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My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

「むろや」さんのワイン会。

2015年06月20日 | Wine
ちょっぴり過去記事になりますが、
薬院にあるおばんざいのお店「むろや」さんにて、
「初夏の味覚に合うワイン」の会があり、私も参加させていただきました。

四季のおばんざい むろや【中央区薬院】


和食と言えば日本酒、となるのが自然ですよね、
こちらのお店のカウンター内にも日本酒のボトルがずらり。
でも、ワインも、和食とともに楽しめるものはたくさんあります。
和のお料理を引立て、意外性もあって面白く、より食事も進む、
そんな楽しみ方ができるのはむしろワインのほうかも。
お料理との相性、選び方のヒントを教わろうとはりきって来ました♪

ひとつひとつ丁寧に作られた上品なお料理に、
この日はソムリエールYさんセレクトのワインを6種類、合わせます。



蒸し暑いこの季節、特に泡のワインが人気です。
私はスペインのバスク地方の微発砲白ワイン(チャコリ)と、
塩でいただくイサキお刺身の組み合わせにまずうっとり。



ワインだけ口に含むと強めに感じる酸味やミネラル感が、
お料理と一緒ならさっぱりしてちょうどいい感じ。
そのあとの山椒を使ったお料理や、あゆの塩焼きでも、
個人的にはこのチャコリ、大活躍に感じました(*^^*)



お料理は本当にどれも品よく、目にも舌にも美味しく、
ワインも単体でも幸せになれる上質さ。
後半は酔いのせいでだいぶ感覚が鈍くなってしまったのですが(涙)、
サヴィニ・レ・ボーヌ1997は柔らかくすっきりしていて、
山椒系や炊き合わせにも寄り添うような安心感がありました。



近ごろ家庭の事情で夜間の外出がしにくいため、
一時に比べればこのような機会も随分減ってしまいましたが、
この日は思い切って参加して本当によかったです。
誘ってくれたお友達(とソムリエールYさん)以外は初対面の方ばかりだったけれど、
皆さま気さくにお話してくださって、楽しい夜でした。
お世話になりました!


6月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2014年06月26日 | Wine
この日のワインはドメーヌパランから4種。
ワインリストはこちらです。

(a) Bourgogne Pinot Noir 2010
AOC Bourgogne Rouge

(b) Corton Grand Cru Les Renardes 2007
AOC Corton Premier Cru

(c) Pommard Premier Cru Les Epenots 2007
AOC Pommard Premier Cru

(d) Volnay Premier Cru Clos Des Chenes 2007
AOC Volnay Premier Cru


グラスは左から順に(1)(2)(3)(4)
外観はどれもキャンディのような艶、粘性もしっかり、
(1)がもっとも赤、(2)は赤紫、(3)(4)が茶のニュアンス。
香りと味わいの印象は、
(1)は序盤香りが立ちましたが後半は落ちてしまい、尖った酸味が残ります。
(2)は爽やかなのですが味わいも印象も薄味な感じ。
(3)は収れん味のある余韻、ボディがしっかりしています。香りは一番好き。
(4)は一番粘性が高く、アタックは甘み、口に含むとタンニンの印象が舌の横に広がります。
芯のある味わい。

相変わらず難易度高すぎて、印象の差は分かれどリストのワインに結びつけることができず(涙)
・・考えたってわかるものじゃありません。
こうなったらお店にお値段を聞き、「自分の好きな順」に回答するのが私の悲しい常套手段。
お値段順、「高(b)→(c)→(d)→(a)安」とのヒントを頂きました。

正解は・・

なんとなんと、全員意見が一致していた(a)がまさかの外れ。
オミソな私が全問不正解なのはいいとして(涙)、全体的にも低調な結果でした。難しかったー。

さて、月にいちどの恒例ワイン会も今回とうとう最後。
名残惜しいけれど、また形を変えてお会いしましょう、と皆様とご挨拶。
たくさんの貴重なワインをご一緒でき、有難くも素晴らしい経験をさせていただきました。
皆様、本当にお世話になりました。またご一緒できる機会を楽しみにしています。

5月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2014年06月04日 | Wine
(今回は記録のみ。)

ワインリスト:
(a) Barolo 2009

DOCG Barolo , Serralunga d’Alba
Cepage : Nebbiolo
Fontanafredda

(b) Barolo Parafada 2009

DOCG Barolo , Serralunga d’Alba
Nebbiolo
Massolino

(c) Barolo Bussia Romirasco 2009

DOCG Barolo , Monforte d’Alba
Nebbiolo
Aldo Conterno

(d) Barolo Bussia Cicala 2009

DOCG Barolo , Monforte d’Alba
Nebbiolo
Aldo Conterno

グラス左から(1)(2)(3)(4)=(d)(b)(a)(c)でした。



一同、苦戦しました。。(私は全滅 涙)

4月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2014年04月26日 | Wine
今宵はコート・デュ.ローヌ南部のシャトー・ヌフ・ド・パプ。
世界史で習ったあの「アヴィニョン捕囚」時代、
法王庁の夏の離宮がこの地にあったことからこの名がつきました。
グルナッシュ・シラー・ムールヴェードルなど(最多では)13種類の品種で造られる、
アルコール度数も比較的高めのワインです。
複雑で深みのある、リッチな味わいが私は(じつは)結構好きなのですが、さてさて。

