獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ハロプロ研修生 春の公開実力診断テスト@中野サンプラザに行った

2014-05-04 23:20:25 | コンサート舞台
ハロプロ研修生2014 春の公開実力診断テストに行った。。



ハロヲタには失望した。



 昨年に引き続いての研修生の年に1度の公開実力診断テストが東京中野サンプラザであった。昨年の最多得票は田辺奈菜美。ななみんの連覇を祈って、名古屋であったJuice=Juiceの対バンフェスを回避しての中の。宮本佳林の心の友ななみんを応援すべく白杖をついて一人で大阪から中野へ。網膜色素変性症な私デスペア。今回ははじめて新大阪駅から中野駅まで、途中品川駅と新宿駅すべての駅でJRの駅員さんに改札からホームまで、ホームの乗り換えまで手引きしてもらった。電車をおりたらそこでその駅の駅員さんがドアのすぐ前に待機してくれていてまったっく迷うことも危険なこともなかった。GWだから駅員さんは忙しくて障害者の手引きのひまがないかとおもったけど、ちゃんと手引きしてくれた。



 駅員さんのいる改札で駅員さんに手引きを依頼すれば、しっかりのりかえまで手引きしてくれた。ありがたいね。網膜色素変性症な私デスペア。品川から中野までは今まで山手線で代々木駅で中央総武線にのりかえて中野にいっていた。代々木駅は人がすくないし、山野ホールや紀伊国屋サザンホールが近くにあり何度も利用したことがあって頭の中に駅のイメージがあるため。今日は乗換をすべて駅員さんに手引してもらった、すると代々木ではなく新宿でのりかえたほうがスムーズだった。山手線で新宿についたら同じホームの反対側が総武線のホームで乗換がすごく便利だった。次回ひとりでくるときも新宿でのりかえようかな。



 1年ぶりの中野駅についたのが14時40分。そこから中野サンプラザまでは一人だが、親切な人に信号がかわったのをおしえてもらったりした。今日もみずしらずの人5人ぐらいの人に助けてもらった。サンプラザについたら係員にエレベーで客席まで案内してもらい。その係員にライブの終盤に投票時間があるのでそのときに投票所までつれていってほしいことと、終焉後ロビーでハイタッチ会があるのでそれにも参加したいとお願い。その2点とも快くうけてくれて、スムーズに投票もハイタッチもできた。



 今日の私の席はFCではチケット落選したので、チケットぴあで購入で一番うしろの32列。1階32列。もうステージはあかるい大画面があることと上のほうにスポットライトがいくつかあることぐらいしかわからないので後ろでも問題なし。ライブはじまると。私の右後ろでシャたー音がカシャカシャカシャと連続。研修生がソロで曲を披露するたびに、はじめの名前と番号と曲を自分でいうときに連続シャッター音。あとライブ中、私の後ろの通路にすくなくない客が立ってみていた。どうやら立見席が販売されたよう。それとも出演者の遠い親戚かなんかで招待はされていないけどどうしてもみたいと事務所にお願いして立ち見になったのかな。



 15時30分にはじまり、2時間かけて26人の研修生が自分で選んだ曲と自分が選んだ私服で1曲披露した。司会はさわやか五郎で、審査員は5名、ダンスのみつばちまき先生、スマオーデで田村でていってーでおなじみの上のまり子という歌の先生、あとアップフロントのレコード会社の偉い人でかつて初期娘。や初期あややの曲のレコーディングを担当していた事務所の人である橋本シンさん、この人はしゃべりがうまいね、ただ研修生に投げかける質問はこういった答えが返ってきてほしいなとおもっての質問だったりしたのでちょっとそこんとこはいやらしかった、あとのこりの2人は、シークレットゲストの吉澤ひとみ、それとシャ乱Qのまこと。この審査委員が研修生がソロ曲を披露したあとに質問したり、曲やダンスを批評したりした。去年はつんくもいたのだが、現在つんくは喉頭がん療養のため休業なので不参加。



