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My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

追い山2013

2013年07月15日 | Yamakasa
博多祇園山笠は、7月15日午前4時59分、
その年の一番山笠が櫛田神社へ入り舁き山笠の奉納をします。
(その折、慣例で一番山だけが祝い唄(いわいめでた)を唄います)
以下、5分おきに各流の櫛田入りが続き、そのまま博多の町を舁き回ります。

迫力のポイントと事前に教わった東町筋付近にて、初・追い山見学してきました。
少し下り坂なので山笠のスピードも増し、飛び交う勢い水の中、
すぐ目の前を怒濤のように走り抜けて行きます。

本当にすごい迫力です!

・・速すぎて写真がブレます(涙)

それより何より、夢中で手を叩き見入ってしまい、撮影が後手に・・(笑)
明治通との交差点で見学していた夫(←私より冷静)の写真を一部使わせてもらおう。。

東流

中洲流

西流

千代流


これまで話には聞いていましたが、今年初めて「追い山」を沿道で見て、
まさに百聞は一見に如かず、この感激と興奮はなかなか言い表せません。
夜明けの町を山笠とその舁き手たちが走る姿は鬼気迫るほどの迫力で、でもとても美しく、
掛け声や歓声で賑やかなのに、どこか静かな祈りの気持ちが流れていて、
なんだか心に熱いものがこみあげてくるような、感動的な体験でした。

一番の恵比寿流が通ったときはまだ暗かった空も気づけばすっかり明るくなり、
また暑い1日がはじまります。
山笠を終えた博多の町、夏も本番です。

追い山ならし2013

2013年07月12日 | Yamakasa
山笠は15日早朝の「追い山」でクライマックスを迎えますが、
今日はそのリハーサルとも言える「追い山ならし」。
各流の櫛田入り、タイムの計測など、本番さながらに行われる行事です。
16時過ぎに櫛田神社そばへ向かうと沿道はたいへんな人だかり。
櫛田入りした山笠が正面から見られる曲がり角のところで、
脚立を立て撮影している人たちの間(縦長の写真が多いのはそのせい)から見学。

東流
  
今年は四番、偶数の山を「堂山」と言って、優美な飾り方をするのだそうです。
もっと綺麗に撮りたかったんですが私の携帯ではこれが限界(涙)
琵琶を持った弁財天と、勢いの良い男性たちの対照がなんとも素敵。

ちびっ子たちも走ります! 水はっぴ姿が可愛い~☆
  

遠くから近づいてくる正面も見られるし、
角を曲がるところで勢いがつくので、この位置なかなか良かったです。

中洲流
  

西流
  

千代流
  
追いかけて行った冷泉町でも再びお会いできました。


上川端通

その昔は、鑑賞用の「飾り山笠」と、博多の町を走る「舁き山笠」に区別なかったのが、
山笠がどんどん豪華に大型化する一方で、高すぎて電線に触れてしまう等が問題になり、
このふたつが区別されたのだそうです。
いまでは、「走る飾り山笠」はこの上川端通だけ。
ここまでの舁き山と比べても段違いのスケール、勇壮な姿が感動的です。

最後は飾り山笠を追って大博通りへ、そこから櫛田神社へ戻りお参りして帰りました。


「追い山ならし」は殆ど毎年見学しているのですが、今年は特に気持ちが高揚しているような。
この勢いで追い山(15日早朝)、沿道で初見学なるか!? 
来福4年め、いまだこの町に新鮮な感動をおぼえることいっぱいです。

「流舁き」に遭遇。

2013年07月10日 | Yamakasa
仕事帰りに中洲流の流舁きに遭遇しました(^^)

遠目すぎて何だか分からないかもしれませんが・・


アップにしても・・分からないか。。(左奥に舁き山がちょっと見えます)

山笠期間中、今日(10日)からは舁き山笠が登場します。
今日はそれぞれの地域を回るのですが、
ルートに公の決まりはないので、見られるかどうかは運次第。
でも水はっぴ姿の男性が大勢見えたら、その向こうに舁き山笠があるのは間違いなくて。
普段全く縁のない、中洲の路地まで追いかけていったのは私です(笑)

昨日はやはり仕事帰りに、中洲流の詰所前を通ったら、
ちょうどお汐井とりに出発する前の締込姿の男性陣が数十人歩道に溢れていました。
そんな衣装のお兄さんたちをかき分けて通るのは何とも(汗
さすがに写真は撮れませんでした。

職場にも山笠参加者が何人かいるのですが、特に今週はなかなか連絡がとりにくい。
「この書類いつ提出できますか?」「うーん、山があるからねぇ、来週かな」なんて会話が。
でも博多では、山笠の男はたいそう粋で格好良いということになっているので、
山笠期間は三割増くらいで親切にしたり・・するのはウチの職場だけかなぁ。

飾り山たち。

2013年07月05日 | Yamakasa
仕事帰りに職場周辺の飾り山見学です。

●上川端通
表:軍師官兵衛


見送り:正木宗七博多人形献


●博多リバレイン
表:智勇誉軍師


見送り:祭博多之賑


●キャナルシティ博多
表:勧進帳


見送り:西遊記


やはり観光客(気持ちは私も同じですが)の多い場所の山は、柔らかめのテーマが多いみたい。
リバレインの見送りは、漫画「博多っ子純情」の登場人物で描かれているし、
キャナルは「西遊記」、孫悟空より猪八戒のほうが目立っています(笑)が
これは場所的に、上から見下ろす角度を意識しているのかも。
(キャナルの飾り山笠は上階の通路からも眺めることができます)

キャナルには、各流の今年の手ぬぐいの展示もありました。粋ですねぇ。


川端商店街を歩いて気づいたのは、
今年は去年まで商店街リバレイン側入口付近に設置されていた飾り山笠がないこと。
その代わり(大黒流の)舁き山笠が設置されていて、
この山が櫛田さんに入るんだ~、と思うとなかなか感無量です。
また今度ご紹介します♪

今年も山笠!

2013年07月01日 | Yamakasa
今日は7月1日、いよいよ博多の町は山笠の期間に入りました。
博多祇園山笠は博多に夏を告げるお祭り。
7月15日早朝に行われる勇壮な「追い山」でクライマックスを迎えるまで、
この15日間、様々な行事が行われます。
自分が福岡市民になって4回めの山笠ですが、
お祭り好きの私、毎年この季節は何となく浮き足立ってしまう(^^)

山笠の「山」には二種類あって、
櫛田神社へ舁き入る「舁き山」と、
より規模が大きく展示のための「飾り山」があるのですが、
後者は今日から市内あちこちで公開されるので、
それを見て回るのも、この時期の私の楽しみのひとつ。
初日の今日は、ふたつ見学してきました。

(※櫛田神社側を「表」、反対側を「見送り」と言います)
●天神一丁目
表:起死回生尊氏陣


見送り:正成千剣破城誉


●櫛田神社
表:剛弓一箭源為朝


見送り:神武東征熊野譚


どの山も、博多人形師さんたちの渾身の作品、壮麗で迫力満点です。

こちらは新天町の飾り山。

ちょうど「お神入れ」が行われていた、と夫が撮影、送ってくれました。
(=山笠に神様を招き入れる神事だそうです)

昼間の櫛田神社も賑わっていました。
縁起物も手に入れて、職場皆で頂きましたが美味しいおまんじゅうでした(^^)

今年もどきどきの山笠期間です。