日本語コーナー

私の学校では日本語コーナーというものがあります。
日本語話したい人が集まって、ただひたすら会話するというもの。

今日は今年度最後の日本語コーナーでした。
来月帰国する私と日本人留学生のお別れ会をしてくれるそうで。
「いろいろ出し物をします」
ということで、楽しみにして行きました。
私も何かゲームを考えてきて～と言われたので一応準備。

ところが。行ってみると。
人人人人
いつも2,30人程度なんですけど、たぶん60人くらいは
いました。
こんなに人数多いの想定してゲーム用意してなかった～！
ってことで、ゲームは急きょ中止。
出し物が始まりました。

なんと、わざわざ二胡演奏者なのか二胡が上手な学生なのか
を二人招待してくれてました。
二人が弾いたのは「賽馬」という有名な曲。
私も唯一暗譜して弾ける曲です。
おお～、やっぱり上手ね～と（嫌な予感がしつつも）感心してたら。

やっぱり。きました。
「先生も何か弾いて～！」
ええと。
同じ教室に英語コーナーの人たちもいるので総勢100人くらいです。
まだ初心者です。
しかも何も言われてなかったのでいっさい練習してません。
弾ける曲は「賽馬」しかありません。
でも、ここまで盛り上げられたら…弾くしかない。
ヤケクソで前に出ました…。

二胡を借りて弾くことに。
結果、案の定、ぼろぼろでした。
せめて練習して挑みたかった…
そしたらもっと簡単な曲練習したのに…。
でもみんなこんなぼろぼろの演奏でも盛り上げてくれました。
皆に感謝…

その後は学生の歌（いまどきの歌から伝統的なのまで盛りだくさん！）、
日本人先生の歌などで盛り上がり、
日本人留学生の女の子はなんと、カマキリをモチーフにしたという
変わり種の（でもかっこいい）踊りを踊り、更に盛り上がりました。
私も何か見せられる芸を持ってればよかったんですけど…。
ぼろぼろ二胡しか披露できませんでした

途中で、1年生のクラス長さんがやってきて、
「これ、どうぞ」
とプレゼントをくれました。
中には、クラスの写真と、ひとりひとり書いた手紙が。
手紙にも写真つき。
これはかなりうれしい～

どうやら、今日、こんなに人数が多かったのも私が担当した
1年生2クラスの学生が私を送るためにほとんど全員参加してくれた
からだったみたいです。
うれしい…

最後に折り紙で鶴を折り、私と留学生の女の子へのメッセージを
書いてくれました。
写真がそれです。
よく見ると鶴じゃない…それはそれでご愛敬。
メッセージにはなぜか

「ずっと元気だね！」

と書いてます。
たぶん「ずっとお元気で」と書きたかったんでしょうね～
気持ちはわかります（笑）

とにかくみんなのやさしさに感激。
本当に幸せな一年間だったと思います。

もうすぐ帰国。
とは言え、まだまだ忙しいですが、あと一息！
がんばります！