このところ、連日心を傷めています。。。相変わらず、といってはいけないのですが、我が子を殺める両親や、虐待によって傷ついた子供たちのニュースや記事が多すぎます。
また、その様な事件に対して今現在、何もできない自分がとても歯がゆいです。生まれてきてたった数年で、一番たよれるはずの大人自身の手で、その生を終えさせられてしまったということに、言葉では言い尽くせない、深い悲しみを覚えます。命を奪う権利なんて、誰にもあってはいけないはずなのに・・・。
行政?制度?まわりの目?もちろん、制度も大事。近隣の人々の暖かい励ましも、つながりももちろん大切。疑う余地のないことです。私も、一人では生きてはいけないもの。でも、もっと身近なところにこそ、大切なことがあるんじゃないかな・・・。そう思えてなりません。
色んな人の、色んな背景と、色んな理由と色んな思いがあることだから、「わかったような顔」をして、批判ばかりはしたくない。でも、仮にどんなにつらい毎日だとしても、やっぱり生きていてこそ、と思うのです。きっと、究極は誰かだけが悪いわけではないのかも・・・そう考えたりもします。ほんのちょっと、何かが間違ってしまっただけなんだと思ったり。そんな気持ちのすき間に、スッと入り込んでしまった何かに対して、心の中に、どうすれば、平和の灯をともしていけるのか。小さくて大きな事を考えてしまいます。
先日手に取った雑誌の中に、印象的な言葉がありました。
「昨日亡くなっていった人が あんなにも生きたいと願った今日」
小さな命、何とかして、守りたい。心からそう思います。