昨年末、話題となりましたジョージ・フリードマンの書籍「100年予測」を読みました。
さすがフリードマン、地理的、資源的、軍事的、宗教的、そして心理的な原理原則から、これからの100年を論理立てて予測しています。
近視眼的に見れば、中国が世界の覇権を取るように見えますが、中長期的にはアメリカが21世紀も制覇するという考えは面白かったです。
世界は、中期的に、人口は減少に向かうといいます。それは、寿命が延び、教育の高度化し、そして女性が社会に出て、少子化に向かうからで、この女性の社会進出の考えが一番、イスラム教とアメリカ文化を対立させているという考えは非常に興味深かったです。
その他にも、次の戦争は、宇宙戦争になるとか、いろいろと面白かったです。
30年後、50年後、振り返ったとき、フリードマンの予測した世界になっているかどうか楽しみです。(それが日本人にとって、望ましい世界かどうかわかりませんが)
ジョージ・フリードマン 100年予測