 曲披露後、20分間の投票時間。客は入場時にわたされた小さい髪を、一番よかったと思う研修生の名前と番号がかいてある段ボールにいれる。私はもちろん9番の田辺奈菜美に投票。そこまで誘導してくれた係員によると、となりの8番と10番の段ボールの中よりもたくさん投票用紙がはいってましたよとのこと。投票は1階の上手下手の通路の2か所と2階席のロビー。投票にむかう客は多くの人がなやむなー、とか5人は選んだんだけどだれにしよう、とか大いに悩んでいる様子。さて結果はいかに。



デスペア的2014公開実力診断テストのポイント。



1、段原瑠々(中1、ハロプロ研修生になってまだ半年)の歌が別次元

 前回の研修生発表会ロックエロティックを研修生20期の6人で歌い。その時の歌唱が段原と船木結がうまくておどろいた私。研修生の日記とか佳林のブログでも、段原瑠々の歌唱力は絶賛。段原はメモリー青春の光をうたったのだが、審査委員の橋本シンが絶賛。はじめにさわやかはまり子先生に歌の批評を求めたのだがまりこ先生はいうことがなく、橋本さんの意見がききたいと質問を橋本シンにふる。そこで橋本さんがいったのが。



 このメモリーという曲は当時福田明日香と安倍なつみがツインボーカルでうたっていた曲で、私がレコーディングを担当した。その私がいう。福田明日香は当時中2かそのぐらいだったけど、段原は福田をすでに上回っている。すごいべたほめだった。



 段原の前にすでにななみんはベーgルにハムチーズを歌っていて、さぁななみんの今回の一番のライバル段原の登場だと思い段原の歌を聞いた私。別次元だった。今の娘。の鞘師里保はもちろん歌姫オーデで11期メンバーとして娘。に加入した小田さくらの歌のはるか上を行く。鞘師里保もそうなのだが、今日うたった研修生の多くは歌はがなり歌唱法。カラオケ屋にいってへたでもいいから大きな声で歌えばそれなりにうまくきこえるもの。そのようながなり歌唱法。キンキンというか大声で歌ているあの歌い方。段原はそうじゃない。がなり歌唱法でないのに、清涼がとってもありビブラートもすっごくうまい。もというと、今ハロプロで歌がうまいとされている、菅谷梨沙子、鈴木愛理、岡井千聖よりも歌がうまい。菅谷の歌からアクをとって、鈴木愛理の歌のかよわさをとって、千聖にない歌の憂いを増したのが段原瑠々の歌。この3人をすでにうわまわっている。もっというと、過去のハロプロメンバー、福田明日香、後藤真希、高橋愛、松浦亜弥、藤本美貴、田中れいなという歌のうまいとされているメンバーの歌よりも段原瑠々の歌のほうがうまい。これにはおどろいた。ここまで段原はすごいとはおもっていなかった私デスペア。段原の曲をきいていて聞き終わって拍手すらできなかった。茫然とした私。つい1か月前までは小学生だった子の歌唱じゃない。中1の今にしてすでに過去のはrプのハロプロメンバーの歌を上回っている。



 はじめて段原の歌を聞いたときは、舟木もうまくてこの2人は歌うまいなとおもっていたが、今日きいたら、段原だけがずば抜けていた。今の研修生の中でもずばぬけていたし、過去のハロプロの中でもズバ抜けていた。段原がアメリカの素人歌唱コンテスト、アメリカンアイドルにでたらまちがいなく優勝するだろう。雨以下のアイドルとはひげをはやした30歳のおっさんも歌がうまけりゃアメリカンアイドルで優勝できる。アメリカえでは歌がうまいかどうかがアイドルあるいは歌手の条件。それだけの段原瑠々は逸材。100年位一人のアイドルとかいまいちまたではいわれている人もいるらしいけど、段原瑠々は100年位一人の歌姫である。



 ちなみに、段原瑠々が登場したときには客席のだれも、るるーとかダンバランとか大声でさけんdねいねかった。ななみんが登場したときはななみーんとか、浜浦ならはまちゃーーんとか客席からおたけびがおこるのだが、段原に対する声援はまったくなかった。異様な光景だった。だれからも声援をうけず一人ステージで歌い上げる段原。それで今回246票を獲得して、ベストパフォーマンス賞に輝いた。ななみんこと田辺奈菜美2連覇ならず。



