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傍観者のWORLD DROME vol.2

2011年11月24日 15時07分23秒 | Radio Control


インディやトランザムについてはかなり活発なご意見もいただいていますね。
対してストックカーやスーパートラックについてはあんまり意見なし。

これって、参加者のみなさんは、おおむね2012のレギュと結果に満足頂いてるのかな?
この2つのクラスはワールドドロームにおける最高峰クラスという位置づけなので
参加される選手もそれなりにハイレベルだし、マシンも凝ったものが多いですね。
そんな個性的なマシンを観察できるのも、ドロームの大きな楽しみのひとつ。

今年、ピットウォークして一番ビックリしたのが、Wウィッシュボーンサスの多さ。
ストックカー、スーパートラックともにかなりの選手が採用してました。
みなさん上手に既存の製品を加工したり、あるいは自分で部品を起こしてみたり。

結果は成功した人もいれば、セットに苦しんだ人も。
その一方でコンベンショナルなINDサスで健闘する選手もいましたね。
実際、一番ギャップがひどいターン4周辺で観察していると、
必ずしもWウィッシュボーン有利! ともいえない状況でした。
リアサスにしても同様で、リンクサスやトラックバー、Tバーなどまちまちですが
コレが決定的に有利! ともいいにくい結果だったのではないでしょうか?

自作マシン派の方はそれぞれに狙いもあるかと思うので
このあたりの優劣は今度展開されるあの速度域において
非常に興味深い部分だと思います。
来年はどんなマシンが登場するのかなー


これを読め! #002 ~高熱隧道~

2011年11月22日 17時01分34秒 | Books


黒部ダムってご存知ですか?
富山県の黒部渓谷に作られた、土木建造物としては
非常に評価されている巨大なダムです。
その建造には黒部渓谷の厳しい自然環境ゆえ、
それはそれは困難を極めたのだそうです。

そもそも黒部渓谷はその豊富な雨量と急峻な高低差などから
水力発電の電源開発地として大正時代より注目されていたそうで
その時代から調査を兼ねた入山が行われていたのだといいます。

そのために作られた水平歩道と呼ばれる道(道といえるのか?)があり
戦後に建造された黒部ダムより以前、戦前にはじまった仙人谷ダムの建造には
この水平歩道を人力でもって資材などを運び込んでいたのだそうです。

物語はこの仙人谷ダム建造にまつわる隧道工事と水路工事が舞台。

資材運搬のため、破格の運賃で雇われたボッカ(運搬夫)たちは、
賃金欲しさにこぞって重い荷を担ぎたがり、中には150kgもの資材を背負った者も。
そうした荷を天井や岸壁に引っ掛けてしまい、足を滑らせて落下するという事故も頻発。
水平歩道で命を落とした者だけでもかなりの人数だったといいます。


↑水平歩道。右側は奈落です。

さらには泡雪崩という特殊な雪崩が5階建ての宿舎の3階以上を
建物の形を保ったまま600m以上も吹き飛ばし、80名以上の死者・行方不明者を出す。
岩盤温度は摂氏160℃を超え、発破用ダイナマイトが自然発火。作業員を肉片に変えていく。
灼熱の坑内で作業できる限界は20分。あるものは発狂し、死んでいく。
累計300人以上の殉職者を出したこの難工事は再三にわたる警察の中止命令が出ます。

それでも戦争に突入していく日本は、工業力の増強と
そこに必要とされる電力確保の狙いから、人の命は軽んじられ、工事は続行。
トンネル貫通に熱意を燃やすゼネコン幹部たち。命を賭して工事に従事する人夫。
軋轢、恐怖、不安、孤独、欲望、絶望、使命感…
さまざまな思いが交錯する中、トンネルは貫通。

物語は事実の記録を織り交ぜながらフィクションの登場人物によって構成されます。

このブログにもちょくちょく出てくる相模湖の相模ダムも
戦前に建造がスタート。戦争により一時中断されたものの
完工までには多くの朝鮮人労働者が殉職したといいます。

こんなふうな壮絶な仕事現場は今でも少なくないでしょう。
読後はいままで感じたことのない想いがこみ上げましたよ…


ブレーキダブラー

2011年11月19日 10時04分11秒 | Fixed Gear

チャリネタです。
お笑いタレントが1ブレーキピストで捕まったりして
すっかり肩身の狭い思いのフィクシー乗り、DEEであります。

まぁ、そんな世の中の動きに連動するかのように
ボクが勤める会社でもお達しが出てしまいました。

『自転車で通勤する者は、ブレーキのない自転車に乗るべからず』

ハイ、承知いたしました。申し訳ございません。
もともとこの件については親しい友達であっても議論したくない話でして
ずっと触れてこなかったことでもあったんですが
まぁ、結論として前後にブレーキを装着したというわけなんです。

