傳鐘亭 blog

IdoとEgoの赴くままに……

上海の車事情

2004-06-16 23:21:49 | 旅行?
上海出張記2

空港から20分程度のところにある出張先の会社へ行く途中、社長様の説明を聞きながら車窓を眺める。

それにしても、この高速道路は道が真っ直ぐで車線も片側4車線ある。そして何より高速道路沿いはどこをみてもやたらと大きい広告が出ている、何をしてもスケールがでかい国だと半分あきれながら彼らの持つ活力に恐怖を覚える。

周りを見ても日本より良い車が多く走っている、アウディー、ベンツ、GM、そしてトヨタ、日産、ホンダ等の日本車も混じっているが話によると中国に進出している企業の現地生産車両が多いらしい。
ほぉーっと感心しながら説明を聞いていると、上海では車の普及が急速すぎるせいで市政府が月間三千台しかナンバープレートを出さないらしい。それに加えてナンバープレートの取得費用が呆れる程バカ高い、何と現地通貨で五万元位(一元13.4円程度)すると話してくれた。
因みに日本なら軽自動車が買える金額(約70万円弱)相当になる。

車両本体価格も日本と比べて相当割高だそうだ、これは多分税金だと思われる。わかりやすい表現をすると中国で車を買った場合日本では同じ値段で1~2ランク上の車が買える位価格が高いらしい。

それにしても、一般的に言われている国民の所得水準とかから考えるとこの車購入事情でみんな結構良い車に乗っているのはどういうことでしょうか?

この国って共産主義国家じゃなかったの???
と考えているうちに、出張先の会社のあるハイテクパーク(ソフトウェアとバイオを中心とした工業団地みたいなもの)に到着する。

到着したのが8時頃で周辺も暗く周りがよく見えなかったがやたらと規模の大きい建物が整然と並んでいる場所だ、なんでもソフト会社やバイオ関連企業などが中心で一般的な工業団地と違いクリーンな環境と優秀な人材が売りだそうだが時間も遅いせいか人通りも疎らで明かりの消えている建物も多い。

運転手さんと管理部長氏がオフィスに荷物を下ろすと上海市中心部にある私の宿泊するホテルまで移動する。