9日の記事は昭和っていいね、みたいなのに、そうかね?な感じで短く書いたの
だけれど、今度は昭和の家族だ。昭和の家族関係というのも特に映画とかで、
美化されすぎてるのじゃないのか?というのがこの記事でありんす。
オタキングこと岡田斗司夫の発言で面白かったのが、GyaOの自分の番組内で、
「ああいう映画のような濃密な親子の関係がイヤで嫌で、そういうのから逃れ
たかった」と話している点。私も実際はそういうのが良く判る。
まあ、わからない人にはわからないかもしれないけどw
そう言えば母べえと言う映画が公開直前ですな。時代は昭和15年から戦中へ、と
言うもの。多分映画を私も観たらヘタすりゃ号泣するかもしれなけど、公式サイト
の解説文にウゲーとなるような一文がw
<国際情勢の変化や不安定な政情の中、人々が先行きの見えない不安を抱えているという点で、現代とも重なる時代だといわれている。しかし、そこには、人と人の絆があった。ちゃぶ台を囲む家族の団欒は、信頼と愛情に満ちた空間であり、隣家に向かって開け放たれた風通しの良い縁側は、他人同士でも気軽に入り込み、助け合える交流の場でもあった。>
…いや、そんなに絆が深く感じられるのは「戦争という状態になりつつある世間が
あまりにも酷いんで、身内で絆を深くせざるを得ないから」出来上がった状況だと
思うんだけどなあ。
平和な時代で何でも自由に物を言える国なら、絆が深くなくても生きていけるんだけ
どなあ。ま、自由過ぎて現代人が苦労している面は確実にあるんだがw
あと、隣家とそんなに仲良くはありませんぜw 現代と異なってすごくお互いの
状況を知ってはいたけど、仲良い相手とすごく仲が悪い相手が混在してたのが
現実でしょうがw 私の実家の戦中は隣の家に色々嫌がらせされてたらしいし。
配給の品を渡さないとかね。
うーん、こういう悪意の無い(と言うかすごく素晴らしいものとして表現している)
ものは、すごく厄介だなw
しかし、いくらこう持ち上げても、簡単に家族が仲良くなれば問題が解決するわけ
じゃないのは、ほとんどの現代人が身にしみて感じていると思うんで、私が取り立てて
どうこう言うのはこの程度にしておきまふ。
ちなみに、近年は法廷ルポルタージュの面での活動が目立つ作家の佐木隆三によると、
近年の犯罪は「身内に対して相当の憎しみを持って犯行を行う」傾向があるそうで
(鈍器で何度も殴るとか)。これも家族の関係が人数の面で変化が出てきたから
だろうな、と思うのである。だって家族の人数が少なくなって、親が子供に干渉
しまくるのが昭和後半から平成にかけてだもんなあ。
濃密な関係と言うのは、逃げ場を失くすんだな。だから気をつけましょw
だけれど、今度は昭和の家族だ。昭和の家族関係というのも特に映画とかで、
美化されすぎてるのじゃないのか?というのがこの記事でありんす。
オタキングこと岡田斗司夫の発言で面白かったのが、GyaOの自分の番組内で、
「ああいう映画のような濃密な親子の関係がイヤで嫌で、そういうのから逃れ
たかった」と話している点。私も実際はそういうのが良く判る。
まあ、わからない人にはわからないかもしれないけどw
そう言えば母べえと言う映画が公開直前ですな。時代は昭和15年から戦中へ、と
言うもの。多分映画を私も観たらヘタすりゃ号泣するかもしれなけど、公式サイト
の解説文にウゲーとなるような一文がw
<国際情勢の変化や不安定な政情の中、人々が先行きの見えない不安を抱えているという点で、現代とも重なる時代だといわれている。しかし、そこには、人と人の絆があった。ちゃぶ台を囲む家族の団欒は、信頼と愛情に満ちた空間であり、隣家に向かって開け放たれた風通しの良い縁側は、他人同士でも気軽に入り込み、助け合える交流の場でもあった。>
…いや、そんなに絆が深く感じられるのは「戦争という状態になりつつある世間が
あまりにも酷いんで、身内で絆を深くせざるを得ないから」出来上がった状況だと
思うんだけどなあ。
平和な時代で何でも自由に物を言える国なら、絆が深くなくても生きていけるんだけ
どなあ。ま、自由過ぎて現代人が苦労している面は確実にあるんだがw
あと、隣家とそんなに仲良くはありませんぜw 現代と異なってすごくお互いの
状況を知ってはいたけど、仲良い相手とすごく仲が悪い相手が混在してたのが
現実でしょうがw 私の実家の戦中は隣の家に色々嫌がらせされてたらしいし。
配給の品を渡さないとかね。
うーん、こういう悪意の無い(と言うかすごく素晴らしいものとして表現している)
ものは、すごく厄介だなw
しかし、いくらこう持ち上げても、簡単に家族が仲良くなれば問題が解決するわけ
じゃないのは、ほとんどの現代人が身にしみて感じていると思うんで、私が取り立てて
どうこう言うのはこの程度にしておきまふ。
ちなみに、近年は法廷ルポルタージュの面での活動が目立つ作家の佐木隆三によると、
近年の犯罪は「身内に対して相当の憎しみを持って犯行を行う」傾向があるそうで
(鈍器で何度も殴るとか)。これも家族の関係が人数の面で変化が出てきたから
だろうな、と思うのである。だって家族の人数が少なくなって、親が子供に干渉
しまくるのが昭和後半から平成にかけてだもんなあ。
濃密な関係と言うのは、逃げ場を失くすんだな。だから気をつけましょw