで本末転倒なのですが、本当にアルディージャのユースやジュニアユースはトップチームの為にあるのか?という事です。
あるクラブのユースが充実しているのか、どうか。有効にクラブの為になっているのかどうか?その一つとして、他クラブからオファーがあるか?という事です。
いまJ2まで視点を下げて、大宮ユース出身で何人が活躍しているのでしょうか?またどうしてJ2で活躍できる選手が1人でもいるのに、自分のクラブにはいないのでしょうか?と言う事です。
過去も現在もアルディージャにはユース出の選手がトップに居ます。愛情はありますし成長を期待しています。しかし同時に厳しい目もあります。愛情の裏返しだし、だから特別扱いする目を持つが、戦力としても同時に厳しく観る目も必要だと思います。貴重な11人。その中で戦力としてならない場合は、ユース出だとしてもスタメンにいる訳にはいきません。個人的にそういうユース出を応援している方は居るでしょうが、それは親心として応援していればいいでしょうが、その為にクラブが負けても弱くなってもいいとは、私は思っていません。
現状観る限り、大宮ユースの育成はまったく機能していないという判断が私の見方です。ジュニアユースやユースがタイトル取ったと、公式HPで紹介されます。
ならなんでそこで活躍した選手たちが、トップチームに大量に来ないんですか?と言いたい。なんの為のユースなんだ?その後、みんな大学進学して、大学リーグを潤すかもしれないけど、そんな事の為にユースがあるのか?と。大宮アルディージャユースがあって地域貢献しているのは、大学リーグに貢献する為なのか?と思う訳です。
また戦略的にユースを観ていない点として、GK問題があります。これずっと私が思っていた点。
トップチームとして、GKはどうするんですか?これからもずっと外から買い続けるんですか?GKを外から高いお金で買ってくるって私としては無駄金としか思えないからです。
いまアルディージャが選手予算として使える分布として、GKにいくらかかっていますか?レギュラーをはっている、あのGK選手の年俸は何割でしょうか?その割合であと何年払っていくのでしょうか?GKポジションは長くできるから、それだけお金をかかる。
戦術理解を長くできる。そういう選手が必要なんです。簡単に切り貼りして成立させるには、もったいないポジションなんです。だからここ5年の間に、各クラブはGKの世代交代をしてきたのではないですか?逆に言えば、GKの世代交代を観て来なかったクラブはどこかでそのツケが来るのではないでしょうか?
マリノスは移行してますね、レッズも移行してますね。J2ではジェフなんか完全に成功例にあたりますね。新潟も移行しました。
そこで大学からGKを取るのか?ユース年代から成長させるのか?という事ですが、私はユース年代から確実に成長させてトップにあがってもらい、長い間プレーしてもらうのが理想です。しかしユースのGKでトップにあがったのは何人でしょう?社長やフロントにとって、GKって評価低いポジションですかね?
将来の選手予算配分で必ず問題になりますよ。GKをどうするのか?という事。名古屋グランパスみたいにGK1億円とかかけられる予算ならいいけど、そうでもないでしょう。
GKに予算かけるなら、FWに予算かけてトップクラス持って来い!が私の持論。
それに関係して、ユース以下の育成者の育成が出来ていない。
酷な言い方をすれば、選手を引退してU12だなんだと、コーチとかしているけど。これって引退後のキャリアサポートの一環でしかないと私には映ります。
クラブ強化になっていません。大宮アルディージャの選手だった人間で、引退してS級持っている選手はどれくらいいるんですか?
大宮の魂をもっている指導者ってどれくらいいるんですか?
