経済評論家 山崎元さんのブログ記事「生命保険にニーズはあるか?」を読みました。
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/05a35519a87d39d2131f38d8a6f7bdca
なるほど、我々は想像以上に死亡や病気のリスクを必要以上にヘッジしている可能性が高いことが分かりました。
この記事で紹介されている
本の評論に書いてあった
「保険契約は、保険会社と消費者のギャンブルであり、
病気になるかも知れないと思い申し込む消費者と、
この人は病気にならないだろうと判断して保険を引き受ける保険会社
では、胴元の保険会社が必ず勝つ」というコメントが非常に的を得ていると思いました。
私は、生命保険(終身)、個人年金を定期預金と考えて契約しています。
ただ、これだけではリスクヘッジが足りないので、住宅ローンの生命保険と、
ソニー生命の
逓減定期保険に入っています。
これは、もし自分が死亡した場合、住宅ローンはローン会社の保険で全額ヘッジ出来ますが、
家族の生活費、養育費は終身だけでは足りません。
そこで、足りない分を定期保険でヘッジしたいのですが、
まともに必要な額の保険に入ろうとすると結構な額の掛け捨てになります。
そこで活躍するのが逓減定期保険です。
これは、
掛け金はそのままだけど、年々保障額が減っていくというものです。
その代わり、
掛け金が安いのです。
なぜ保障額が減るような保険が存在するかというと、
若いうちに死亡すれば、必要な額は多いが、年を取れば、必要な額は少なくてすむ。(特に養育費)
逆に、若いうちは死亡するリスクが低いから、補償額が高くても掛け金は押さえられる。
また、年を取れば死亡するリスクが高いけど、補償額を低くなることで、掛け金を押さえられる。
まさにポートフォリオの基本を行く、逆張りを低価格に行うことが出来る保険なのです。
だから、嫁にも入ってもらっています。
(自分が死亡すれば、住宅ローンの分、ヘッジ出来ますが、
嫁が死亡したら、養育は大変になるし、インカムも減るので、
実はこちらのほうがリスクが高い)
あと、医療保険は、最低限、生命保険に付いているので良しにしています。
逓減定期保険、参考になったかな?