店長さんがえらい

夕方おなかがすいたので、弁当屋さんに立ち寄った。

同じ思いの人が多いのか、けっこう繁盛していて何人もが待っていた。が、みな慣れたようすで落ち着いたものだ。最近だと思うが、ここのカウンター脇にはお客さんにわかるよう「Wi-Fiルーター」がそっと置かれていた。ここの店長はセンシティブでえらいなぁとすぐに感じた。しかも奥のほうでも理知的な表情だし、動きもきびきびしていたのでなおさら納得した。

ちょっとした隙間の時間に、メールチェックしたり検索したり、スマホをいじる人は多い。

 

今や、若い学生さんばかりではなく、勤め人でも、主婦でも、年配でも同じ。

お客さま商売をしている場所の責任者は、こんな世の中の変化に敏感であってほしい。

 

駅前のカフェに行った時、「Wi-Fi使えます」のステッカーがあるのに電波を拾えない日があったので、店長に確かめたところ事務所の奥に行ってスイッチを入れなおしてきたことがあった。

なんでも、高校生が長居してほかのお客からクレームがでたことがあったので、Wi-Fiをやめようかと思っているなんて言い放った。

「バッキャロー」とは言わなかったが、こんな鈍感な店長がいる店は先は短いと思う。「喝！」

 

センシティブって大切。