 段原の歌のうまさなんかみとめてやるかとおもっていた私だけど、そんな私の心の抵抗などどてことない段原の歌のうまさだった。



2、田辺奈菜美はピンチはチャンス。

 ななみんは9番目にソロ曲披露。その何人か前に横川夢衣が同じ曲ベーグルにハムチーズを歌う。この横河のベーグルがすごかった。まず出だしがちゃんと曲のあたまにはいっていけているのかわからない、なんかテンポがずれている曲はいり、その後サビでも音程が不安定。まことも言っていたがういういしくて歌はあれだけどよかったと無理してほめていた。この横河のベーグルがあってからの田辺奈菜美のベーグルにハムチーズ。横河とくらべると、ななみんは別格だった。リズムテンポ音程声量すべてがよかった。ちょっと後半高音がでなかったところが1か所ああったけど、最後のセリフまで思いをこめて、ポップでキュートな歌だった。



 去年うたったキャンパスライフのようにキュートでポップな歌い方だった。去年と歌い方がかわっていなくて、同じような安定感で、成長してるかといえば成長はしてないかもだけど、私は迷いもなく田辺奈菜美に投票した。



 なぜなら田辺奈菜美は今を歌っている。今しか歌えない歌唱で、今しか歌えない曲を歌っている。このことこそがアイドル歌手にとってもっとも大切なこと。12歳の少女が20歳や30歳の女性のようなとっても迫力のある超絶技巧歌唱で同世代とは別次元の歌を歌ったとしても、それはあくまでアメリカンアイドルのテレビ番組で評価されることであって、日本のアイドル界では評価されないことだと思う。今しか歌えない曲を今しか歌えない少女が歌うことに意味がある。それをみてすでに失ってしまった人たちがむねきゅんとなりNAMIDAする。それがアイドルだと思う。



 私が思うにアイドルには3Sが必須である。ひとつは、歌やダンスそしてルックスもふくめたみせかたのスキル、ふたつめのSは、ストーリー。見ているほうがその子に感情移入できるような物語性が必要。かつての娘がロックボーカリストオーディションの落選者から構成されていたような逆境からの這い上がりもの狩り、何度も何度もオーディションにおとされても決してハロプロを見捨てない宮本佳林、物語がある。そして最後のSはサブスチチューチョン(代替性。昔は、彼女がいない中高生がその代替としてのテレビの中のアイドル。それで満たされない心をみたす。今はそれがどんどん広が亭って、ある人は、自分には持つことができなかった娘として、あるいは娘や息子が結婚しなくてまごの顔がみれないおじいちゃんやおばあちゃんにとてはまご、アイドルを目指してなれなかった女性にとては鏡の向こうの世界のもう一人のアイドルになった私の代替として、アイドルにシンパシーを抱く。今のアイドルにはこの3つのSが必要だと思う。



 そして代替性こそが、段原瑠々になくて、田辺奈菜美にはあるもの。今を歌っているかどうか。なぜこのことに多くの客は気づかなかったのだろう。ハロヲタはそんなんじゃなかったはず。

 結局ななみんはなんの賞もとれず。最多得票は段原瑠々で、2位は222票の室田瑞希だった。歌の審査員賞が田口夏実と浜浦彩乃、そして次点が大浦央菜。ダンスの審査員賞は佐々木莉佳子と吉橋くるみ、次点は加賀楓。審査員特別賞は小川麗奈、岸本ゆめの、室田瑞希だった。



