My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

2014年3月沖縄の旅その5~飲食編~

2014年03月24日 | Okinawa
旅の楽しみのひとつはやはり「飲食」ですね(^^)
今回、宿泊したホテルは館内の飲食店も充実でしたが、周囲の徒歩圏にもお店がたくさん。
毎晩こんな↑感じでした♪
泡盛&海ぶどう(*^^*) 思い出しても幸せ~。

上の写真はこちらの居酒屋さんにて。
三線の花【恩納村冨着】

(画像はウェブサイトからお借りしています)

比較的新しいお店のようでした。
ホテルで貰った飲食店案内や、ガイドブックには載っていなかったけれど、
ホテル真ん前だったので、予約なしで行ってみたらカウンターで入れました。
今回大好きになってしまった海ぶどうは勿論、
島豆腐入りサラダやちゃんぷるー(炒め物)等、普通のものを頂きましたが、
沖縄の焼き物(やちむん)や琉球ガラスの器に感じよく盛られ、美味しいしボリュームも適度で、
良いお店を見つけられて嬉しかったのでした。

ところで、普段はワインばっかり飲んでいる私も、
郷に入ってはなんとやら、泡盛いろいろ試しました(*^^*)

これは別のお店で頂いた、利き酒ならぬ利き泡盛セット。
度数も違えば味わいも印象もそれぞれで、面白いです。(グラスは小さめです。念のため。。)

で、気に入ったひとつがこちらでした。
「萬座」

(この画像はウェブサイトからお借りしました)
滞在した「恩納村」で作られているローカル泡盛です。40度。
たいへん濃厚なんですが、印象が案外ソフトで淡々としているので、
つい杯を重ね気づけば酩酊(汗)という、
世の中のイケナイものの典型のようなお酒でした☆

さて、酒呑女子(?)だけでなく、肉食女子のほうも面目躍如。
地元産のお肉を求めて伺ったのはこちら。

ぎゅうとん合戦【恩納村仲泊】


こちらも比較的新しいお店のようです。店内も綺麗で好印象。
横は精肉店。一頭丸ごと仕入れて全部食べきる(!)ので稀少な部位もメニューに載っています。

今回は、石垣牛&アグーの焼肉コースを頂きました☆ 
綺麗なお肉。どのお肉もぽったり厚切りで舌触りもよく歯ごたえも絶妙。
ボリュームがありましたが、それぞれのお肉の特徴を楽しみつつ、2人してぺろり完食。
ご馳走さまでした!

ところで食に関して、今回の旅で初めて知り、すっかりファンになったものがありました。
それは「沖縄そば」。
4日間、私はお昼にこれを食べ続けました(^^)

☆淡すい【糸満市武冨】



そば(大)

☆きしもと食堂【本部町渡久地】



そば(大)&ジューシー

☆恩納そば【恩納村冨着】



そば&ジューシー

☆(那覇空港内のお店。店名不明)

そば&ジューシー

そばと言ってもそば粉ではなくて小麦粉。
灰汁を加えて打つ弾力のある太めの麺に、かつおと醤油ベースのスープ、
トッピングは豚の三枚肉とカマボコくらい。
しっかり食べ応えのある、どこか懐かしい味に私は完全にはまりました!
今回の中では、個人的には「きしもと食堂」の灰汁そばがいちばん気に入りましたが、
もともとこういう麺とスープの組み合わせを私は好きなので、
どのお店のおそばもそれぞれ味わっていただきました。
サイドメニューの「ジューシー」は炊き込みご飯、
これもお店それぞれ「いい味出し」て、しっかり味沁みた柔らかめのごはんが美味しく、
毎回オーダーして夫に呆れられていました。(結局食べきれずに手伝ってもらうんです。。)

余談ですが、帰福してからもどうしても沖縄そばが忘れられない私、
天神の沖縄物産店へそばを買いに行きました。
そばの横に、ジューシーの素も見つけ、嬉々としてお買い上げ。幸せでした!

