写真でみる秘湯ブログ‐くいしんぼう湯めぐり日記

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アンコール・トム クメールの微笑み

2009-12-30 00:55:56 | カンボジア
カンボジア
アンコール・トムを訪れました。


ささやかなスコールでお出迎え
湿気があります。



入口からは、
徒歩、車、チャリ、人力車、馬車、象と…
なんでも一緒







入口まではブッタ並ぶ。








象の鼻は、
高価なものと扱われたので盗まれいて、
どこに行ってもなくなっていた







アンコール・トムは、「大きい都」という意味。

ジャヤバルマン7世が造営した周囲12kmの大都城




この王の治下でアンコール王朝は最盛期を迎え、
タイ・ラオス・ベトナム南部を支配した大帝国であった。


しかし、1352年前後
2度にわたるアユタヤ朝軍との大戦争にて占領され、
繁栄を誇ったアンコール朝が崩壊してしまう。



都城は放棄された後、
しばらくの間荒地となり、密林が忍びこんでいた。





門をくぐり背高い森林に入っていくと、
アンコールトムの中心寺院バイヨン見えてくる



群立する四面像。












世界遺産!
バイヨン四面像「クメールの微笑み」


『慈悲のこころ』を感じます









カンボジアでは、
現在も内戦や政治が乱れており、
生きるために物乞いする子供たちが、
観光地には多く存在する。


自然と共に遺跡は崩壊し…
食物不足、病気、
人々の苦しみや、
この国の貧しさは、今も続いている。










義足隊の音楽が聞こえる。








戦争の痛手は大きすぎる…





同じ人間として生まれてきたのに、
たまたま
日本で生まれて、
当たり前のように「平和」と向き合っている。


これでいいはずがない…











生きるために懸命に働く子供たちは真っ黒で、
痩せていて、
学校にさえいけない。

カンボジアでは、
学校に行くためには10円かかるそうだ。
そのお金すらない。


観光客1人がチップをあげたって、
この国は何も変わらないし、
子どもたちは、
この環境が変わらない限りは、ずっと物乞いなのだ。



本当に、
なにもしてあげられないのか?

無力さを感じる。



そんで、
この笑顔には負けるわ。
貧しさが命の輝きを
いっそう光らせているのだろうか…



まぶしいっす




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