今回のアフロソウルな話しはウィズです。
このコーナーいつもは大体アーティスト＆曲紹介に終始しますが、今回は映画の紹介です。
あっそうなんですよ。
先日NHKのＢＳ２を私も見て書いてます。ですから同じようにご覧になった方も多いのではと思います。
この映画は７８年の作品でトニー賞を得たブロードウェイミュージカル版「オズの魔法使い」の映画化作品です。
最近ZIONが「オズの魔法使い」の絵本にはまっていて、話しの内容を覚えて私に話す位です。
そんな分けで「オズの～」の映画を放送するからZIONにみせるつもりでＴＶに向かいました。
親族のパーティーからストーリーが始まり、登場人物がみな黒人で軽く驚き、まぁもともとこの童話がアメリカで作られた話ですから、そういうパターンもありかなと納得。
犬のトトがいるんで、この中にドロシーがいるんだろうと見渡しましたがドロシーらしき人物が見当たりませんでした。
しかしおばさんが、かなり成熟した(30代位)の女性に向かって「ドロシー」って話し掛けてました！？
えっ！！更に驚きました。
因みに絵本ではドロシーって１１歳の設定です。
そしてドロシーの顔をよく見ると、見たことある顔。
彼女の歌を聴くうち、もしや「ダイアナ・ロス？」。
アフロでしたから、最初ロバータ・フラッグかと思いました。(ちなみに彼女はコーラスで映画に参加しています
)
更に観ていくと、原作にあるちょと牧歌的な雰囲気は全く感じられず、吹雪のＮＹが舞台で、おばさんはドロシーに「ハーレムから出て自立しなさい！幼稚園の先生もいいけど、高校の先生になったら？収入も増えるわよ！」とおとぎ話的な会話ではないですし。
映像は暗くどちらかというとホラーっぽい感じで、始まって１５分とたたないうち、ZIONは怖い！テレビきってーと言い出す始末でした。
後はビデオにとって１人でみました。
グロい烏にかかしがいじめられてる場面は、完全に幼児向けじゃない雰囲気でした。そのかかしは世界で唯一の声の持ち主。マイケル・ジャクソンです。
ここまで観ると、ドロシーがダイアナ・ロスと確信。モータウンが制作に関わってるんだなと理解できました。
後でウェブで調べると、この映画は興業的には大失敗だったそうです。
そりゃあそうでしょう！ブロードウェイミュージカルの主演ステファニー・ミルズを外し、ダイアナ・ロスを主演させる為に本来１０代であるはずの少女を２４歳に設定してます。その上２４歳役のダイアナ・ロスはその時３３歳で３人の子供がいます。現代のＣＧやメイクの技術がない時代に、いくらなんで１０歳のサバは無理がありすぎました。
その上社会派の監督が撮影し、お客さんのターゲットがどこにあるのかさっぱりわかりません。
まあ、とはいえ、この映画、「ニューヨーク公共図書館」マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋で「ブルックリン・ブリッジ」など観光名所で撮影が行われていて、そのあたりは楽しめます。
音楽はなんと総指揮をクィンシー・ジョーンズし、シシー・ヒューストン、パティ・オースティン、ロバータ・フラック、ルーサー・ヴァンドロス、ディヴィッド・ラズリーなどもコーラスに参加。一流のシンガーが歌っていますので、間違いなく楽しめますよ。
日本では欽ちゃんの仮装大賞」のテーマとして有名な、「EASE ON DOWN THE ROAD」（ルーサー・ヴァンドロスの無名時代に作曲）をマイケルとダイアナが歌って踊ってるのも、今からみると豪華ですよね！
それにミュージカルですからオールドスクールのダンサーさんやジャズダンサーさんには更にダンス的にも楽しめるんではないでしょうか
この映画はダイアナ・ロス、マイケルともに転機になったようです。
1972年にビリー・ホリデイの伝記映画『ビリー・ホリディ物語／奇妙な果実』に主演しアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、女優として成功していましたが、この映画の以後あまり女優としての活躍出来なかったようです。
ダイアナはこの撮影のためロスからＮＹに移住。これによりはじめて、モータウン社長ベリー・ゴーディ・ジュニアの元を離れての音楽活動にします。
それでうまれたのが最大のヒット作「Diana」（1980）です。このヒットを契機となって彼女は翌年モータウンからレコード会社を移籍しています。
マイケルはこの映画で後のプロデューサーとなるクインシー・ジョーンズと出会いを機にスリラーのHITが生まれています。
THE WIZ! "Ease on Down" 30 Years of Movie MAGIC!
