21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

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大飯原発うごかすな! の声を 全若狭湾岸に (2月25日、26日)

2018-03-02 12:22:21 | 記事

< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第23号より >

■ 大飯原発うごかすな!の声を全若狭湾岸に ■

◆ 「拡大アメーバデモ」に 2日間8市町で 30班220人参加 ■
◆ 一斉チラシまき後はデモで関電原子力事業本部に申し入れ ◆

2月25日と26日、福井県嶺南地方の6自治体、高浜町・おおい町・小浜市・若狭町・
美浜町・敦賀市と京都府舞鶴市(その中の東舞鶴に)及び滋賀県高島市の8市町に、
3月13日ともいわれる関電大飯原発3号機再稼働反対と原発全廃を訴える
チラシまきを、「若狭湾岸一斉チラシまき(拡大アメーバデモ)」として実施した。

5万枚の各戸配布を原発立地自治体で2日間でなしとげたのは、
若狭の原発を考える会や原子力発電に反対する福井県民会議などの
「オール福井反原発連絡会」などが呼び掛けた福井・関西の市民運動からなる
「大飯原発うごかすな!実行委員会」。

アメーバデモは3年前から若狭の原発を考える会が1泊2日で月2回、
毎回近畿の市民10人ほどが参加し、若狭地方で実施している。
ハンドマイクとノボリ旗も使用した、反原発チラシの各戸配布路地裏作戦で
百回近くになる。

これを拡大して25日は120人、26日は100人、計220人、約30台の車を使用した
30班が連日行動し、26日午後2時には美浜町役場南の駐車場に集結し、
美浜町内を1時間デモ行進(80人参加)し、関電原子力事業本部に申し入れを行った。



2月25日、高島市新旭の住宅地でアメーバデモ


2月26日、関電原子力事業本部前 福井県美浜町


25日には並行して、敦賀原子力規制事務所(規制庁の出先機関)に申し入れを行った。

さいなら原発・びわこネットワークの会員を中心とする滋賀からは初日19人、
2日目18人の計37人、実人員では29人、車は11台が参加し、
史上初の取り組み貫徹の一端を担った。

アメーバデモは単なるチラシ配布にとどまらず、ハンドマイクで原発問題の詳細を
訴えるスピーチ録音を流し歩き、反原発の色とりどりの旗やノボリも掲げ、
路上で住民に会えば対談を重ねてメモ化し、生の声を集約していく。


「せっかく自然があると思って都市部から引っ越したのに。原発なしで(電気は)
行けるのだからやめたらいい」(50代・女性)、
「安全な原発なんてないわな!琵琶湖がやられる。ここら被害地元や」(70代、男性)、
「原発事故が起こったら逃げ場がないからね。怖いわ」(80代・女性)と
琵琶湖と隣接する滋賀県高島市だが、ほとんどが原発反対だ。
だが、「国会なんか見てたらなかなか変わらへんやろな」とか、

国策だからというあきらめも高齢者にはある。
一日一人には受け取り拒否され、怒鳴られることもある。
これまでよく感想として語っていた「“隠れ反原発”が圧倒的だ」と簡単にも言えず
(もちろん大多数ではあるが)、敵の思想攻撃が一定浸透してしまっていることも、
残念だが受け止めておかねばならない。

しかし、「寒い中ご苦労様。風邪ひかないように」(70代・女性)とか、
「頑張ってください」と車に乗った後も手を振ってくれる(10代・男性)とか、
都市部からの参加者(兵庫・女性)は一様に住民の温かさに大感激していた。
たまにいる原発賛成の人でも、暖かいのである。

ここに関電・安倍政権への反撃の足がかりがあるといえよう。
かつてない取り組みの、深い広い総括はこれからだが、実行委員会は
3月13日(予定)には現地反対闘争を取り組み、
4月22日には「大飯原発うごかすな!関電大阪本店包囲全国集会」を
成功させるべく、疲れをいやす暇なく、すでに始動している。


この美しい川を、びわ湖を、原発放射能で汚染させてはならない!
・・・2月25日、滋賀県高島市新旭・針江地区でのアメーバデモ



■ 第7回さいなら原発・びわこネットワーク総会満席で盛況!■

2月17日(土)日本基督教団大津教会で
さいなら原発・びわこネットワークの第7回総会と記念講演を行った。

記念講演は「原発のないふるさとづくり」のテーマで
サヨナラ原発福井ネットワークの若泉政人さんが立地地元での地道な運動報告と
これからの抱負も述べられ、親近感のわく講演に元気づけられた。

ゲストで昨年の総会時に講演された釜ヶ崎日雇労働組合の三浦副委員長と
沖縄辺野古新基地建設反対のカヌー隊で活躍する元気な女性:“おきちゃん”から
報告・挨拶を受けた。

また、今回のニュースで報告した拡大アメーバデモを企画準備で奮闘する
当会会員でもある若狭の原発を考える会の木原壯林さんと橋田秀美さんからも
報告・訴えを受け、
安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀の事務局の中心で奮闘する、
会員でもある戦争をさせない1000人委員会・しがの木戸進次事務局長より、
反原発闘争とコインの裏表である護憲の闘い、
滋賀県で3000万署名のうち30万人の署名を達成しようとの呼びかけを受けた。

総会後の懇親会は日頃の運動を語り合い、大いに盛り上がったことは言うまでもない。


・・・・ ♪ 当面する大きな運動 ♪・・・・・・・

☆原発のない社会へ 2018びわこ集会
  ・・・3月11日(日)膳所公園・大津市生涯学習センター、
  広河隆一講演は10:00から、
  決起集会13:30、デモ15:00出発

☆大飯原発3号機再稼働反対現地行動(仮称・予定・時刻等未定)
  ・・・3月13日(火)

☆第67回21世紀脱原発市民ウォークin滋賀
  ・・・4月7日(土)13:30、膳所駅前出発

☆大飯原発うごかすな!関電大阪本店包囲全国集会
  ・・・4月22日(日)13:00 関電本店前(大阪市北区)

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<脱原発 市民ウォーク in 滋賀> 4月の予定 → コチラ

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