博多祇園山笠は7月15日早朝の追い山でクライマックスを迎えます。
八つの山笠が櫛田神社へ舁き入り、清道を廻って奉納したあと、
博多の町を勇壮かつ豪快に舁き回ります。
一番山笠(今年は東流)の櫛田入りは4時59分。
その時間に合わせて、この日は地下鉄もバスも臨時便が出ます。
3時半の地下鉄に乗って、私も櫛田神社(付近)を目指しました。
冷泉公園横の山留めには、一番から八番まで舁き山笠がずらりと並び、
櫛田入り時間を待っています。
一刻一刻高まる熱気に、緊張感と気迫が伝わってきます。

今年の一番山笠は東流。
標題は「若武者応破波濤」、勇壮果敢で男らしい山笠です。

その後ろに中洲流、西流と続いています。

さて山留め見学をしたら、急いで移動。
今年は承天寺清道付近で見ようと決めていたので、
山笠も通る細い道(旧西町筋)から大博通に出てそちらへ向かいます。
残念ながら、狙っていた清道横の駐車場と道はすでに人でぎっしりでしたが、
でもちょうど承天寺前の道が通行止めになる時間で、
張られるロープとともに前に出て(笑)一列目をゲット。
そして5時6分過ぎ、一番山笠がやってきました!

至近距離で見る山笠は本当に迫力。
ここへも怒涛のように流れ込んできますが、
そのあと清道旗を廻るときはスピードが落ちるため、ゆっくり眺められ、
さらに戻る時もう一度目の前を通る、という二度美味しいポイントです(^^)

二番山笠 中洲流
「坂田怪童丸」

中洲流の舁き山は、毎年ビジュアル的にとても印象に残るのですが、
今年もこのスケールの大きな鯉と金太郎は目を引きました。
三番山笠 西流
「弁慶仁王立」

一番東流もそうでしたが、奇数番の山笠(差し山)には
頂上に櫛田神社の三神(大神宮・櫛田宮・祇園宮)の神額が掲げられるそうです。なるほど。
四番山笠 千代流
「秀麗陵王鬼面勲」

五番山笠 恵比須流
「神光普照三千界」

六番山笠 土居流
「福之神招来」

ふくよかで楽しそうな表情、ご利益ありそうな山笠です。
偶数番の山笠は「堂山」と言って、優美な飾りが多いとされているそうです。
七番山笠 大黒流
「鐵心肝」

ところで、承天寺の清道を廻る山笠は七番までです。
そこで私は、大黒流を見送ったあと、
もうひとつ山笠を見るために急いで大博通りに向かいました。
八番山笠 上川端通
櫛田入り後、電線や信号機などにかからないよう、
上部を縮めた状態で大博通りに入ってきました。
でも、これから東長寺の清道を廻り奉納するので、高さを戻します.

最初はこのサイズだったのが・・
↓
上部が伸びて、旗が翻りました!!

沿道の見物客から「おおーっ」というどよめき。
巨大な「走る飾り山笠」、まさに「山うごく」といった風情で
堂々と力強く清道旗を廻って行きました。
さて、すべての山笠を見て満足した私はこの後、須崎町の廻り止めへ向かいました。
と言ってもここからは山笠コースの端から端。結構距離があります。
地下鉄乗ってもいいくらいなのですが、
途中、また山笠に遭遇できるかも、という期待もあって歩いて行くことに。
と、博多座裏あたりで、とても貴重な遭遇をしました。

ちょうど土居流が山小屋に戻ってきたところ。
皆さん充実感でいっぱいの表情をされています。
昔はここで「山解き」したのでしょうが、今は西流以外は行わないのだそうです。
で、こちらでは山を大きく動かしながら「祝いめでた」を。
そして、博多手一本。
・・なんだかとてもとても、胸が熱くなりました。
山笠があるけん、博多たい。