 ライブ終わり係員につれられて、ハイタッチ会に参加する。今日は障害者は私一人だけだったようで、私がいのいちばんにハイタッチをした。係員に手引きされて1階後方のロビーにでてすこしそこでまつ。すでに研修生26人は一列にならんでいるようだが声はせず。係員に研修生のならびは田辺奈菜美が先頭ですか加入順ですか?と聞くもわからず、それをきいていた近くの男性スタッフが一番は加賀です、歌披露順ですとおしえてくれた。よしななみんの歌披露は9番目。加賀か9人目がななみん。加賀からハイタッチをする私。加賀はありがとうございましたというが生返事のがんばってね、そこから私は頭の中で数字をかぞえる。1、2、3、。あたまでカウントしながら、意気消沈した声でがんばてね、よかったよと一人つぶやく私。ななみんがベストパフォーマンス賞に選ばれなっくてがっかりの私。意気消沈の私。かぼそいこえでハイタッチをしていく私。そして9の数字を数えたときに、ななみんの声。ありがとうございました。佳林と一緒にいるときの元気ものななみんあなくて、後輩からいつもおどおどしているといわれているもじもじやさんのななみんの小さい声。



 ななみんの声だと確信し、ちょっと立ち止まり、ななみんにこういった私。



 デスペア<ななみん! ピンチはチャンスだよ!



 ななみん<はいっ!



段原はモーニング娘。12期加入が確実で、今の娘には段原の歌が必要。段原がはいるとやっしーと小田は歌ではセンターにはたてないだろう。一方ななみんははやく新ユニットかJuice=Juice2期メンバーとしてデビューしてほしい。ななみんは佳林といると元気が5割ましでテンションも高いのでJuice=Juiceにはいって佳林との2トップのほうがいいかも。でもJuice=Juice路線はちょっとななみんにはあわないかな。シンユニットかな。



 ハロプロの保守本流は今の研修生の中では田辺奈菜美です。このととは声を大にしていう。ハロプロの至宝宮本佳林は小4でハロプロに加入し今は高1。佳林は小4のときはそのときにしか歌えない歌い方で歌い、高1の今は高1の時にしか歌えない歌い方をしている。どんどん変化している佳林。それは娘やまごの成長のようである。そして今の佳林が小5のときにタケちゃんと歌った愛してる愛してるを同じように今も歌えるかといえば歌えない。こういった不可逆性がとっても大事。その点ダンバラはもう感性されているしもう大人の歌い方。10年後もダンバラはおそらく今と同じ歌い方。



 ななみんは小5のときBSのテレビ番組We Canで大勢の少女のなかにまじって翼をくださいを合唱して、ななみんだけが口を大きくあけてオーバーアクションみたいに首を左右にふってのりのりで歌っている。ほかの少女は直立不動で歌っているのにななみんだけひとりのりのりで翼をくださいをうたっていた。今はもうそんな歌い方はしないななみん。不可逆性のななみん。まさしくアイドル田辺奈菜美である。今日のパフォーマンスはななみんが一番よかった。



3、稲葉愛佳のぶれない心

 段原瑠々が歌で客席を魅了した。その次が稲場愛香。段原が歌い上げるバラードのメモリー青春をうたって、次が稲場愛香。彼女が選挙区したのが、スマイレージのスキちゃん。段原のあとにこのスキちゃんはよかった。



 スキちゃんは、アップアップガールズのバレバレI LOVE YOUと並んで私の個人的ハロプロ胸キュンベスト曲。私が求めるものが、この2曲にはある。それを稲場愛香が段原とはまったく違う歌唱、アニメ声歌唱で歌う。段原とはまったくちがう評価軸をもっている稲場愛香。会場を一瞬にして変えてくれたいなば。



 審査委員からかわいいのはわかってるから、今度はもっと大人っぽいものを期待してますといわれていたが、イナバはこれでいいんです。和田彩花ともちがう、田村芽実ともちがう、稲場愛香のアニメ風歌い方。かつてハロプロにはいなかった歌い方なので、このスタンスはまもってほしい。段原によっていっきにハロプロが変質しようとしていいる今こそイナバのこのキャラと歌い方が大事。段原が好評化されるのなら、それと同じ分だけ稲場愛香も評価されるべき。段原で右方向にてんびんがふれるのなら、その分だけ稲場愛香が左にてんびんをもどすべき。



