前略。大宮 無様な勝利よりも、自分たちを貫いて美しく散る方がよっぽどいい！サンガ戦を観て

よく集中を切らさないで試合に臨みたいというコメントを目にする。

集中を切らさない。これは簡単に見えて、実は凄い大変な事なんだ、と今日の
試合を観ていて感じた。

レッズ対京都サンガ。
とっても良い試合をしていたのに、田原という興奮者によって全ては
台無しになった。まさに台本は破られてしまった。

京都はそこから一回も復活できず、自滅してしまったのである。

試合開始から、京都サンガは「カメレオンなクラブ」だなと思った。
ここまで他クラブの良い処を会得して、自分たちのチームに移植する。。。
はっきり言って、先週の大宮のビデオをおさらいするかのように、
京都サンガはアルディージャを同じサッカーを敢行して来た。これならレッズは
勝てないな、と思った。いつ京都サンガに得点するのかなと思っていた。

しかし。。。

田原という人物によって破り捨てられた。サンガサポとしてはこの怒りを
どうぶつければいいのか？どう飲み込めばいいのか？
田原に反省してもらうしかないかもしれない。。。

それにしても京都サンガというチームは、相手の弱い点を見つけて、決定して消して来る。そのためには他クラブがやった戦法でも、簡単に身につけて使う。この強かさというのか、ポリシーの無さ過ぎというのか、
ここまで徹底されると非難ではなく、恐れ入ったという感じである。

しかしカメレオンは所詮、カメレオン戦術であって、自分たちのサッカーでは
無かったというのが、今日の結果ではなかったか？

しかし京都。とっても面白いクラブだし、来週はどんなクラブに化けるのか？楽しみである。


レッズに関しては、まあどうでもいい。相手の集中力欠如により、勝利を得たといいうだけで、鹿島に勝利した時と一緒。相手の自滅によって勝利を得ただけ。
「どんな形でも勝てばいい」という味気ないのが好きな人だけは喜べばいい試合展開である。　



今日、これから今夜にかけて。多くのスポーツニュースが、この試合を報じると思うが、

「レッズ快勝」とか「高原！爆発」という趣旨で、４点「も」取ったみたいは
報道するマスコミがあったら、そういう媒体のニュースは疑った方がいい。
試合の一部しか観ていなく、本当にサッカーが好きな連中がいるわけじゃないから。

これから明日にかけての、テレビ、ラジオ、新聞等へ、目を向けよ！
そこの論調に目を向けよ！　本当にレッズを応援している媒体なら、今日の
試合は酷評すべき内容だ。そういう姿勢を見せられる媒体しか信用をしない。
さあ、どんな伝え方をするのか？日本のサッカージャーナリズム＆娯楽番組を
標榜するコンテンツは？



集中力を欠く。自分から招いた失敗。それをぬぐい去る事ができなかった京都。
これを大宮アルディージャは教訓にしてほしい。本当に集中力を欠いた試合とは、こういう事であるという事。


さあ、明日。私個人としては、さいたまダービー以上のワクワク感を持っている。
さいたまダービー以上の「結果の重要性」を望んでいる。これをプレッシャーと感じるか？そういう選手は明日、試合に出なくていい。
しかし、今の大宮アルディージャなら全員で共通認識があれば、勝ち点は得られると思うのだ。期待している、そして応援する。

さあ、雨も上がるだろう。すばらしい環境でサッカー観戦できると思うと、
うれしくなる。全力を出してほしい。

「敗れるのであれば、美しく敗れろ。２－３で敗れろ。結果として敗れるのであれば、自分たちのやり方を貫いて散ってみろ。今日のレッズみたいな無様な勝利はいらないのだから」



さて。チェルシーとユナイテッドの試合を今夜はチェックして
明日に備えるとするかな。