ジダンの処分

ジダンに罰金７０万円など、マテラッツィも処分（読売新聞）


頭突きをフランスの新たな挨拶へ昇華させたジダン選手とDQN悪童マレラッツィ選手への処分が決まった模様。
処分内容自体は、両者とも深刻では無かったがジダンの方が重め、国際試合出場停止三回は本人引退の為、本人の申し出により社会奉仕活動に変更。

FIFAはマテラッツィ選手は挑発の事実は認定したが人種差別発言は認定せず罰金と国際試合出場停止二試合と暴力行為に至ったジダンより軽めの制裁。

人種差別発言の有無を追求しなければ上手に裁いた感じ、まぁ喧嘩両成敗的なと言うか大岡裁き的な裁定ですね。


仮にマテラッツィ選手の挑発発言に人種差別発言が認められたらジダン以上の制裁を科さないと今大会でFIFAが行った人種差別廃絶アピールに反することになるので発言内容よりもFIFAの体面重視でこの裁定に至ったと考えるのが妥当だろう。



何にせよFIFAの裁定は兎も角、仏蘭西と伊太利亜間に修復しようのない遺恨が残ってしまったのが微妙ぉーと言うか次回以降のワールドカップで仏蘭西 VS 伊太利亜戦が凄いことになりそうな予感。