 イナバのぶれなさが、段原のあとだけにとっても際立っていたし、いとおしかった。今日私が涙したのは、稲場愛香のスキちゃんと最後に研修生全員が歌ったかっちょ良い歌。



4、和田桜子の急成長

 去年はまったくののーまくで歌もいまいちだった和田桜子。ただいつもニコニコしているその雰囲気がよいとのことでつんくから特別賞をもらっていた。それ以降研修生ライブでもさほどパッとしなかったけど、今日の和田はよかった。藤本美貴のブギートレインをうたっていたのだが、うまかったリズムも音程も去年にくらべて格段に上達していた。藤本美貴のものまねではなく和田らしくうたえていた。もし一番成長したで賞があれば和田だろう。



5、大浦央菜の意外性

 密着動画でインタビューをうけていて、はじめはニコニコとしゃべっていたのに、リハーサルでいいステージポジションをもらえなくて、一方おなじ時期にはいって同じように歌もダンスも未経験の新沼希空がセンターポジションをもらっていて、それを思い出して泣き出す大浦。くやしくて泣き出す大浦。その動画がなんかおもしろくってしょうがない。泣いたこどもがすぐ笑う。笑っていたこどもがいきなり泣き出すあのかわいらしさとおかしさ。そんなこどもっぽい大浦が選曲したのは後藤真希のスッピンと涙。ごっちんのライブにいってこの曲をきいて鳥肌がたった私。大サビ前にすっごく間をとって無音状態をつくりだしてのさいごのごっちんのワンフレーズ。この静寂とそれにたえられる後藤真希のキャラと歌唱。感情のはいった後藤のこのスッピンの涙はごっちんのバラードの最高パフォーマンス。そんな難しい曲を大浦が選曲。おいおい、大丈夫?とおもっていた私。予想はおおきくうらぎられた。



 曲披露のコメントでまこともいっていたが、私もまこと同様どんどん大浦の曲にひきこまれた。ダンバラのように迫力があってすっごいビブラートをきかせているんじゃないけど、大浦の歌うスッピンと涙にひきこまれた。でだしのAメロでブレスをわざとマイクにのせた歌い方。ふつう息継ぎや息をすうブレス音はマイクにのせないものだとおもうが、それをわざとか無意識にかマイクにのせていて、なんともいえない歌におもむきがあった。歌詞の世界観などさほど理解してないだろう大浦が歌ったスッピンと涙なのだがなんかひきこまれた。ダンバラは歌がうますぎてその驚きでその歌にひきこまれるということはなかったが、大浦の唄にはひきこまれた。歌の審査員賞の次点だったのもうなずける。



6、室田瑞希のむせび泣きとお父さんの従業員

 今回同じ曲を披露したのは横河と田辺のベーグルと、ダンバラと室田のメモリー青春の光。ダンバラが先にうたってからの室田。ダンバラをすっごく意識していたよう。歌はダンバラが無理なく自然と声をだしているのにくらべて、室田は負けずとあえて大きな声で歌っていた。負けるもんかという意志が伝わってきた。ただその気負いのせいかサビのところはちょっとキンキンした声というか必死な歌い方だった。



室田は今年は特別賞に選ばれて、その発表のときに客席投票も2位の222票だと発表された。賞にえらばれて泣き出す室田。泣いていてもコメントをもとめられて必死でむせびなきながら声をしぼりだして大声で間奏を言う室田。



 去年賞がとれなくて、そのときから来年はこのメモリー清酒運の光で勝負しようときめていた、その後うたがとってもうまいダンバラちゃんもこの同じ歌を歌うことになった。不安だったけどこの曲をかえなかった。賞がとれてうれしい。ということを行っていた。あと最後にいいたりなかたのか、今日は歌がひっくりかえって?しまてすみませんでしたと言っていた。泣きながらだけど大きな声で一言一言かみしめるようなしぼりだすような声で感想をのべていた室田。むろたんは熱いね。いいね。高校1年生にもなってステージ上で大泣きし、中1の子に対抗心をもやす。いいね。



 あと、曲披露直後のトークのときに、今日の衣装はお父さんが従業員8人と一緒にさがしてきてくれた衣装で、おへそがちょっと見える衣装。くつもお父さんに買ってもらったとうれしそうにしゃべる室田。数年前まではおとうさんきらいとトークでいっていたのに、今はお父さんが好きなのね。この年頃の女の子は難しいね。 



