先日、ドラゴン桜に出てきた親野智可等さんのセミナーが近くであるということを
たまたま知りました。
教育というよりは、親野智可等という人物はどういった人なんだろうという
興味本位でセミナーに行ってきました。
http://www.oyaryoku.jp/
なかなかいい話を聞かせてもらいました。
講演のポイントは2つ
●叱らないでしつける。
・子供にやらせたいけど、やらないことは、叱らないで子供が自然と
出来るように工夫する。
・叱って無理にやらせたところで、子供がやる意義を理解しなければ、
親の見ていないところではやらない。
・親が子供のために叱っている、見えないところで愛情をかけていると
思っていても子供は気づいていない。
気づいていなくて、叱られるから、どんどん信頼関係が遠のいて、
よけい叱る事が増えてしまう。
・いろいろ工夫したけどやっぱりやらなかったとしたらあきらめる。
すべてを完璧に出来る子供はいない。出来るところをのばそう。
今はやらなくても、大きくなるにつれ、自分が必要と感じれば
自分からやるようになる。
この話を聞いて、ハッとしました。
自分は、子供がなにか叱られるようなことをしそうなとき、わざと気づかないふりして、
実際にしたところで叱ることがたびたびありました。
あれって、結局子供を追いつめるだけで、全然子供のためになっていなかったんだなと。
叱らないで、まずはやらせる工夫をして、信頼関係を築いた上で、
やる意義を教える工夫をしなくてはならないと深く反省しました。
●楽学をさせる。
・今の学校では、体系だった内容を教えているが、内容が絞りすぎており、
なおかつ時間が限られているので、なかなか子供が本当に理解できない。
・学校の勉強がすらすら理解できる子供は、
普段の生活の中で勉強の種を植えられている。これが楽学。
・たとえば、カステラを4等分して、1つを分け与える。
これを1/4と言うんだよと教えておければ、分数の授業がすんなり分かる。
・たとえば、プールに行ったとき、1.2mの水深が書いてあったとき、
1.2mは1mと2mのどちらに近いかを教えておく。
そのときはよく理解していなくてもそれから身の回りにある小数点がふと
目にとまるようになる。
そして、小数の授業の時、体系的に教えてもらうことで、そういうことだったのか
と、すんなり理解できる。
これって、学研とかの意義と同じだなと思いました。
でも、学研とかを買って与えるだけでなくて、身の回りの生活で、遊びを通して
こういった勉強の種を植え付けることはとても大切だなと思いました。
早速今日子供に試してみました。
先ほどの叱らないということを意識したせいか、子供も自分も楽しめて
いつもより楽しい休日が過ごせた気がします。
すこしはパパらしくなってきたかな?