goo blog サービス終了のお知らせ 

団塊ジュニアの徒然日記

団塊ジュニア世代のとある男の日記です。

今更ですが、メリーチョコレートの買収に複雑な心境です。

2009-05-31 18:58:21 | 経営・経済
今日、日経情報ストラテジー6月号の南出さんの連載記事を読んでいたら、
昨年末に中堅菓子メーカーが買収された件が悪い事例として紹介されていました。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/backno/IS0206.html

記事では社名は伏せてありましたが、
ITを駆使していることで有名な中堅菓子メーカーで、昨年末に買収されたといえば、ロッテに買収されたメリーチョコレートしか思い当たりません。


メリーチョコレートといえば、10年以上前からインターネットとAS/400を駆使したITシステムとしてよく雑誌で成功事例として紹介されていた有名企業ではないですか。

下記に詳しく事情が書いてありました。
カカオの為替ヘッジのために行っていたデリバティブでかなりの損失を出したそうです。
http://kou-arium.blog.so-net.ne.jp/2009-01-03

話は戻って、南出さんの記事を読むと、元経営者のことをけちょんけちょんに書いてあります。
ITの成功事例として、非常に興味深かい会社だったのですが、こういったことで、貶されてしまうとは、複雑な心境になりました。
どんなに調子が良くても、謙虚が大事というのが、人生においても経営においても大事なんでしょうね~

マネジメントゲームのセミナーに参加してきました。

2007-05-02 22:28:45 | 経営・経済
先月、NPOのIT静岡主催のマネジメントゲーム(MG)に参加してきました。

マネージメントゲームとは:http://itc-shizuoka.com/seminar.aspx

最初はモノポリーか人生ゲームくらいに舐めてかかっていたら、
これが本当に奥が深くて面白いんです。

ゲームは、会社の経営者になって、資本を入れるところから始まります。
ワーカーとセールスマンを雇って機械を買って材料を仕入れて、製品に加工して市場に売ります。

でも様々な制約条件があるので思うようには進みません。
機械、人の能力から1ターンに作れる個数が決まっているし、市場から買える材料の数も限られていて1ターンも無駄に出来ません。

売るときは入札になるのでプライシングが重要です。
利益を確保しようと値付けしても他者が低価格で仕掛けてくる事もあり、その時はこちらもそれに対抗するしかありません。
なぜならキャッシュを支払って材料をすでに仕入れていますので、
製品を売ってとりあえずキュッシュを増やさないと、次の手が打てないからです。

しかし恐ろしいのは決算です。給料払って借金を返して減価償却したら大赤字なんていうことは余裕で起こります。
しかも低価格で売るために大量に製品在庫なんて持っていると最後売り切れず、赤字にならなくても現金がショートしかねません。
そうしたら本当に倒産です。

もう一つ重用なのは標準原価です。
売るときは会計期間が締まっていないので一個当たりいくらにしたら儲かるのか全然わかりません。
その時点で締めて原価を計算すればいいのでしょうが、ゲームの順番はどんどん回るのでそんな余裕はありません。
となると欲しいのは標準原価と限界利益です。
これがわかれば入札でダンピングされてもそれに対抗するかどうかの判断が迅速に出来ます。

というわけでマネジメントゲームはBS,PL,CF,原価計算を自然に体感できて、購買、製造、営業、経理、経営者の視点を知ることが出来ます。
こんな素晴らしい教育ツールなかなか無いでしょう。全ての人にオススメだと思います。

今度は徹夜マネジメントゲームをやるぞー!

中国の今

2007-01-09 22:02:09 | 経営・経済
先日新年会で前々の会社の上司と飲みました。

その方は今、中国に長期出張しているのですが、
その方いわく、中国人は、とてもまじめで一生懸命働くそうです。
残業も休日出勤も率先してやるそうです。
それでいて、月給が2万円くらいだそうです。(内陸部なので若干安いかも)

その方が30年前、社会人になったときの月給が3万円くらいだそうですので、
今の中国は30年前の日本にそっくりだそうです。

そして、今の日本は、30年前のアメリカにそっくりだそうです。

このままでは、日本は必ず中国に負けるし、10年後にはアメリカみたいな超格差社会になっているかも知れませんね。

ソフトバンクの奇行がやっと理解できた。

2006-11-27 00:07:47 | 経営・経済
ソフトバンクの予想外割引。詐欺だなんだと話題になりましたが、
孫さんを応援している私としては、どうも腑に落ちませんでした。