7、金子りえの手紙と小数賀芙由香の研修終了のお知らせ

 26人の曲披露がおわって結果発表の前に、まことから金子りえさんからお手紙がとどいてますので読み上げますとのこと。そのときまことの口から去年ハロプロ研修生の研修を修了したりっちゃんからの手紙です。聞いたときいっちゃん?かと思ったが金子りえからの手紙。研修生のっ期間はふつうだと経験できないことをたくさん経験させてもらった、一生のうちで大切な期間です。今は夢にむかって頑張っています、英語を勉強して留学したいとおもってますとの手紙。そのあと、まことからつけくわえて、小数賀芙由香が個人の都合により研修を修了したことも報告あり。



 いままでエッグや研修生はいつのまにかプロフィールから名前がなくなってそれであぁやめたんだなとわかる程度で、終了セレモニーとかは特になく、卒業のあいさつとかもなかったのだが(エッグからアップフロントエッグにうつった能登有沙だけはエッグ卒業があったけど、デビューせずにやめた子のいまだかつてそんな卒業式などない)、今回はじめて公式に金子りえと小数賀芙由香のハロプロ卒業が発表された。なぜだろう。今後も研修生をやめた研修生はひとりひとりまことから事後的に報告があるのかな。



 小数賀芙由香はしばらくしてAK○からデビューしそうな予感がする。かつてのハロプロ関西のSINAの中山奈々みたいに、AK○にうつったほうが人気がでそうな気がする。美人さんなのでがんばってほしいね。



8、研修歴の長い研修生に賞をとらせてやろうとの親心

 賞は去年は2つしかなかったけど、今回は4つの賞で次点もいれると10人の名前があがった

26人仲10人が選ばれたことになる。こう考えると結構選ばれたのね。



 発表は、まず歌の上のまりこ先生から2名、田口夏実、浜浦彩乃が発表された。おしくも賞をのがした次点は大浦央菜。選ばれたたぐちもはまちゃんも泣いていた。浜ちゃんは私はうたがうまくないので・・・選んでもらってうれしいとのようなことを言っていた。たしかに浜浦は歌が一本調子で音域がせまくて表現力がとぼしいようにおもう。今日うたったヤキモチをくださいも、千奈美のあのちょっとふてくされたようなぶっきらぼうな味わいのある歌い方とくらべたら浜浦の歌い方はものたりなかった。浜浦は歌をうまくうたおうとするんじゃなくて、前田憂佳のように独特な歌い方をきわめればいいと思うの。



 たぐっちは100回のキスをうたっていて、やっぱりあややには遠くおよばなかったけど初々しさがあった。たぐっちも声を無理してはりあげているような歌い方になっていたのでもっと自然とすんありとした歌い方ができるといいな。



 大浦は自分の名前が呼ばれたことにきづいてないようで、きょとんとしていてさわやか五郎に名前よばれてるよわかってる?とつっこまれていた。



 歌の次はみつばちまき先生からダンスの審査員賞の発表。実は私は歌の審査委員発表のときから、ダンバラの名前がよばれろよばれろと心の中で願っていた。そうすればベストパフォーマンスはななみんにまちがいないとの思惑。結局最後までダンバラの名前はよばれず。



 ダンスの賞は佐々木莉佳子と吉橋 くるみ。あと次点として加賀楓。佐々木は元気のよさとポップがよくでていた。吉橋は16ビートがしっかりきざめていた。加賀はトップバッターで緊張したけどよっくがんばったとのこと。私の目ではダンスはわからない。まことがソロ曲披露コメントで、歌がうまい子はあえてダンスのないバラードで勝負していて、それはそれでありかなと言っていたが、はぁそうなのか佐々木とかは上手から下手まで元気よく歌いながら動きまわっていたようで、それが評価されての審査員賞。最多得票と2位得票のダンバラと室田はダンスはしていたのかな?、バラードで歌い上げる歌に投票があつまるのなら、来年はたぶんもっとバラードを歌う子がおおくなるんだろうな。それはそれでちがうと思うの。



