前略。大宮 オーレアルディージャもいい問題提起するね。パスの出し手と受け手

昨日のオーレアルディージャは、面白い指摘がありました。

ナビスコ杯の浦和戦でのチェックポイントですね。

内容：一瞬の判断というテーマで、上田のパス選択について論じていました。

私の見方としては、上田の判断ミスではなく、受け手の問題だと思います。
私が言いたいのは、オーレアルディージャの指摘を否定する事ではなく、むしろよい問題提起をしてくれたな！という事です。

一瞬の判断はとても難しいというコメントを山田さんも伝えていましたが、まさにその通り。私としては、判断なんて結果論でしかないとすら思う。
しかしくじ引きではないのだから、結果論的よりはより確実性を上げるのはよろしいという事になる。

そしてその確率をあげるセオリーを選択するという事。で、そのセオリーは実はあるんですね。それが学ぶという事であり、知るという事かもしれない。


さて。上記のパス選択の件ですが。

あれは、前線の受け手がいけない。逆に言えば、上田が可哀想だ。上田擁護派ではないけれども、受け手がボールを受ける「姿勢」になっていないし、
敵に対しても脅威を与えられない。

私が好きなFCバルセロナは、パスサッカーという事では神の域に達しているクラブだけれども。いろんな書籍や人の話を聞いていると「セオリー」の固まりである事に
気づく。個人技の高さもさる事ながら、戦術としての「手引き」がしっかりしているように感じました。

今回の件で言うと、上田などのボールフォルダーを常に誰が持っていて、どこにあるのか？をピッチ上の全員が把握していないといけません。
その為にはどんな体勢でも、ボールを受けられ、ボールを出るタイミングを観られる状態にしないといけませんよね。

バルセロナFC陣たちは、それを克服する為に、中盤以下を観ながらゴールを狙うと。つまりゴールを背にしながら相当な距離を動く事もあるそうな。
これをやると、パスを出す方は、常に受け手がこちらを観てくれているのでパスを出しやすいし、いろんな選択ができる時間も稼げる。つまり心の余裕が生まれるので
ドリブルも出来るし、相手DFにも混乱させる時間を生み出させる。

つまりFWの動きにも、まだまだセオリーを学ばせる必要があるのだ。バルサでは、後ろ向きダッシュ３０メートル以上する練習もあるようだし、実際に試合で後ろ向きダッシュでスペースに走り込む事もあるとか。
こういう事って、他人に指摘されないとわからなかった事で、私も驚きでした。注意してみれば確かに！


こういうセオリーは、各ポジションにあってそれを「小学生レベル」から一貫してFCパルセロは学ばせるようなのだ。大宮アルディージャジュニアユース以下はどうなんだ？
まだサッカーの楽しさを教えるレベルかな？もしそうなら廃止してもいいかもしれない、これ本当だよ。世界は真剣なんだよ、サッカーに。
そういう事を知ってしまった以上、私のサッカーの見方も変わるしね。


もしFCバルセロナのセオリーをまず適応するのは、DFだよね。おそらくね。今の大宮アルディージャは、中学生年代のバルサFW陣での破れるよ。体格とか経験だけではなく、iセオリーだからね。パズルゲームみたいだし。


では、大宮アルディージャDFさん。サイドバックからビルドアップする練習しているだろうか？そのために中盤やGKはどういう事を選択肢として浮かぶだろうか？
パスサッカーを志向するクラブの選手たちが、選択肢が数個しかないという事は勉強していないという事だろうし、パニックになる可能性も多くなるし、
ミスを多くなる。

では、ミスした場合はそういう回避選択があるだろうか？そう考えて来ると、プロサッカー選手である限り、勉強する事知る事は常にあるんだよね。
iディズニーランドがどうだとか、誰と肉を食べたとか、旅行行ったとか、アホらしくて「引退後の選手」かと思うときもある。

もっと最先端のサッカーを学べよ、もっと知らない事を知ろうよ。私たちみたいに知識ではなく、選手たちはそのまま結果として成長できる立場なのだからね。




あっ、そうそう。オーレアルディージャは、こういう試合内容の戦術論的コーナーあってもいいよ。