どしゃぶりのち晴れ

不妊治療(2011.3で終了)・初期の子宮体癌の治療体験記など。
私の経験が何かのお役に立てれば幸いです。

神頼み

2008-09-21 14:26:12 | Weblog
多くの不妊治療中の方は、経験されていると思うが、私も神頼みをいろいろやった。(一部は今も継続中)

まずは実家の母に連れられて、隣町にある子授け地蔵へ
たまたま実家の願い寺の住職さんのお兄さんのお寺だった。

子授け祈願の後住職の奥さんに「男の子が授かります」と言われて、単純な私は気を良くして帰ったが現在に至る。

次に、また実家の母が私の町にあるお堂の話を聞いてきた。
霊感のある尼さんが、いろんな悩みに応えてくれるということだった。
主人と私の名前・生年月日を書いて、不妊のことを聞くと主人は子供の時に体が弱く、その時に飲んだ抗生物質の影響で精子の数が低下していること、私は生まれながらに冷えの体質がある事、自然妊娠は難しいから、病院で高度不妊治療を受けるように言われた。

次は主人の両親が、近所の人に聞いたと京都・北野天満宮の隣にある観音さんにお参りに行ってくれた。そこで子授けの小さな土人形をもらってきてくれたので、今も自宅でお祀りをしている。両親がわざわざ行ってくれたと思って、私も後から一度だけお参りに行く。そこでも両親は住職さんから、子供はできると言われたらしい。

そして、主人が信仰していた宗教団体。私もそこのお話はいいと思って何度も行って、不妊の事を聞いた。そこでは「夫婦仲良く。ご主人をたてて下さい」といつも言われた。そこは高度不妊治療には否定的な考えだった。このことがIVFに踏み切るまで時間がかかる原因の一つになる。

今は、実家が信仰している宗教団体に通っている。私の名前もここで付けてもらったが、20才過ぎからは通わなくなっていた。今春に3回目のIVFを受けた直後に母に連れて行かれ、再度通うことになる。住職先生に「明るい気持ちで日々を過ごし、どんなことにも感謝を忘れないこと。仏さんの子供を授けてくださいとお願いすること」と言われる。そこのお寺に行くようになってから、急に不妊治療の病院を変える気持ちになり転院、今回の初期癌を見つけてもらうことができた。前の病院ではポリープがあると言われてなかったので、そのまま4回目のIVFに突入していたと思う。

神仏を信じるのは、人それぞれだと思うが、私は辛い時期にそれぞれのところで、精神的に救われていたと思う。