サッカーの楽しさだけを子供達に教えて、それでいいのでしょうか?こればっかりは引退した人たちの意志によるので、強制的にS級取れとは言えません。
しかし(私が観る限り)、アルディージャって人脈少ない感じがするんです。NTTの企業体質みたいで、全部自分たちで調達します!みたいな。
ガラパゴス化しようとも生存します!みたいな。前回の監督人事エントリーでもそうですが、こういう危機的になった時に、選択肢がとっても少ない。
だから場当たり的になる。
とにかく自前で、自分たちの都合で、自分たちの世界観だけで、ルールに則り「運営する」みたいな。大宮アルディージャで戦った選手が、監督したら
サポたちの結束とか高まると思うのですが、どうでしょうか?各クラブに指導者を派遣しているのですが、その事を大宮アルディージャトップチームが強いのと、
どう関係しているのか?わかりません。
前回のエントリーでもそうでしたが、こういう細部にわたっても、バラバラなのは。やっぱりクラブとしての大前提や戦略がないって事なんですよ。
広島みたいな自前の有名選手を売って資金を集めるとか、そのためにはユースを育てるとか。
もしアルディージャにも戦略があると言うのなら、アウトソーシング。外から補強部分を買って来る!という事でしょうか。もしその方法をクラブ戦略として
取るなら、もっと金満になってくださいよ。補強もまだまだという声が上がっても言い訳です。ユースとかジュニアユースとか、そんなトップチームの為に
ならない集団は解散して、持たなくてもいい。女子チームを持つのもいいけど。お金がかかる。
育成する時間とノウハウにかける時間がもったいない、というのであればお金をもっともっとかけてくださいよ。
こんな暴論を敢えて書いているのは、どっちの戦略をかざしても中途半端に見えるからです。
育成してノウハウを財産としてクラブの生存戦略として行くのか?
資金力を背景に、タイトルを狙いに補強ばかりするしエゾン戦略なのか?
そこそこの小金持ちで、ちぐはぐに「あの子は欲しい」補強戦略で行くのか?その結果が連続残留争いの、J1にいるクラブという評価になる訳です。
クラブとしてどうしたいのか?を考えて整理する時間ってありませんか?
やっぱり勝ち点50ばかりを考えて、また一年また一年と過ごすのでしょうか?
「勝ち点50」は、数値目標が問われて掲げた事に思います。数値化する事で、目標へ躍進しやすいと。
この数値で優勝できるのであればいいのですが、どうではない。これは中位クラスという、とっても曖昧な順位を前提をしている。
結果はどんな順位になるか、わからない目標。それよりも、ACL圏に行くとか、何かしらタイトル取るとか、少なくとも優勝するとか
そういう目標が必要ですね。
前社長が3年か何かで優勝するとか言って、結果としてダメだった。だから今度は身の丈の「目標」を掲げた。それは勝ち点50に思えます。
でも勝ち点50だけを目標に掲げたら、結果どうなるかわかりませんよ。本当なら50点以上取っていいのだし。優勝してほしい訳ですから。
で、こうやって勝ち点50が亡霊のように、そしてかなりのインパクトをサポたちにも与えているのですが。私は別の事に視点を移したいと思います。
アルディージャの今後です。鈴木社長が、100年先まで!「地域貢献」ばかり言っているのであれば、私は10年先のクラブの方向性をちょっと書きます。
気づいた点。
・ユース育成は、本物なのか?
私は数年前に、ボカジュニアーズの例やバルセロナの事を書いて若年層の事を書きました。ユース年代が大事なんだと。結果なんだが、ユース枠みたいのが
トップチームに発生したみたいで本末転倒なのですが、本当にアルディージャのユースやジュニアユースはトップチームの為にあるのか?という事です。
あるクラブのユースが充実しているのか、どうか。有効にクラブの為になっているのかどうか?その一つとして、他クラブからオファーがあるか?という事です。
いまJ2まで視点を下げて、大宮ユース出身で何人が活躍しているのでしょうか?またどうしてJ2で活躍できる選手が1人でもいるのに、自分のクラブにはいないのでしょうか?と言う事です。
過去も現在もアルディージャにはユース出の選手がトップに居ます。愛情はありますし成長を期待しています。しかし同時に厳しい目もあります。愛情の裏返しだし、だから特別扱いする目を持つが、戦力としても同時に厳しく観る目も必要だと思います。貴重な11人。その中で戦力としてならない場合は、ユース出だとしてもスタメンにいる訳にはいきません。個人的にそういうユース出を応援している方は居るでしょうが、それは親心として応援していればいいでしょうが、その為にクラブが負けても弱くなってもいいとは、私は思っていません。
現状観る限り、大宮ユースの育成はまったく機能していないという判断が私の見方です。ジュニアユースやユースがタイトル取ったと、公式HPで紹介されます。
ならなんでそこで活躍した選手たちが、トップチームに大量に来ないんですか?と言いたい。なんの為のユースなんだ?その後、みんな大学進学して、大学リーグを潤すかもしれないけど、そんな事の為にユースがあるのか?と。大宮アルディージャユースがあって地域貢献しているのは、大学リーグに貢献する為なのか?と思う訳です。
また戦略的にユースを観ていない点として、GK問題があります。これずっと私が思っていた点。
トップチームとして、GKはどうするんですか?これからもずっと外から買い続けるんですか?GKを外から高いお金で買ってくるって私としては無駄金としか思えないからです。
いまアルディージャが選手予算として使える分布として、GKにいくらかかっていますか?レギュラーをはっている、あのGK選手の年俸は何割でしょうか?その割合であと何年払っていくのでしょうか?GKポジションは長くできるから、それだけお金をかかる。
戦術理解を長くできる。そういう選手が必要なんです。簡単に切り貼りして成立させるには、もったいないポジションなんです。だからここ5年の間に、各クラブはGKの世代交代をしてきたのではないですか?逆に言えば、GKの世代交代を観て来なかったクラブはどこかでそのツケが来るのではないでしょうか?