それは、孫さんが、このようなことをすれば、このような結果になることは
想像できないはずはないのになぜやったか、いまいち理解できなかったからです。

それをこのブログを見て、理解できました。
マーケティング・ブレイン

素晴らしいブログです。全部見るとよく分かります。

さすが孫さんです。なんと言われようが、ガチンコ勝負。勝たなきゃ意味がありません。

インセンティブモデルの破壊。お得度に対して敏感なユーザーへの浸透。
これが速やかに進めば、確かにNTTとKDDIに追いつくことは可能かもしれません。

キャメロンディアス、予想GUYが出ている訳も分かりました。

次もソフトバンクに切り替えるぞ!

アメリカのメディカルバケーション

2006-10-31 23:44:16 | 経営・経済
シリコンバレー在住の渡辺千賀さんのブログで、

よく大前研一さんの話で出てくる、
インドでのメディカルバケーション(手術と観光の合体)の
値段が載っていました。
http://www.chikawatanabe.com/blog/2006/10/post_9.html

インドでは、最新鋭の設備、最高の医師のサービスをアメリカの1/10で受けられるとは非常に驚きですね。

日本でも、5年後には海外で手術も当たり前の時代かもね。

移転価格税制

2006-10-30 23:01:45 | 経営・経済
日向清人さんのブログに今話題の「移転価格税制」についてわかりやすく
解説がありました。

http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2006/10/post_296.html

まさしく「国家間の税金の分捕り」という表現がぴったりくると思います。

企業側としては、子会社の売価が如何に正当な物か、
不当に利益を乗せていないかを証明できるように十分
証跡を残しておく必要があるのかなと思います。


減価償却費が100%償却へ

2006-10-24 23:06:11 | 経営・経済
日経のニュースで、現在、政府では、
現在5%の簿価が残る減価償却費の税制を、
100%償却可能にする方向で調整しているそうです。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2006102308720b1

そう言えば、今度財務大臣になった尾身さんは、もともと経済産業省出身で、
経済成長を非常に熱望している方なので、実現性が高いと思われます。
早くても2008年以降からの適用になるだろうと思います。

今まで簿価として残っていた5%分を費用化するので、一時的に収益は落ちますが
税金が減る分キャッシュフローが増えますので、経済効果はかなり高いのではないかと思います。

しかし、固定資産は、制度変更が頻繁にありますね~。パッケージ入れていないとなかなか対応が大変ですね。

幸楽苑

2006-09-24 22:34:16 | 経営・経済
ラーメン屋の幸楽苑に行ってきました。

中華そばが298円と激安が話題になっているチェーン店です。
現在、店舗数を拡大中です。

味は、298円とはとても思えないようなしっかりした味です。

今日、家族で店に入り、30分待って、座りました。
餃子と中華そばと子供ラーメンを何個か頼んだところ、
餃子が15秒、子供ラーメンが1分で出てきました。

これは、絶対に注文する前に作ったなと思いましたが、

考えてみれば、家族連れで行って、餃子も安ければ、
子供ラーメンを頼み、餃子を頼みのは、9割はいるということですね。

破棄ロスより、規模の拡大に必要な回転率を上げる効果のほうが大きいと言うことでしょうね。

ファンドは中止

2006-09-20 00:32:19 | 経営・経済
先日、紹介したラブホファンドの締め切りメールが送られてきました。

内容的に、非常におもしろく、魅力的なので、申し込もうと通帳を記帳してきてもらいました。

確かに、申し込めるのですが、いかんせん、現金が減りすぎるのは
ちょっと心配なので中止することにしました。

以前ラジオで、給与の4ヶ月分は普通預金で貯金しておくべきという言葉を
思い出したからです。
(万が一失業したとき、失業保険は5ヶ月目からもらえるから)

それに、そほどの利子で無い限り、ローンを繰り上げ返済したほうが、得なんですよね。

もう少し貯まったら繰り上げ返済しようっと。

中国産ウナギ:ずさんな輸入検査

2006-09-14 07:49:31 | 経営・経済
ちょっと古い記事ですが、中国産のうなぎの検査がズサンという話です。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060903k0000m040117000c.html

アメリカのポストハーベストと同じで、中国人にとってみたら、
自分たちが食べるわけじゃないから、いい加減になるのは当然ですよね。

僕は、中国産のうなぎは、実際にまずいので絶対に買わないのですが、
国産といっても、数日、国内で泳がせただけで、国産といっていることが
多いらしいので、スーパーでなかなかうなぎを買えません。

