A-note

移転しました→ http://dekubar.blogspot.com/

PRESS STARTコンサート 上海でも開催

2007年09月30日 21時09分26秒 | VG Live / Concert
「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む: 上海で11月にゲームミュージックコンサート
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51047901.html

アジアでのゲームコンサートというと、去年インドネシアで大規模なのがあったり
今年入ってだけでも、韓国、シンガポール、オーストラリアと
わりと頻繁に開かれているみたいですが、中国でこの規模のコンサートは恐らく初めて。

中国にもゲーム音楽好きは沢山居ると思うので(アレンジやってる人も中国系の方が多いし)
こういう真っ当なイベントもどんどんやっていって欲しいですね。

ゲーム / CC / ジルベルト・ジル

2007年09月29日 13時31分54秒 | Game
歴史学、地理学、科学、技術工学、ゲーム作りには全てが含まれています
ゲームは・・・そう、"全て" です
映画であり、芝居であり、音楽であり、文学であり、そしてそれらを総合したものです
またそれぞれの芸術を超越する表現形式を持っている媒体であり
団体、個人、若者、子供といった個々の表現を許容する場にもなっています
そのため、誰がゲームを作るかというのは非常に重要な問題だと言えます

世界的なミュージシャン、クリエイティブ・コモンズの推進者、
そして現在、ブラジルの文化大臣も勤めている、ジルベルト・ジルのお言葉。

Firefox CC Studioでの小山田圭吾×伊藤穣一対談の中で名前が出てきたので思い出したんですが
だいぶ前に一度紹介した、ブラジルのドキュメンタリービデオの中で
文化大臣としてブラジルのゲーム文化について答えているインタビューから、一部書き起こしてみました。

Gamer Br
http://www.archive.org/details/Gamer_Br_EnglishVersion
(このビデオもCCライセンスですね)


ドキュメンタリーの大まかな内容は、海外製ゲーム、それも暴力的なFPSが蔓延する
現状と、ゲームを表現の場とするプロゲーマー達を取り上げたもので
ジルベルト・ジルの言葉は、若者達の自己表現にも敬意を表しながら
海外から来るゲーム文化に侵食される事への危機感が表れたものかと思います。

そういった危機感からか、ブラジル文化省はブラジル人開発者に対する賞を設けたりして
自国のゲーム文化の発展を後押ししているそうです。

ちなみに、来月DVDが発売されるVideo Games Liveのリオデジャネイロコンサートも、
ブラジル政府とブラジル文化省が協賛しています。
http://www.videogameslive.com/index.php?story=102
>supporters were the Brazilian Government and the Ministry of Culture

何で北米や欧州のコンサートじゃなくて、ブラジルのコンサートがDVD化されるのか不思議だったんですが
「クリエイティブ・コモンズをブラジルに広めようとしている」という話を聞くと
DVD化に必要な権利処理なんかが欧米よりブラジルの方が楽になっているのかも知れないですね。

クリエイティブコモンズなCDでライブの宣伝

2007年09月27日 18時16分23秒 | misc


Boing Boing: Craft Economy - Toronto band staples CC-licensed CDs to phone poles
http://www.boingboing.net/2007/09/16/craft-economy-toront.html

カナダのCraft Economyっちゅうバンドが、ライブの宣伝の為に
CCライセンスなオーディオCDを配布したよという話題。

配布された音源はこちらでも公開されています
http://thecrafteconomy.com/music/music.html


なんか最近CCの話題をよく耳にする気が・・・(これとか、これとか)

Fifth Symphonic Game Music Concert (GC 2007)

2007年09月25日 15時22分59秒 | VG Live / Concert
TGSも終わったというのに、今更一つ前のゲームショーの話題もアレですが
8月にドイツで開かれたGames Convention(GC 2007)で、
毎年恒例のオープニングコンサート、Symphonic Game Music Concertが開催されました。

国内外のゲーム系ニュースサイトでも殆ど取り上げられていなかったため
どんなコンサートになったのかもあまり分からないんですが
このまま書かないのも勿体無い内容なので、演奏された曲リストと参加ゲストだけ簡単に引用しておきます。

1. Official Opening Fanfare - GC in Concert 2007
2. Commodore 64-Medley (e. g. Last Ninja, Great Giana Sisters, Forbidden Forest, Wizball etc.)
3. Stranglehold (featuring Conny Kollet)
4. New スーパーマリオブラザーズ. (アレンジ: 古代祐三)
5. The Abbey (featuring Daniela Kosinova)
6. ラグナロクオンライン2: The Gate of the World (featuring Josef Krusek)
7. Rayman Raving Rabbids
8. StarCraft
9. Turrican II: The Final Fight (featuring Marek Zvolanek)
10. シェンムー / World Club Champion Football (ピアノ演奏: 光吉猛修)
11. WCCF: World Club Champion Football: Intercontinental Clubs 2006-2007

20 min. intermission

12. サガフロンティア II (featuring Jaromir Klepac)
13. 武蔵伝II: ブレイドマスター (featuring Jaromir Klepac)
14. Commodore Amiga-Medley (e. g. Alienbreed, Lionheart, Pinball Fantasies, Lemmings etc.)
15. The Sims 2
16. ファイナルファンタジー XI (歌唱: 増田いずみ 『プロマシアの呪縛』より「Distant Worlds」)
17. 聖剣伝説2
18. Settlers II - The Next Generation (オーケストラ編曲: 浜口史郎)
19. Maniac Mansion: Day of the Tentacle
20. 悪魔城ドラキュラ (パイプオルガン演奏: 山根ミチル)
21. Metal Gear Solid 3: Snake Eater (featuring Rony Barrak)

