苦戦。

たまには授業のことも書きましょう。

私が担当してる授業は週７コマです。
これは、かなり楽な方なんじゃないかなと思ってます。
これで他に仕事しなくても生活していけるんだから・・・。

聞いた話によると、韓国の大学とかは週５、朝から晩まで
授業だとか…。準備は大丈夫なんでしょうか。

とは言え、私もかつては日本語学校で週2、朝から夕方まで
授業してました。ダブルワークだったので、他の日は別の仕事をし、
授業の準備は1日でしなければいけませんでした。
かなりハードな日々でした…。
あんまりハードだったんで、途中から、1日は午後だけにしてもらいましたが・・・。
あの日々に比べると、怖いものなんてない気がしてくる…。

でもやっぱり苦戦してます。
あるクラスは80人近くいます…。
授業の内容は「旅遊日語」。トラベル日本語みたいなやつです。
まあ、3年生なんで、あんまり簡単なことはできません。

指定教科書ナシです。
大学からの指示もナシです。
自由にやれるのである意味恵まれてますが、やっぱり
準備に時間がかかりますネ！
そして、会話練習させたいんですが、80人近くいると、
まず発表させても聞き取れないし、まとめるのが難しい
です。
そこんところ、なんとかうまくできないかな～と
頭を悩ませる日々です。
講義形式の授業はあまりしたくないので…。

会話の授業も担当してますが、
教科書ナシ
大学からの指示ナシです。

こっちもひとクラス40人程度。
まあ80人よりはマシです。

以前、日本語学校で担当してたクラスは18人。
40人と聞いて、「うわあ～多いなあ」と思いました。
でも初日、40人クラスを見渡してみて。
「？」
あまり多いと思わない。
でもちゃんと全員いるんです。

なんでだろう…。
理由がわかって笑ってしまいました。

私が以前担当してたクラスはネパール人クラス。
成人男性がほとんど。
皆、すごい存在感あったんです。
一人で二人分くらい（笑）
威圧感があるくらいでした（いや、彼らは決して
威圧などしてないんですが…）
もちろん、みんな元気で明るくて、おもしろくて、
大好きでした。

今回はほとんどが女性。
大人しめな感じがほとんど。
だからそれほど人数が多くても多いと感じなかったんです。

ネパールの皆さん、私を鍛えてくれて
ありがとう…と心から思いましたね。

とは言え、ネパールの学生と作り上げてきた授業と、
中国人学生が望む授業スタイルは、違うんじゃないか
と感じる今日この頃。
これからは、中国の学生の皆さんと、作り上げていかなきゃ
いけないなと思いました。
今は大変だけど、学生を信じて、自分を信じて、
前向きにやらなきゃ！
と思いました。