どしゃぶりのち晴れ

不妊治療(2011.3で終了)・初期の子宮体癌の治療体験記など。
私の経験が何かのお役に立てれば幸いです。

関門突破

2009-03-30 15:05:45 | 子宮体癌治療記
今日はこの前の内膜掻爬手術の結果を聞きに病院へ

一回目・二回目に比べて三回目は医師の反応が違ったので
今日まで結構どきどきで過ごす。

診察室に呼ばれて「今回も大丈夫やった。内膜を削りすぎたぐらいやな」と
言われてほっとする。看護師さんも喜んでいてくれた。

私のお気に入りだった健太郎先生とは今日でお別れ。
次から不妊治療の移るのでS先生が主治医に。

健太郎が「40才の子宮体癌で掻爬は異常なかったからイチかバチか
体外受精に移ろうと思うから先生よろしく」と言うと真面目そうなS先生が
慌てて「イチかバチかじゃなくてちゃんと成功するように頑張ります」と
宣言。健太郎の診察室を出て、しばらく待ってS先生の問診。

私の長い不妊治療歴を説明。記憶があいまいなとこもある。
次回は生理が来たら予約して受診することに。

健太郎とは全く違うタイプの先生だが、真面目で丁寧だし信頼できそう。
「まだ40才だから卵子もちゃんと採れると思います」と言われて
自分の中では、もう40と思っていたけどちょっと希望が持てる。

不妊治療で医大を受診するのは初めてだが、個人病院より患者にかける
時間が長いように思う。

今まで、勝手な想像で医大は受診するのに時間がかかって大変そうと
思い敬遠していたが、先生の人数が多い分余裕があるような気がする。

また不妊治療を受けられる幸せを感じながら、治療を頑張っていこうと
思う。


三回目内膜掻爬手術

2009-03-22 16:21:56 | 子宮体癌治療記
19日に三回目の掻爬手術を受けた。

状態が良ければ、これで最後の予定。

いつものように9時半頃に病院に到着。
少し待って病室へ。今回は三人部屋。

いつもならそろそろ点滴に来るはずなのに誰も来ない。
しばらくして看護師さんが来て「今日は午前中に処置室が混んでいるので
二時からになります」と言われる。

文句は言わなかったが、それなら前もって言ってくれたらもっとゆっくり
来るのにと思う。朝から絶飲食なので、喉も渇くしお腹もすく。

三回目でも医師から説明を受ける。いつものY先生はいたが、その上の
K先生は手術中ということで別の先生の説明。
同じ説明でも医師が変わるだけで、印象が違うものだと思う。

説明が終わって手術まで二時間弱もあった。
いつもはテレビを見る時間もなかったが、今回は退屈なのでテレビカードと
イヤホンを購入。このイヤホンを二度と病院で使うことのないように祈る。
WBCを観戦。家ではいつも声を出して観戦しているので、ついつい「あー」
「よし」など言ってしまう。

入り口に後から入院してきたおばあさんは、付き添いの人と大きな声で
しゃべっていたので良かった。

まだ時間があると思っていたら、看護師さんに早めに処置室に呼ばれた。
岩隈がピンチを迎えていたので「まだ二時には大分ありますよね」と
言ったら「二時から始めるので、少し早めに入ってもらいます」と
言われて、野球は断念。

前回もそうだったが、今回もやはり処置室で下着を脱いだ状態でかなり
待たされた。処置室に入っても野球の続きが気になる。

モニターを見ていた看護師さんに「循環器にかかったことある?」と
聞かれた。「循環器にはかかってませんが、鍼灸院の先生に不整脈が
あると言われたことがあるし、ヒスロンの副作用で動悸がすることが
あります」と言う。

不整脈みたいになったのは、野球を見て興奮してたからかも...

かなり待たされて手術開始。
前回と同じで終了間際にかなり痛みを感じる。

病室に戻ってからはひたすら寝続ける。
最初のトイレに行って、三回目で一番出血が多くてびっくりするが
帰る頃には治まった。

夕方に先生の診察
一回目・二回目は主治医が「子宮の中はきれいでしたよ」と言ってくれたのに
今回は「無事に終わりました」としか言われなかったので、不安になって
「子宮の中はきれいでしたか」と聞くと「肉眼の範囲では。細胞は検査に
出さないとね」と言われる。

患者は医師の一言、一言に敏感になるものだから、もっと気をつけてと
思うのはワガママかな。K先生は朝から忙しかったようで、私が最後の
患者で疲れてたのかも。

診察の後Y先生から「次回は3月30日に予約を取っておきました」と
言われたが、「この前電話で4月に予約を取りました」と言うと
「4月だと薬がなくなるでしょう。検査の結果次第では薬がまだ要る
から、3月に来てください。」と言われる。

この前、外来の健太郎先生には「今月いっぱいで薬は終了」と言われて
気を良くして帰ってきたが、それは全ての結果が良好だったらという事を
飛ばしてしまっていた。

結果は自分ではどうすることもできないから、全てのことを受け入れて
4月を迎えようと思う。




次は姑

2009-03-14 13:50:30 | Weblog
癌の転移手術で入院していた舅が退院したと思ったら、今度は姑が緊急入院。
脱腸のようなもので、夜中に主人と義弟に病院に運ばれて、緊急オペ

ちょっと痛い思いをして可愛そうですが、これで「病気してまで長生きしようとは思わない」とか「癌と聞くとぞっとする」など、言わなくなってくれるといいなあと思う。

困ったのが舅と義弟のお世話。

来週の内膜掻爬は延期になりそう。

今になって後悔しても始まらないけど、病人がたて続けに続くとサラリーマンと結婚すべきだったと思う。

強力な味方

2009-03-06 17:01:41 | Weblog
水曜日に細胞診の結果を聞きに病院へ。
今回もクリアできて、今月の掻爬の結果が良ければ4月から不妊治療に戻れることになった。

健太郎からまた「太ったな」と言われたので「前の診察の時よりは1キロ痩せました」と大口をたたく。

義父が同じ病院で手術をしたので、主治医の先生を知っているか確認したら「直接は知らないけど、何か不備があったらいつでも言ってやる。違う科でも意見を出し合って病院全体のレベルアップになることが大事や」とすばらしい返事をもらい感動。

愛想のいい看護師さんも「先生はすごいよ」と言われた。

義父の話をしていて、前回の血液検査の結果と掻爬の後の診察日の予約をすっかり忘れてしまった。

思いがけず子宮癌になってしまったが、いい先生に診てもらえて幸運だと思う。