 次は特別賞が橋本さんから発表された、キャラがいいとかそういう評価軸で選ばれたよう。まず小川麗奈、そして岸本ゆめの、最後に室田瑞希。岸本は大阪人らしく前へ前への積極性がいいね。ステージ上でも行動がちょっとどこかコミカルみたい。歌も去年岸本の唄をきいて佳林みたいなアクセントのある歌い方をするなと思って高評価な私だったが、その時のつんく評はリズムもまだまだとほめられてはなかった。今年は菅谷のREAL LOVEをうたっていたがうまかった。がなり声じゃなくてちゃんと歌えていたと私が思うのは、ダンバラ、船木、大浦、和田、岸本、田中可恋ぐらいかな。



 そして最後に吉澤ひとみから客席の投票で選ばれたベストパフォーマンス賞が発表。名前がよばれていないダンバラと田辺奈菜美。ここまできたらまだ研修生歴が半年のダンバラが選ばれるはずがない、ななみんの人気なら大丈夫と思って、吉澤の発表をドキドキしてまつ私。名前が呼ばれたのはダンバラ。ダンバラの名前があがって、ななみんは得票数もダンバラと室田にまけて3位以下ということを知ってSHOCK!の私

茫然とした私。それからハイタッチ会までの待ち時間ずっと意気消沈の私。ハイタッチでも意気消沈したままの私。



 今から思うと、この選ばれた10人のうち、吉橋、浜浦、田口、小川、室田は研修歴が長い研修生。これは親心だね。いつもはきびしいダンスや歌の先生もやっぱり長く研修生としてがんばっている子には思い入れがあるんだろうね。歌は浜浦と田口よりもうまかった子はいたがでもあえてまりこ先生はこの2人を強くおしたんだろうな。愛されてるなと思った。はじめのMCでさわやかが今日は会社の偉い人もたくさんきているので私もがんばりますといっていたが、教え子を会社の偉い人に認めてもらいたい、認めてあげてという先生の親心が今回の結果になったのだと思う。ただ裏を返せば、選ばれた研修生歴の長い研修生はのこされたチャンスがすくないということでもある。



9、その他

・三瓶海南がJuice=Juiceの五月雨をうたった。CD音源をよく聞いているのがわかった歌い方、出だしはカリンのような繊細な声の歌い方、途中さゆべぇみたいな歌い方、そしてかなともみたいな低音。モノマネみたいだった。本来ならそのパートごとの歌っている人のまねをするんじゃなくて全体をとおして三瓶の歌い方をすべきなんだろうけど、このひたむきさというか一生懸命さ、何度も音源をきいて練習したことを思わせるこの感じは好きだな。

・10番目にうたいはずの羽賀朱音がでてこず次の子がでてきて歌っていた。しばらくして13番目ぐらいにでてきて曲披露。緊張のあまり鼻血がでてしまったとのこと。あと牧野真莉愛も足を故障して全体曲では歌のみの参加のようだった。

・佐々木莉佳子は胸元に音に反応して光るシールみたいなのをつけていた。お父さんがさがしてきてくれたとうれしそうに話すリカコ。吉澤との受け答えのときも反応して光っていた。

・・去年もハイタッチに参加して最後のほうで、洗い物がおわったあとの母親のようなしっとりsた冷たい手とハイタッチしてびっくりしたのだが、今日もそのおんなじ手があった。正確に言うと去年よりもぽっちゃり感がなくて冷たさがおんなじ手のひら。ほかの研修生は体の中から熱をはしているようなあついあったかい手のひらなのにに、この子だけは冷たい印象的な手。だれだろうとおもっていたが今日だれだかわかった。今日のハイタッチの順番は曲披露の順番で、冷たい手は最後だった。最後は田中可恋。はあそうかこの手は田中可恋なのね。1年たってようやく疑問がとけた。田中は最後にああややのバラードDEARESTをうたっていてあややみたいな迫力はなかったが田中らしくしっとり歌い上げていてらすとのしめの曲としてはとってもよかった。

