<30分会議の事前準備マインドマップ>
◆30分のアイデア会議の手順 楽しいアイデア会議の進めかた<5>
309:【アイデア発想法】第109発
こんにちは!
デザインコンサルタントの木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。
株式会社ビートップツー (木全が取締役を勤めています)
木全の自己紹介
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
★横浜市「無料デザイン相談」 ※横浜市に事業所のある方限定。
★墨田区「無料商工業アドバイザー派遣」 ※墨田区に事業所のある方限定。
■30分のアイデア会議の手順
30分のアイデア会議は時間が短いので、事前準備が必要です。
会議のテーマをあらかじめ決めて、マインドマップを用意します。
それは、上の絵のような簡単なもので、真ん中にテーマを描き、数本の枝を加え、その枝の上にテーマに対する視点を描き、参加人数分コピーしておきます。会議前には、会場のホワイトボードにも同じものを描いておきます。
ホワイトボードの枝には、「今後の行動」「振り返り」という枝を追加しておきます。
マインドマップを使った会議術については、「マインドマップ会議術」(ダイヤモンド社・高橋政史と大嶋友秀の共著)に詳しく紹介されていますので、参考にしてください。ここでご紹介するアイデア会議の進め方も同書を参考にアレンジしています。
①準備(2分)
会議のテーマと目的を確認します。少し世間話などしてリラックスした雰囲気をつくるといいでしょう。明るい話題にしてください。
②チームトーキング(2名・3分)情報の共有
2名1組のチームトーキング。一人90秒で、テーマに関する情報や知識を話し合います。時間制限を設けると気楽に話せますので、ストップウォッチを使ってリズミカルに進行すると効果的です。
③用意したマインドマップの説明(2分)
用意したマインドマップに基づいて、どんなテーマについて、どのような視点でアイデアを出すのか説明します。
④個人マッピング(5分)
用意したマインドマップの各枝に、個人で思いついたアイデアを書き加えていきます。この場合、ペンは一色でかまいません。黒と黄色以外がいいです。
⑤チームマッピング(全員・8分)アイデアの見える化
個人マッピングで描いたアイデアを、ホワイトボードに全員分もれなく描き写します。枝ごとに色を変えると見やすくなります。全員で描くと効率的です。
⑥チームトーキング(全員・5分)アイデアとアイデアの組合せ
ホワイトボードのマインドマップを見ながら、全員でアイデア同士のつながりを見つけ、アイデアを膨らませていきます。最初の1~2分は、全体を把握するために全員静かにホワイトボードを見つめる時間にしてもいいでしょう。
⑦チームトーキング(三分)今後の行動を決める
ホワイトボードのマインドマップを見ながら、全員の意見を共有し、問題解決のために必要な作業と会議後の作業分担を決め、ホワイトボードの「今後の行動」の枝に描き加えます。
⑧チームトーキング(2分)振り返り
会議全体を振り返り、全員一言ずつ会議のよかった点や改善点を話し、ホワイトボードの「振り返り」の枝に描き加えます。会議終了後、ホワイトボードのマインドマップをデジタルカメラで撮影し、参加者全員にメールで配信すると議事録が不要になります。
以上が30分会議の進め方です。時間が短いため細かく作業時間を設定していますが、時間を区切ってリズミカルに行うと、雑念がなくなりアイデアが出やすくなりますので、30分のアイデア会議では時間を優先させてください。
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309:【アイデア発想法】第109発
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■30分のアイデア会議の手順
30分のアイデア会議は時間が短いので、事前準備が必要です。
会議のテーマをあらかじめ決めて、マインドマップを用意します。
それは、上の絵のような簡単なもので、真ん中にテーマを描き、数本の枝を加え、その枝の上にテーマに対する視点を描き、参加人数分コピーしておきます。会議前には、会場のホワイトボードにも同じものを描いておきます。
ホワイトボードの枝には、「今後の行動」「振り返り」という枝を追加しておきます。
マインドマップを使った会議術については、「マインドマップ会議術」(ダイヤモンド社・高橋政史と大嶋友秀の共著)に詳しく紹介されていますので、参考にしてください。ここでご紹介するアイデア会議の進め方も同書を参考にアレンジしています。
①準備(2分)
会議のテーマと目的を確認します。少し世間話などしてリラックスした雰囲気をつくるといいでしょう。明るい話題にしてください。
②チームトーキング(2名・3分)情報の共有
2名1組のチームトーキング。一人90秒で、テーマに関する情報や知識を話し合います。時間制限を設けると気楽に話せますので、ストップウォッチを使ってリズミカルに進行すると効果的です。
③用意したマインドマップの説明(2分)
用意したマインドマップに基づいて、どんなテーマについて、どのような視点でアイデアを出すのか説明します。
④個人マッピング(5分)
用意したマインドマップの各枝に、個人で思いついたアイデアを書き加えていきます。この場合、ペンは一色でかまいません。黒と黄色以外がいいです。
⑤チームマッピング(全員・8分)アイデアの見える化
個人マッピングで描いたアイデアを、ホワイトボードに全員分もれなく描き写します。枝ごとに色を変えると見やすくなります。全員で描くと効率的です。
⑥チームトーキング(全員・5分)アイデアとアイデアの組合せ
ホワイトボードのマインドマップを見ながら、全員でアイデア同士のつながりを見つけ、アイデアを膨らませていきます。最初の1~2分は、全体を把握するために全員静かにホワイトボードを見つめる時間にしてもいいでしょう。
⑦チームトーキング(三分)今後の行動を決める
ホワイトボードのマインドマップを見ながら、全員の意見を共有し、問題解決のために必要な作業と会議後の作業分担を決め、ホワイトボードの「今後の行動」の枝に描き加えます。
⑧チームトーキング(2分)振り返り
会議全体を振り返り、全員一言ずつ会議のよかった点や改善点を話し、ホワイトボードの「振り返り」の枝に描き加えます。会議終了後、ホワイトボードのマインドマップをデジタルカメラで撮影し、参加者全員にメールで配信すると議事録が不要になります。
以上が30分会議の進め方です。時間が短いため細かく作業時間を設定していますが、時間を区切ってリズミカルに行うと、雑念がなくなりアイデアが出やすくなりますので、30分のアイデア会議では時間を優先させてください。
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