廻り止めにもまだ熱気が残っていました。
でもどこか寂しくて、力が抜けるような、でもほっとするような。
博多では、山笠が終わると本格的な夏が来る、と言います。
帰り道、博多から福岡へ渡る橋の上は、それを思うのに十分な青空でした。
八つの山笠が櫛田神社へ舁き入り、清道を廻って奉納したあと、
博多の町を勇壮かつ豪快に舁き回ります。
一番山笠(今年は東流)の櫛田入りは4時59分。
その時間に合わせて、この日は地下鉄もバスも臨時便が出ます。
3時半の地下鉄に乗って、私も櫛田神社(付近)を目指しました。
冷泉公園横の山留めには、一番から八番まで舁き山笠がずらりと並び、
櫛田入り時間を待っています。
一刻一刻高まる熱気に、緊張感と気迫が伝わってきます。

今年の一番山笠は東流。
標題は「若武者応破波濤」、勇壮果敢で男らしい山笠です。

その後ろに中洲流、西流と続いています。

さて山留め見学をしたら、急いで移動。
今年は承天寺清道付近で見ようと決めていたので、
山笠も通る細い道(旧西町筋)から大博通に出てそちらへ向かいます。
残念ながら、狙っていた清道横の駐車場と道はすでに人でぎっしりでしたが、
でもちょうど承天寺前の道が通行止めになる時間で、
張られるロープとともに前に出て(笑)一列目をゲット。
そして5時6分過ぎ、一番山笠がやってきました!

至近距離で見る山笠は本当に迫力。
ここへも怒涛のように流れ込んできますが、
そのあと清道旗を廻るときはスピードが落ちるため、ゆっくり眺められ、
さらに戻る時もう一度目の前を通る、という二度美味しいポイントです(^^)

二番山笠 中洲流
「坂田怪童丸」

中洲流の舁き山は、毎年ビジュアル的にとても印象に残るのですが、
今年もこのスケールの大きな鯉と金太郎は目を引きました。
三番山笠 西流
「弁慶仁王立」

一番東流もそうでしたが、奇数番の山笠(差し山)には
頂上に櫛田神社の三神(大神宮・櫛田宮・祇園宮)の神額が掲げられるそうです。なるほど。
四番山笠 千代流
「秀麗陵王鬼面勲」

五番山笠 恵比須流
「神光普照三千界」

六番山笠 土居流
「福之神招来」

ふくよかで楽しそうな表情、ご利益ありそうな山笠です。
偶数番の山笠は「堂山」と言って、優美な飾りが多いとされているそうです。
七番山笠 大黒流
「鐵心肝」

ところで、承天寺の清道を廻る山笠は七番までです。
そこで私は、大黒流を見送ったあと、
もうひとつ山笠を見るために急いで大博通りに向かいました。
八番山笠 上川端通
櫛田入り後、電線や信号機などにかからないよう、
上部を縮めた状態で大博通りに入ってきました。
でも、これから東長寺の清道を廻り奉納するので、高さを戻します.

最初はこのサイズだったのが・・
↓
上部が伸びて、旗が翻りました!!

沿道の見物客から「おおーっ」というどよめき。
巨大な「走る飾り山笠」、まさに「山うごく」といった風情で
堂々と力強く清道旗を廻って行きました。
さて、すべての山笠を見て満足した私はこの後、須崎町の廻り止めへ向かいました。
と言ってもここからは山笠コースの端から端。結構距離があります。
地下鉄乗ってもいいくらいなのですが、
途中、また山笠に遭遇できるかも、という期待もあって歩いて行くことに。
と、博多座裏あたりで、とても貴重な遭遇をしました。

ちょうど土居流が山小屋に戻ってきたところ。
皆さん充実感でいっぱいの表情をされています。
昔はここで「山解き」したのでしょうが、今は西流以外は行わないのだそうです。
で、こちらでは山を大きく動かしながら「祝いめでた」を。
そして、博多手一本。
・・なんだかとてもとても、胸が熱くなりました。
山笠があるけん、博多たい。

廻り止めにもまだ熱気が残っていました。
でもどこか寂しくて、力が抜けるような、でもほっとするような。
博多では、山笠が終わると本格的な夏が来る、と言います。
帰り道、博多から福岡へ渡る橋の上は、それを思うのに十分な青空でした。