他にもザ・沖縄な食のアイテムとして、
沖縄県内のコンビニ・道の駅・サービスエリアどこにでも売っているブルーシールアイス。

手前が私の食べた「塩ちんすこう」味。甘みと塩味のバランスが絶妙で美味しいです☆

とまあこの4日間、食に関しても心から満足満喫しました☆
観光客仕様なんでしょうが、こういう地元のごはんって大好き。
やはり旅の楽しみのひとつは「食べもの飲みもの」だなぁ、と
これを書きつつもしみじみ思う私なのでした。
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2014年3月沖縄の旅その4~やちむん編~

2014年03月23日 | Okinawa
沖縄の言葉で焼き物のことを「やちむん」と言うそうです。
読谷村には、陶芸家の工房の集まる小さな集落「やちむんの里」がありました。


木々の緑と屋根の赤茶色、白い道路のコントラストが印象的です。
鳥の声も空に吸い込まれて行くような静けさ。時間がゆっくり流れている感じ。


登り窯です。斜面に沿った窯の傾斜、風情があります。


窯の焚き口。大きくて迫力があります!


屋根の瓦にも思わず見入ってしまいました。沖縄ならではの色と形。美しい。

さて、工房をめぐってゆっくり散策です。






沖縄の「やちむん」のルーツは縄文土器だそうです。
素朴で力強いけれど、どこかほっとするやさしさ、
器じたいが主張しすぎず、日常に寄り添う親しみやすさがあります。

見ているとあれもこれも欲しくなり、特に私は使いやすそうな大皿に未練たらたらでしたが、
ここから福岡へ持ち帰ることを考えて涙をのみました。
いつかまた来ることが出来たら、
そのときには必ず、ぷちぷち緩衝材を持参して手荷物で持ち帰るようにしよう。

素敵な器はたくさんありましたが、
作品を撮ることはためらわれたので、代わりに(?)工房前のシーサー達を。








沖縄で、入口や屋根上に置かれることの多いシーサー。
口を開けたシーサーは福を招き入れ、口を閉じたシーサーは災難を家に入れない、
という意味があるそうです。
その役割はともかくとして、それぞれの表情にもとても惹かれます。

我が家のシーサー、じゃなかった、犬も
吠えているときには福を呼び込み、大人しくしているときには災難を忌避している・・
といいんだけど(^^)

静かな「やちむんの里」。
沖縄観光の、超人気スポットではないかもしれないけれど、
土の香りがたつような素朴な味わいある焼き物をもとめて、
静かな里をのんびり訪ねるのもなかなか素敵です。
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2014年3月沖縄の旅その3~世界遺産編~

2014年03月22日 | Okinawa
沖縄には「琉球王国のグスク及び関連世界遺産群」として9つの遺跡があります。

○今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
○座喜味城跡(ざきみじょうあと)
○勝連城跡(かつれんじょうあと)
○中城城跡(なかぐすくじょうあと)
○首里城跡(しゅりじょうあと)
○園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
○玉陵(たまうどぅん)
○識名園(しきなえん)
○斎場御嶽(せーふぁーうたき)

もともと予定していたのは斎場御嶽だけだったのですが、
何せ島内あちこちに点在しているので、
たとえば水族館へ行けば近くに今帰仁城跡があり、
焼物を見に行けば座喜味城跡があり・・という具合で、つい(?)立ち寄ってしまい、
結局4つの世界遺産を見ることができました。

まず「斎場御嶽」です。

「御嶽」とは「聖地」の意味で、
中でもこの斎場御嶽は琉球王国最高の聖地とされている場所だそうです。
現在も多くの人々が崇拝する信仰の場であり、
我々のような一般の見学者が触れたり立ち入ったりできないところがたくさんあります。
事前にVTRで概略と心構えの説明を受けてから、参道に入ります。

石段の途中、海が見える場所もありますが、

そこからはずっと森の中を歩いて行きます。(足元滑りやすいので要注意です)


大庫理(うふぐーい)

最初の拝所。大広間の意味だそうです。

寄満(ゆいんち)