《ワインリスト》
(a) Chateauneuf du Pape Rouge Cuvee Reservee 2011 Domaine Pegau
(b) Chateauneuf du Pape Rouge Cuvee Laurence 2008 Domaine Pegau
(c ) Chateauneuf du Pape Rouge Cuvee de Boisrenard 2010 Domaine de Beaurenard
(d) Chateauneuf du Pape Rouge Prestige 2010 Roger Sabon


ブラインドのグラス左から(1)(2)(3)(4)

(1)は外観に最も赤紫のニュアンス、味わいもタンニン強めの印象。
(2)は艶のある赤茶、獣系のつんとした香り、
 アタックは案外爽やかながら柔らかな苦みと深みある味わい。これ好きです(笑)
(3)は(2)と似ていますが、外観の透明感は低く、味わいはより濃くてリッチなイメージ。
(4)は紫色。しっかりしたタンニンの中にベリー系の酸味の印象が強い。

どれも比較的若めながら微妙な違いがあり、迷うところなのですが・・

正解は、(a)(b)(c )(d)=(3)(2)(1)(4)


私は画像一番下。相変わらずオミソですが、全員当てた(2)だけは外さずにすみ、ホッ・・
それにしても(3)ペゴーの2011年、この若さでこのオトナっぽさ、敬服。

さて答え合わせのあとは、この日のメインイベント(?)のお料理が。
メンバーのおひとりが、わざわざ専用グリルを持ち込んでくださったんです。

ラクレット。
鍋の下段でチーズ(ラクレットやグリュイエール)を溶かし、
上段で温めた野菜などにかけて食べるスイスの伝統料理だそうです。
バゲットは勿論、ブロッコリーやジャガイモ、ニンジン、トマト、イチゴなどを試しましたが、
ウィンナーやアスパラ、マッシュルームやエリンギなどなど、
他にも合いそうな食材いろいろありそうです☆

私はこの日初めて頂いたのですが、
皆でわいわい賑やかに頂けて楽しいし、美味しいし、ワインにぴったりだし。
さらに、グリルは良く出来ていてチーズがくっつかないので後片付けもらくちん!
これはホームパーティの時などに重宝しますね☆

(余談ですが、
 アニメ「アルプスの少女ハイジ」でおじいさんが串に刺したチーズを暖炉の火で溶かし、
 パンに載せて食べるシーンがありました。
 あの料理こそがこの「ラクレット」なのでした! きゃーっ☆ ←カルピス劇場世代 ^^)

というわけで場は大変盛り上がり、
個人セラーから秘蔵のワインも次々持ち出されたりして(!)
いっそう素敵な夜になりました♪
・・なぜかそのうちの1本、残った分をいただいて帰ってきた私。
あ、ありがとうございます。。
帰宅後、さらに贅沢な晩酌してしまいました(爆)


今回も楽しく美味しく充実した夜、みなさまお世話になりました。
千秋楽も近づいてきたようで寂しい限りですが、きっとまた機会はありますね。
とりあえずまた次回、どうぞよろしくお願いします。

3月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2014年04月05日 | Wine
すっかり過去記事になってしまいました(すみません)。
先月のワイン会の記録です。

☆Brunello de Montalcino Riserva / ARGIANO
1977/1978/1979/1980


このメンバーでの会にしては大変珍しいことに(笑)なんとイタリア。
トスカーナ州のサンジョベーゼ、
慣れない上に、同じ作り手で70年代後半より1年違いのヴィンテージ、
ブラインドで当てようというのがそもそもの間違い(!)でしょう。。
と、私は完全にお手上げ状態ですが、
他の皆様は俄然やる気(?)、当時の気候などを勘案し、
最高なのが1978、次は1980、続いて1979、1977の順じゃない? と予想されている様子。
ナルホドふむふむ。

グラスは左から(1)(2)(3)(4)。


強いて言えば、(2)は序盤から柔らかく、(3)は爽やかな酸味の印象が終始強く、
(1)(4)はタンニンの印象が強いです。
中でも(4)はコーヒーのような苦みとフルーティな甘みが混在する複雑な味わい。
でもどれも深みがあって豊かな味わい、まろやかで幸せなワイン。
しみじみ味わうばかりで、とても順番なんてつけられません。。


私は一番下。やっぱり全問不正解。。いいんですいいんです美味しかったから。。。
ただ今回は皆さまも苦戦。難しかったですね。

じつは、話し合ううちに判明してきたのは、
今回のリストのワイン、グラスの形による印象の差が普段以上に大きいらしい、ということ。
お教室の在庫の関係がありまして、
私を含む数人はボルドー型、他の方々はブルゴーニュ型、とグラスが分かれていたのですが、
これらのワイン達は、空気に触れる面積の大きいブルゴーニュ型グラスでより真価を発揮し、
立ち上る豊かな香りと風味、その変化が分かりやすかったようです。
(でも、私の不正解とグラスにはあまり関係ないような。。涙)

さて、答え合わせのあと、こちらのマグナムも♪

☆Solengo 2001
Cepage : Cabernet Sauvignon・Merlot・Syrah

大きなボトルのワインはおおらかな味わいがします。

心を豊かに満たしてくれる上質のワイン、かけがえのない時間。
皆様、今回もお世話になりました☆