が! 思わぬ問題発生!
ボクのハンドルはブルホーンハンドルなんですが
狭い橋の上でもスリ抜けをイージーにしたいという狙いなどから
340mm幅のナローなブルホーンを使っています。
このハンドルにブレーキレバーをつけて、さらにスマホホルダーを付けると…
『握るとこ、なくなってもうたやんけ…』となってしまうのです。

そこで、あんまり気が進まなかったんですが、ダブラーを導入しました。

構造はメッチャシンプル。AN Factoryなら簡単に(?)作れそう。
要するにシリンダー構造を作って中のピストンにレバーからの1本と
前後ブレーキアーチからの2本をイモネジで固定しただけのもの。
ジャックナイフしないように、リアが先に効くように微調整します。


ただ、1本で2つのアーチを動かすので、レバーはかなり重くなりますし
タッチも相当悪くなります。というか悪いどころの話じゃない。
レバー側のワイヤーにかかる負担も2本分だし、そもそもイモネジで止めてるだけ。
万一、ワイヤー切れや抜けが起こったら一気にノーブレーキ仕様になるので
コグは固定のままにしてあります。(最悪はスキッドで止まれるようにね)

このブレーキダブラーというシロモノ、元々は片手で運転する
バイクポロ競技の自転車用に考案されたとか。
同じ目的で1つのレバーで2本のワイヤー引けるレバーもあります。
こっちのが対アクシデントとしても安全かな。


このダブラー、もともと存在してたのはかなり大きいものが多いらしく
自分のようなロードタイプ専用の小型のショートストロークタイプは
今、すごく売れてるんですって。ん~これってビジネスチャンスか?(笑


傍観者のWD2011 (ご意見募集)

2011年11月18日 10時36分53秒 | Radio Control

ワールドドローム2011、今年は決勝日のみの観戦でした。

(画像はイメージですw。今年は歓声のあがるシーンも多かったですネ!)

自分はスタッフサイドの人間ですので、どうしても気になったのは
バッテリー変更による成果でしたが、これは一部の課題を残すものの、
おおむね目標達成といえたのではないかと思います。
(一部の課題とはインディ&トランザムの速度。別途ご意見募集)

今回運営側の目線で見たときに気になったのは
出走直前に行う電圧チェック。
みなさん、注意して合わせてくださっているのですが
いざ、計測すると、どうしてもオーバーすることがあります。
その場でスロットルを煽って調整していただいていますが
この調整に2~4度の回数を要することもありました。
もちろん仕方のないことですが、それにより出走ギリギリになることも。
最悪、ヒートに間に合わない!ということは避けたいと思っています。
スタッフサイドとしては電圧計測スタッフとMCを含む進行スタッフとの
円滑な連携をはかることで、そのミスを起こさないようにしたいと思います。
どうしてもレースは時間とともに流れていくものです。
一番声の大きなMCがスタートをコールしてしまえば
それでスタートしてしまいます。
エントリーフィーが高いイベントですので、このあたりはスタッフも注意しつつ
みなさんが楽しんでいただけるよう、努めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

さて、どうしても決勝日しか見れていないので(しかも飲んでw)
みなさんとお話しきれなかった部分もあったと思っております。
運営サイドへのリクエストや苦情、イベント自体へのご意見、レギュ提案
その他、みなさまのご意見があれば、ぜひ書き込んでくださいませ。
すべてのご要望にすぐさまお応えできないかも知れませんが
『エントラントはこう思っている!』を知ることが運営において大切なことと思います。

来るべき2012シーズンはさらにステキなワールドドロームにしたいですね!


B級グルメ紀行 #17 ~東京堂の豚トロ丼(とビール)~

2011年11月14日 18時20分58秒 | B級グルメ

ワールドドローム2011が無事に終了しましたね。
新しいドロームバッテリーでの開催でしたが
おおむね、目標とされた速度抑制がかなったのではないでしょうか?

もちろん、あらたな難しさも顔を覗かせましたが
来年のタクティクスを楽しむ意味でも、成功だったと感じます。

さて、今年は選手としての参加は適わなかったのですが
観戦をタップリ楽しませていただきました。
いや、無責任に観戦できるのって、こんなに楽しいんですね(笑
まぁ、参加したほうがもっと楽しいんですが。
来年はぜひ、参加したいと思います!

で、ドロームにはケータリングサービスの東京堂さんがいらっしゃいます。
いつもおいしいファストフードやドリンクを用意してくださいます。
そんな中からB級グルメです。

↑豚トロ丼です。去年も食べました。
塩味がいい塩梅ですね。
来年も食べるぞ!

↑お供はもちろん、コレですな。

それぞれに悲喜こもごもの2011シーズンだったと思いますが
とりあえず、参加者のみなさま、本当にお疲れ様でした!