台所の意味でつまり「豊穣の満ち満ちた所」を表しているそうです。

三庫理(さんぐーい)


ここを抜けた左手から、神が降り立ったという伝説の久高島が見えます。


パワースポットとしても有名なせいか、この日も見学者がとても多かったです。
それでもどこか静謐で荘厳な雰囲気に満ちていて、
特に最後に、この久高島を遠く眺められたときはとても感動しました。

ただ、やはり最近見学者の増加により、石畳の劣化やマナー違反等の問題が起きており、
文化財保護の観点からも、見学を「女子のみ」に戻すことが検討されているとか。
(斎場御嶽は本来男子禁制の聖地で、
 国王と言えども着物の合わせを女性用に変えないと入れなかったそうです)
夫と私、一緒に見学できるのは今回が最初で最後かもしれません。

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「今帰仁城跡」には、水族館へ行ったあとに立ち寄りました。
9つの世界遺産の中ではいちばん北、本部半島にあります。
歴史も古く、琉球王国統一王朝より前の13世紀にさかのぼるそうです。

今帰仁城跡


古い城壁が地形に沿ってうねうねと続きます。総長1.5キロとか。


そしてその向こうには海をのぞむことができます。
城壁と海の組み合わせ、なんとも雄大で素晴らしい眺めです。


予備知識も持たず急に訪れてしまい、
でもそれだけにかえってこのダイナミックな景色に圧倒されました。
石段が多く、しかも滑りやすいので足元注意ですが、
この景色を見るためなら頑張る価値ありです(^^)
人も少なく、静かで開放感のある城跡、大好きになりました。

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「座喜味城跡」も偶然立ち寄った城跡です。
こちらはホテルからほど近い読谷村という焼物の里へ行った際、
途中で案内板を見かけ行ってみることに。

座喜味城跡


15世紀初めに築城されたこの城、城郭のアーチ門は沖縄最古で、
その強度を増すためにくさび石が用いられています。

(↑門の上部、アーチ型に組まれた石の真ん中にくさび形の三角石がはめ込まれています)

今帰仁城跡よりも石組みが滑らかで、城壁の曲線が美しい。

石垣に囲まれた中庭はひろびろ静かで、時間が止まっているような錯覚にも。

城壁に上ると眺望がひらけます。


高いところのぼるとついはしゃぎたくなりますが、

あまり端まで行くとあぶないです。。

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「首里城公園」は旅の最後にちょっとだけ。

短時間の寄り道で、見学らしい見学はしていないのですが、
首里に4ヶ所ある世界遺産のうち、ひとつだけ見ることができたので一応記録。

園比屋武御嶽石門


正面は記念撮影する見学者が切れず、ちょっとナナメから失礼しました。
遠目でよく見えず残念でしたが、特に屋根部分の装飾が見事だそうです。

そうそう、この門は二千円札の図柄になった「守礼門」、

この日はお天気いまいちでしたが、青空だったら赤色はさらに映えるでしょうね。

首里城公園は、立ち寄ってしまったためにかえって後を引く(涙)ような場所でした。
中途半端な見学は失礼だったと反省。
「次回」への宿題をもらったような気持ち。

いつの日かまた、この島を訪れることができたら、
その時には時間をかけてゆっくりと、琉球王国時代に思いを馳せたいと思います。
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2014年3月沖縄の旅その2~ちゅら海編~

2014年03月21日 | Okinawa
いちど行ってみたかった「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」。
朝10時過ぎると混雑が激しくなると聞き、早起き頑張りました(^^)(でも予定よりは大寝坊。。)

ジンベエザメやマンタの泳ぐメイン水槽、評判違わず見応えがあります!