マリノスは移行してますね、レッズも移行してますね。J2ではジェフなんか完全に成功例にあたりますね。新潟も移行しました。
そこで大学からGKを取るのか?ユース年代から成長させるのか?という事ですが、私はユース年代から確実に成長させてトップにあがってもらい、長い間プレーしてもらうのが理想です。しかしユースのGKでトップにあがったのは何人でしょう?社長やフロントにとって、GKって評価低いポジションですかね?
将来の選手予算配分で必ず問題になりますよ。GKをどうするのか?という事。名古屋グランパスみたいにGK1億円とかかけられる予算ならいいけど、そうでもないでしょう。
GKに予算かけるなら、FWに予算かけてトップクラス持って来い!が私の持論。
それに関係して、ユース以下の育成者の育成が出来ていない。
酷な言い方をすれば、選手を引退してU12だなんだと、コーチとかしているけど。これって引退後のキャリアサポートの一環でしかないと私には映ります。
クラブ強化になっていません。大宮アルディージャの選手だった人間で、引退してS級持っている選手はどれくらいいるんですか?
大宮の魂をもっている指導者ってどれくらいいるんですか?
サッカーの楽しさだけを子供達に教えて、それでいいのでしょうか?こればっかりは引退した人たちの意志によるので、強制的にS級取れとは言えません。
しかし(私が観る限り)、アルディージャって人脈少ない感じがするんです。NTTの企業体質みたいで、全部自分たちで調達します!みたいな。
ガラパゴス化しようとも生存します!みたいな。前回の監督人事エントリーでもそうですが、こういう危機的になった時に、選択肢がとっても少ない。
だから場当たり的になる。
とにかく自前で、自分たちの都合で、自分たちの世界観だけで、ルールに則り「運営する」みたいな。大宮アルディージャで戦った選手が、監督したら
サポたちの結束とか高まると思うのですが、どうでしょうか?各クラブに指導者を派遣しているのですが、その事を大宮アルディージャトップチームが強いのと、
どう関係しているのか?わかりません。
前回のエントリーでもそうでしたが、こういう細部にわたっても、バラバラなのは。やっぱりクラブとしての大前提や戦略がないって事なんですよ。
広島みたいな自前の有名選手を売って資金を集めるとか、そのためにはユースを育てるとか。
もしアルディージャにも戦略があると言うのなら、アウトソーシング。外から補強部分を買って来る!という事でしょうか。もしその方法をクラブ戦略として
取るなら、もっと金満になってくださいよ。補強もまだまだという声が上がっても言い訳です。ユースとかジュニアユースとか、そんなトップチームの為に
ならない集団は解散して、持たなくてもいい。女子チームを持つのもいいけど。お金がかかる。
育成する時間とノウハウにかける時間がもったいない、というのであればお金をもっともっとかけてくださいよ。
こんな暴論を敢えて書いているのは、どっちの戦略をかざしても中途半端に見えるからです。
育成してノウハウを財産としてクラブの生存戦略として行くのか?
資金力を背景に、タイトルを狙いに補強ばかりするしエゾン戦略なのか?
そこそこの小金持ちで、ちぐはぐに「あの子は欲しい」補強戦略で行くのか?その結果が連続残留争いの、J1にいるクラブという評価になる訳です。
クラブとしてどうしたいのか?を考えて整理する時間ってありませんか?
やっぱり勝ち点50ばかりを考えて、また一年また一年と過ごすのでしょうか?
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