八百得のひつまぶし食べたいな~

日経コラム 好況でもIT業界に淘汰・再編 を読んで

2006-09-07 01:04:23 | 経営・経済
日経コラム 「好況でもIT業界に淘汰・再編」 を読んでみました。

なるほどと思えることが書いてあります。
img src="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060822/246156/

IT業界は、大手でも、パッケージソフトありきで提案するところが未だに多いと思います。

顧客は、過去10年間のパッケージソフトありきで失敗してきた経験がありますから
そのような提案では受注できるはずありません。

また、今流行のソリューション提案も、理想論ばかりで、実現性に乏しく
結局は最後、パッケージありきになっていることが多いと思います。

このコラムに書いてあるように、
ノウハウ、提案、設計、システム、マネージメントをコンポーネント化して組み合わせることで、
中華料理のように、手早く、安く、おいしく提供できるようにならなければ、
IT業界の未来は暗いのかなと思います。


逆にこれに成功し、さらに、インドなどを使って、生産能力が伴えば、
爆発的に成長できるのでしょうね。

こんな仕事が出来ることを目指して、がんばるぞ!

ラブホファンド

2006-09-07 00:38:31 | 経営・経済
今日、ポッドキャストを聞いていたら、ラブホファンドというものがあるそうです。

http://www.hotel-fund.com/
今までの実績は、年8%の成績だとか。

思わず資料請求してしまいました。

聞けば、ラブホは超高収益業界だそうで、売上げの半分が利益だそうです。

ヤの付く人が怖いですが、おいしいビジネスですね。

日経BBニュース 団塊Jr「独身は貴族じゃない」 を見て

2006-08-15 10:59:40 | 経営・経済
30代になることで、ある程度の所得を持ち、なおかつ独身なため、
自由なお金を使えるため、これからの消費の中心であると考えられている「独身の団塊Jr世代」
これが実は、そうでは無かったという記事です。

http://rd.nikkei.co.jp/net/frontbottom/2/u=http://rd.nikkei.co.jp/b/d?ch=bbnews&ct=kaisetsu&co=20060814

結果は、バブル世代は既婚、独身共に消費に差はなかったですが、
団塊Jr世代は既婚のほうが、独身よりも消費が多かったのです。

種を明かせば、独身の団塊Jr世代は、自由を求めて独身でいる人は少なく、
実は、結婚したいけど収入が少ないから独身である人が多いということでした。
だから、独身の団塊Jr世代のほうが収入が少ないから消費が少ないわけですね。

言われてみれば、当たり前の話ですね。

しかし、ということは、少子化は非常に根が深い問題になりますね。


個人的には、この記事を機に、
既婚の団塊Jr世代に向けたマーケティング(DINKSや小さい子供のいる家庭)
をもっと充実してほしいものです。


コラム 借金をしない経営は危ない を読んで

2006-08-04 22:18:09 | 経営・経済
武蔵野 小山社長のコラム「借金をしない経営は危ない」を読みました。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/aa/13/index.html

最初、タイトルを見たとき、意味不明だったのですが、
コラムを読んで納得しました。

元来こういった「おつきあい」はあまりいい物ではない印象がありますが、

実際にはこういった「おつきあい」はとても大切で、
信頼関係は一朝一夕に出来る物ではなく、
安定している間にじっくり築くもの

だということがよく分かりました。


酒類販売 全面自由化へ

2006-08-03 23:00:32 | 経営・経済
近所のセブンイレブンがリニューアルしました。

ふと看板を見ると、一カ所看板が白く空いているではないですか。
よく「たばこ」とか書いてあるあの場所です。

これを見て、以下のニュースを思い出しました。
「酒類販売 全面自由化へ」
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20060613gr0a.htm

実は、3年前にお酒の販売は自由化されるはずだったのですが、
お酒屋さんを守るために、3年間自由化が延期されていたのです。

と言う訳で、9月からは近所のセブンイレブンの看板に「お酒」の文字が入るのではないかと思います。

また、他のコンビニでも、売るようになるから、気軽にお酒が飲めるようになると思います。

しかし、このニュースを見て思ったのは、
政府はもう、お酒屋さんを守ることで得る与党の票よりも、
お酒販売の自由化でお酒をどんどん売って、酒税の増加を狙っている
ということでしょう。

なんかすっきりとしない気持ちで、今日もビールをいただいたのでした