時間とともにどんどん人が増え、立錐の余地もなくなっていくのですが、
誰もが微動だにせず見入ってしまうような魅力があるんですよね。
青く輝く水中を大きなサメやマンタがゆっくりと泳ぐ姿は幻想的ですらあり、
また無数の小さな魚たちの群れがふわりと近づいて来るのもドキドキします。
やはり来て良かった。

角度を変えて、下から見たり、


上から見ることも出来ます。どこから見てもジンベエ君、でかいー。


外に出てからイルカのショーも見学。

イルカ君たちは勿論、飼育員のお兄さんのパフォーマンスにも釘付け、
大人でも相当楽しめました♪

なお、入場料は1800円ですが、近隣のコンビニなどで割引券が買えます。
バスツアーなどの団体さんは朝10時以降に着くことが多いので、
個人客はその前に来館すると比較的ゆっくり見学できるそうです。


さて、水族館のあとはさらに「ちゅら海」(美しい海)を見ながらドライブです。
このあたりには、橋で結ばれた小さな島がいくつかあります。
本部(もとぶ)半島からワルミ大橋で渡れる屋我地島、
そしてその先、古宇利大橋で結ばれた古宇利島。


手前は屋我地島、橋の向こうは古宇利島。


橋を渡ります。 古宇利島へ向かって、両手に海、そしてこの空の色!

古宇利島(1周8キロ、5分くらい)時計回りに1周、
こんどは、手前が古宇利島、橋の向こうが屋我地島です。(逆光でした)


お天気もよく、青い美しい海におなかいっぱいでした(*^^*) 贅沢~☆


沖縄中部から北部へ、美しい海沿いに走った「ちゅら海ドライブ」。
慣れない車を運転してくれた夫は(名護市内で渋滞にはまったこともあり)大変でしたが、
おかげで沖縄観光客らしい(^^)場所にも行かれて、
滞在中いちばんアクティブ(これでも。。)な1日。
海も見たし、海の中も見たし、あとは海に入るだけ・・ですが、時期的にできないが残念。
次(ってあるのかな)は海に入れる季節に、せめてシュノーケリングくらいしたいね、
と帰りの車中で話し合う我々なのでした。
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2014年3月沖縄の旅その1~ホテル編~

2014年03月20日 | Okinawa
福岡から那覇までは1時間45分。
空港の到着口から外に出て、そのまま乗り合いバスでレンタカー営業所へ向かいます。
今回の旅の友は、銀色のvitzさん。
パワフルではないけれど、小回りもきき大人2人のんびり旅行にちょうど良い。

車に乗り込み、ちょっとだけ寄り道したあと向かったのは滞在先のこちら。

ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート【国頭郡恩納村】


去年開業したばかりでピカピカ真っ白、
本島中部の恩納村「タイガービーチ」に面した全室オーシャンビューのリゾートホテルです。



じつは旅行を決めたのが直前過ぎて、あまり選択肢がありませんでした。
3月中旬、海にはまだ入れないシーズンオフ、という我々の認識は甘かったようで、
レンタカー会社も飛行機も結構混んでいた印象です。
(勿論、繁忙期はこんなもんじゃないのかもしれませんが。。)
でも偶然とは言えこちらのホテルを選んで正解だったかも。
スタッフさんたちの笑顔と心のこもった対応が気持ちよく、
かと言って過剰な親切(?)というのでもなく、適度な距離感が良い感じ。
ホテル内の飲食店や売店も充実、
さらに周辺歩いて行かれる範囲にも、飲食店やコンビニなどもたくさんあり、便利でした。

余談ですが、お部屋のミニバーはさすが沖縄、泡盛いっぱい☆


ホテル前のビーチは「タイガービーチ」。
白い珊瑚のかけらや貝殻がたくさん拾える綺麗な砂浜です。



部屋(11階でした)からの眺望が特に好きでした。
岩場の横に小さな桟橋、そこから弧を描く白い砂浜、
海はエメラルドグリーンからマリンブルーのグラデーション、朝靄も夕焼も素晴らしい。
時間さえあれば、朝はコーヒー、夕はオリオンビールを片手にテラスに座る私。
あと、季節的にまだ海水浴はできないけれど、
水上バイクに引っ張られるビニールボート(バナナボート?)とかウェイクボートは盛況で、
しかも容赦なく海に落とされる(!)のを見るのも楽しかったー。


こんな綺麗な海なら、落とされても楽しい思い出になりそうです。
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