おま動画EASE ON DOWN THE ROADでロッカーズが踊る動画ありました
www.funkstyler.com -The Lockers - Ease on Down the Road 1973
アマゾン ウィズ
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あっそうなんですよ。
先日NHKのＢＳ２を私も見て書いてます。ですから同じようにご覧になった方も多いのではと思います。この映画は７８年の作品でトニー賞を得たブロードウェイミュージカル版「オズの魔法使い」の映画化作品です。
最近ZIONが「オズの魔法使い」の絵本にはまっていて、話しの内容を覚えて私に話す位です。
そんな分けで「オズの～」の映画を放送するからZIONにみせるつもりでＴＶに向かいました。親族のパーティーからストーリーが始まり、登場人物がみな黒人で軽く驚き、まぁもともとこの童話がアメリカで作られた話ですから、そういうパターンもありかなと納得。
犬のトトがいるんで、この中にドロシーがいるんだろうと見渡しましたがドロシーらしき人物が見当たりませんでした。
しかしおばさんが、かなり成熟した(30代位)の女性に向かって「ドロシー」って話し掛けてました！？
えっ！！更に驚きました。因みに絵本ではドロシーって１１歳の設定です。
そしてドロシーの顔をよく見ると、見たことある顔。
彼女の歌を聴くうち、もしや「ダイアナ・ロス？」。
アフロでしたから、最初ロバータ・フラッグかと思いました。(ちなみに彼女はコーラスで映画に参加しています
)更に観ていくと、原作にあるちょと牧歌的な雰囲気は全く感じられず、吹雪のＮＹが舞台で、おばさんはドロシーに「ハーレムから出て自立しなさい！幼稚園の先生もいいけど、高校の先生になったら？収入も増えるわよ！」とおとぎ話的な会話ではないですし。
映像は暗くどちらかというとホラーっぽい感じで、始まって１５分とたたないうち、ZIONは怖い！テレビきってーと言い出す始末でした。後はビデオにとって１人でみました。
グロい烏にかかしがいじめられてる場面は、完全に幼児向けじゃない雰囲気でした。そのかかしは世界で唯一の声の持ち主。マイケル・ジャクソンです。
ここまで観ると、ドロシーがダイアナ・ロスと確信。モータウンが制作に関わってるんだなと理解できました。
後でウェブで調べると、この映画は興業的には大失敗だったそうです。
そりゃあそうでしょう！
ブロードウェイミュージカルの主演ステファニー・ミルズを外し、ダイアナ・ロスを主演させる為に本来１０代であるはずの少女を２４歳に設定してます。その上２４歳役のダイアナ・ロスはその時３３歳で３人の子供がいます。現代のＣＧやメイクの技術がない時代に、いくらなんで１０歳のサバは無理がありすぎました。その上社会派の監督が撮影し、お客さんのターゲットがどこにあるのかさっぱりわかりません。
まあ、とはいえ、この映画、「ニューヨーク公共図書館」マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋で「ブルックリン・ブリッジ」など観光名所で撮影が行われていて、そのあたりは楽しめます。
音楽はなんと総指揮をクィンシー・ジョーンズし、シシー・ヒューストン、パティ・オースティン、ロバータ・フラック、ルーサー・ヴァンドロス、ディヴィッド・ラズリーなどもコーラスに参加。一流のシンガーが歌っていますので、間違いなく楽しめますよ。
日本では欽ちゃんの仮装大賞」のテーマとして有名な、「EASE ON DOWN THE ROAD」（ルーサー・ヴァンドロスの無名時代に作曲）をマイケルとダイアナが歌って踊ってるのも、今からみると豪華ですよね！
それにミュージカルですからオールドスクールのダンサーさんやジャズダンサーさんには更にダンス的にも楽しめるんではないでしょうか
この映画はダイアナ・ロス、マイケルともに転機になったようです。
1972年にビリー・ホリデイの伝記映画『ビリー・ホリディ物語／奇妙な果実』に主演しアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、女優として成功していましたが、この映画の以後あまり女優としての活躍出来なかったようです。
ダイアナはこの撮影のためロスからＮＹに移住。これによりはじめて、モータウン社長ベリー・ゴーディ・ジュニアの元を離れての音楽活動にします。
それでうまれたのが最大のヒット作「Diana」（1980）です。このヒットを契機となって彼女は翌年モータウンからレコード会社を移籍しています。
マイケルはこの映画で後のプロデューサーとなるクインシー・ジョーンズと出会いを機にスリラーのHITが生まれています。
THE WIZ! "Ease on Down" 30 Years of Movie MAGIC!
おま動画EASE ON DOWN THE ROADでロッカーズが踊る動画ありました
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