古代氏のNew SMBアレンジとか、山根氏のパイプオルガン演奏とか、もう何事かと・・・
ゲスト以外では、浜渦氏の『サガフロンティアII』『武蔵伝II』や
菊田氏の『聖剣伝説2』のオーケストラ演奏で聴けたのもスクウェア好きとしては羨ましい限り。

浜渦氏の場合、直接ゲストとしては参加していないものの、
5月に出た浜渦氏のアルバム『Vielen Dank』の録音に
このコンサートのプロデューサー(Thomas Boecker氏)が関わっていたので
そういった繋がりもあって今回演奏されたのだと思います。
いやそれにしても羨ましい。



// 関連リンクとか

Symphonic Game Music Concerts: The Concert Programs
http://www.vgmconcerts.com/main.php?section=about&subs=the%20concert%20programs&lang=english

MICHILOG: ライプチヒ、GCオープニングコンサート出演、再び。
http://mp.i-revo.jp/user.php/michilog/entry/34.html

G Wie Gorilla: Eroffnungskonzert der GC 2007 (*ドイツ語)
http://www.g-wie-gorilla.de/content/view/563/25/

Youtube: Metal Gear Solid 3 music @ Games Convention 2007
http://www.youtube.com/watch?v=EG9Rosz4c4M

Youtube: Daytona USA (Takenobu Mitsuyoshi & Rony Barrak)
http://www.youtube.com/watch?v=JwLLwpRfl-8

Joshua Morse氏の新作 「Waveform」

2007年09月20日 15時31分41秒 | Remix/Arrange/Doujin
VG Frequency より)

http://waveform.jmflava.com/

個人的に贔屓にしているRemixer、Joshua Morseさんのミニアルバム『Waveform』がリリースされました。

VG Frequencyの紹介文にも「メガドライブとFM音源ファンは要チェック」みたいな事が書かれていますが、
YAMAHA TX81Zシンセサイザーを使い、FM音源をフィーチャーしたオリジナル作品です。


Joshua Morseさんの曲は、オリジナル・アレンジ問わずどれも良い曲ばかりなので
ウェブで公開するだけじゃなくて、アルバムCD制作して欲しいなぁ。
旧サイトで公開されてたオリジナル曲集『Home Life』も最高でした。CD買いたい。

1UP.comの日米ゲーム文化比較記事を翻訳してる人がいた

2007年09月19日 01時57分40秒 | Game
最近"神を殺す ゲーム"とかいう物騒な検索語句でのアクセスがあったので
「なんだこれ?」と気になって見てみると
どうやら今年1月の1UP.comの記事にちょっと触れた時のエントリに来てたらしい。

「そういやこんな記事あったなぁ、どんな内容だったっけか」と思いつつ
リファラ辿っていたところ、この記事の日本語訳をしているBlogを発見↓

灰汁 それが 私: アメリカと日本のゲーム文化の違い
http://lye.blog.shinobi.jp/Entry/175/

これはすごい・・・つか面白い

項目ごとに簡潔にまとめてあって本家記事より数段分かり易いし
細かく注釈を入れてくれているので、海外ゲーム事情に詳しくなくても気にせず読める。

「"サンドボックス"と"映画的"」
「日米の絵柄の好み」
「ゲーム音楽の捉え方」
「日本のゲームで神殺しが許容される理由」
「ゲームの難易度が日米で異なるのは何故か」
・・・これらのキーワードにグッと来た人は是非読むべき。労訳です。

菊田裕樹インタビュー (CocoeBiz)

2007年09月16日 22時39分42秒 | Interview article
CocoeBiz.com: 菊田裕樹氏インタビュー「オリジナルアルバム制作について」
http://www.cocoebiz.com/report/kikuta_interview2007_jp.htm

夏コミに参加したり、アルバム/ミニアルバムを立て続けに発表したりと
最近なにかと露出の増えた菊田氏の最新インタビューが
ゲームサントラ専門の通販サイト、CocoeBiz.comに掲載されています。
菊田氏曰く、次のアルバムは「フェルマーの最終定理」



インタビューをしたCocoeBizは、同人流通だったり「たのみこむ」限定だったり
雑誌の付録だったりして、入手方法が限られるCDを日本国外へ通販してくれる、
海外のゲーム音楽ファンにとって非常に有り難いサイトで
日本人コンポーザーの英語版オフィシャルサイトも運営しています。
http://www.cocoebiz.com/?display=site_directory&directory=12

アメリカで発売されなかったゲームTop25

2007年09月16日 12時57分45秒 | Game
digg より)

The Top 25 Games that Won't Come to America
http://www.games.net/article/feature/116721/stranded-the-top-25-games-that-havent-come-to-america/

『電車でGO!: 新幹線~』とか『たけしの挑戦状』とか、「そりゃ発売されないわな」というものから
『ギターフリークス&ドラムマニア』『罪と罰~地球の継承者』あたりの
発売されていれば普通にヒットしていそうなタイトルまでが並ぶ中
No.1に輝いたのは、発売されていないのに英語のファンサイトがあったりするあのゲーム