・最後にあらたな3似んの研修生が紹介されていた高1と中12人だったかな。あこがれの先輩は、萩原舞、小田さくら、工藤遥だった。ここで鞘師里保をあげないところなんか通ごのみだね。宮もt佳林の名前いわないかなとおもうも呼ばれず。

・まことが批評コメントのときにパンフレットの見ながらその子の意気込みコメントを読みながら質問していたので、今回のパンフレットには意気込みがかいてあると知ったので、投票時間のときに係員につれられてグッズ売り場へ。パンフレットを買い、となりにあったガチャガチャを1回まわした。会場限定のガチャガチャで、前回の発表会の黄色のTシャツキーホルダーと今回あらたに写真の入りの横長のキーホルダーだったので、あたらしい写真いりのほうをまわして、でてきたのは小川麗奈。客席にもどり係員の人にキーホルダーがだれか教えてもらった。ローマジでレナオガワと書いてあった。お小川みたいなおとなしいだけど楽屋ではおちゃめな子はユニットにはひとりは必要だな。ななみんもこのキャラでいられたいいんだろうけど、ななみんはいつの間にか研修生のリーダーになっているからのほほんとしてはいられないのが残念。ななみんには小川麗奈みたいなポジションがほんとうはあってるんあろうな。



 家を出たのが朝の9時30分で家についたのが日付変わって深夜の0時10分。日帰りでくたくただけど行ってよかった。くやしかったけどいってよかった。みなさんもこれからハロプロ研修生のことを勉強して来年の公開ジル直診断テストにはぜひ参加してみてね。おそらく来年はダンバラはモーニング娘としてデビューしているので連覇ってのはないし、おそらくななみんも新ユニットでデビューしてるとおもうので、あらたなハロプロスターをあなたが作り出してね。



セットリスト
M1 彼女になりたいっ!!! 全員
M2 SHALL WE LOVE?(ごまっとう 曲) 加賀 楓
M3 女と男のララバイゲーム(モーニング娘。曲) 山木 梨沙
M4 100回のKISS(松浦亜弥曲) 田口 夏実
M5 ベーグルにハム&チーズ(℃-ute曲) 横川 夢衣
M6 大人なのよ!(Berryz工房曲 ) 井上 ひかる
M7 ハッピーサマーウェディング(モーニング娘。曲) 牧野 真莉愛
M8 旅立ちの春が来た(スマイレージ曲) 藤井 梨央
M9 大好き100万点(モーニング娘。譜久村聖 石田亜佑美曲) 新沼 希空
M10 ベーグルにハム&チーズ(℃-ute曲) 田辺 奈菜美
M11 なんちゃって恋愛(モーニング娘。曲) 羽賀 朱音
M12 さくら満開(モーニング娘。さくら組曲) 小川 麗奈
M13 五月雨美女がさ乱れる(Juice=Juice曲) 三瓶 海南
M14 ヤキモチをください!(Berryz工房曲) 浜浦 彩乃
M15 REAL LOVE(Berryz工房 菅谷梨沙子曲) 岸本 ゆめの
M16 自信持って 夢を持って 飛び立つから(モーニング娘。高橋愛曲) 一岡 伶奈
M17 Memory 青春の光(モーニング娘。曲) 段原 瑠々
M18 スキちゃん(スマイレージ曲) 稲場 愛香
M19 DESTINY LOVE(High-King 曲) 船木 結
M20 奇跡の香りダンス。(松浦亜弥曲) 佐々木 莉佳子
M21 My Days for You(真野恵里菜曲) 野村 みな美
M22 泣いちゃうかも(モーニング娘。曲) 吉橋 くるみ
M23 スッピンと涙。(後藤真希曲) 大浦 央菜
M24 Memory 青春の光(モーニング娘。曲) 室田 瑞希
M25 ブギートレイン'03(藤本美貴曲) 和田 桜子
M26 会いたい 会いたい 会いたいな(℃-ute曲) 山岸 理子
M27 dearest.(松浦亜弥曲) 田中 可恋
M28 かっちょ良い歌 全員
M29 おへその国からこんにちは 全員
M30 天まで登れ! 全員


 



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