テスト

テスト期間です。
とは言え、外国人教師のテストはほとんど終わりました。
私のテストも残すところあとひとつ。
気分はすでに冬休みです。

評価もほとんど提出したし…☆
いや～、思ったよりも大変でした。
いろんな書類を提出しないといけないし。
言語の壁もあり、なかなか難しかった。
事務の人は、日本語はもちろん、英語もほとんど話せないので…。
すべて、「チュグ、チュグ？チュグ、チュグ？ハオハオ。」
（中国語で「これ、これ？これ、これ？ＯＫＯＫ」みたいな感じ）
と指差しながら話して、なんとか通じたけど…。
うーん、上の会話で通じたってのもすごいですね…

テストをするにあたって、またまたありましたよ。
カルチャーショック。
どうやら、教師はテスト前に、テストの内容を学生に話すらしい
んですよね。
1問目にこういう問題を出して、配点は何点で…とか。

正直驚きました
私は大学時代、テストは実力問題で、どこから出るか、配点は何点か、
なんて一切しらない状態でテスト勉強もテストも乗り越えて
きたので。
特に、私が卒業した大学は、それで成績が悪かったら
容赦なく留年だったし。

ここの学生は、容赦なくテストの内容を聞いてきます。
授業でもちろん説明するんですが、それでもそれ以上の
内容を聞いてこようとあの手この手で聞いてきます。
向こうも、成績の良しあしで奨学金などがかかってくるので
真面目な学生ほど必死です。
授業中聞いてなくてもう一度同じことを聞いてくる人も。
電話やメールもきました。
あんまり頻繁なので、少々うんざりしました。

よく言えばテストに一生懸命取り組む学生たち…なんでしょうけど…ね。
とにかく、びっくりしました。
こんなところで思いがけずカルチャーショックを受けるとは。

でも、テストって、けっこう文化が表れるのかな。
以前担当してたネパール人クラスは、１課終わるごとに
確認テストをしてましたが、カンニングは当たり前。
堂々と隣の人のを見てました。
それじゃ、自分の弱いとこわからんじゃろ、と思った
んですけどね。ただの確認テストで、その点数でどうこうって
わけじゃないのに。

うーん、もう少し中国文化に歩み寄らないといけないかな…。
いやしかし、もうテストの内容、ほとんど教えちゃったよ…。
十分歩み寄ってるかな、いや、むしろ、やりすぎた…?
中国人パワー、恐るべしです。