テーマは「PINOT-NOIRを知ろう」。
一旦「極めよう」と書きかけた先生、
いや、何十年飲んでも極めるなんて出来ない、と思い直し「知ろう」と書き直したとか。
今回も4つのグラスを飲み比べます。
ワインリストはこちら。
(a) Bourgogne Hautes-Cotes-de Nuits Cuvee Maelie 2008

(b) Nuits-Saint-Georges Au-Bas De Combe VV 1999

(c ) Chambolle-Musigny Les Athets 2004

(d) Vosne-Romanee Vigneux 2006

造り手はすべてJean Tardi。
自然な凝縮感がある上質なワインを生み出すと評されるトップドメーヌで、
近年は息子であるギヨームにワイン造りが受け継がれているのだそうです。
まず最初に、皆でコート・ド・ニュイ地区の位置関係を復習しました。
今回のリストの中では、ニュイサンジョルジュ(b)がいちばん南だと確認。
その北側が(d)ヴォーヌロマネ、もひとつ北が(c )シャンボールミュジニーです。
こうした位置のヒントと、もちろんヴィンテージ、そして
先生がWEBから読んでくれた情報が(私の唯一の)拠り所になります。曰く、
(b) 「黒スグリ、香ばしいオークのグリエを感じ、またミネラル分が豊富え石灰、鉄、そして肉などのニュアンス」
(d)「イチゴ、フランボワーズ、切り花ではなく野性味のある薔薇、樽から来る上品なグリエ、上質なタンニンを感じる」
のだそうです。うーん。
一方、4つのグラス、私の個人的な印象は・・。

(1) 透明度のある赤、フルーツのストレートな酸味、生き生きとフレッシュな印象。
(2) 外観はだいぶ落ち着いた色合い。
序盤は焦げたような苦みが強く、温度が上がるにつれ徐々に弱まり最後は丸く柔らかい。
余韻に嫌みがなく、上品。
(3) 色合い、序盤の味わいとも(c )と似た印象。序盤少し塩っぽい印象もあったが徐々に消え、
最後までタンニンの存在感が強く、どっしりした骨格をいちばん感じます。
(4) 透き通る綺麗な赤色は(a)よりわずかに濃い感じ。酸味と苦みのバランスが良く、
色の割に力強さを感じました。
ヴィンテージのヒントもあっておそらく(1)=(a)、(4)=(d)、
そこまではすんなり予想したものの、どうしても(2)(3)の区別がつきません。
ミネラルの印象は最初(3)のグラスが強かったのですが、
温度が上がるにつれ消えてしまったような。
また、当初あっさりした印象だった(3)がどんどん重く苦くなっていき、
逆に開いて来た(2)はまろやかに柔らかくなっていくのです。
酔いも回って来てますます混迷状態に陥るオミソな私でしたが、
迷うのは優秀なクラスメイトの皆様も同じだったようで。。
回答はまっぷたつに割れ、結局正解は、
(1)(2)(3)(4)=(a)(b)(c )(d)

私は画像いちばん下。
最後まで迷ったけれど、最終的にはなんと珍しく正解できました(^^)
ものすごーく久しぶり。
素直に嬉しかったです。
答え合わせのあとは、先生特製の「もつ鍋」を皆で囲み、
わいわい賑やかに夜は更けて行くのでした。

また来月、皆様よろしくお願いします!
一旦「極めよう」と書きかけた先生、
いや、何十年飲んでも極めるなんて出来ない、と思い直し「知ろう」と書き直したとか。
今回も4つのグラスを飲み比べます。
ワインリストはこちら。
(a) Bourgogne Hautes-Cotes-de Nuits Cuvee Maelie 2008

(b) Nuits-Saint-Georges Au-Bas De Combe VV 1999

(c ) Chambolle-Musigny Les Athets 2004

(d) Vosne-Romanee Vigneux 2006

造り手はすべてJean Tardi。
自然な凝縮感がある上質なワインを生み出すと評されるトップドメーヌで、
近年は息子であるギヨームにワイン造りが受け継がれているのだそうです。
まず最初に、皆でコート・ド・ニュイ地区の位置関係を復習しました。
今回のリストの中では、ニュイサンジョルジュ(b)がいちばん南だと確認。
その北側が(d)ヴォーヌロマネ、もひとつ北が(c )シャンボールミュジニーです。
こうした位置のヒントと、もちろんヴィンテージ、そして
先生がWEBから読んでくれた情報が(私の唯一の)拠り所になります。曰く、
(b) 「黒スグリ、香ばしいオークのグリエを感じ、またミネラル分が豊富え石灰、鉄、そして肉などのニュアンス」
(d)「イチゴ、フランボワーズ、切り花ではなく野性味のある薔薇、樽から来る上品なグリエ、上質なタンニンを感じる」
のだそうです。うーん。
一方、4つのグラス、私の個人的な印象は・・。

(1) 透明度のある赤、フルーツのストレートな酸味、生き生きとフレッシュな印象。
(2) 外観はだいぶ落ち着いた色合い。
序盤は焦げたような苦みが強く、温度が上がるにつれ徐々に弱まり最後は丸く柔らかい。
余韻に嫌みがなく、上品。
(3) 色合い、序盤の味わいとも(c )と似た印象。序盤少し塩っぽい印象もあったが徐々に消え、
最後までタンニンの存在感が強く、どっしりした骨格をいちばん感じます。
(4) 透き通る綺麗な赤色は(a)よりわずかに濃い感じ。酸味と苦みのバランスが良く、
色の割に力強さを感じました。
ヴィンテージのヒントもあっておそらく(1)=(a)、(4)=(d)、
そこまではすんなり予想したものの、どうしても(2)(3)の区別がつきません。
ミネラルの印象は最初(3)のグラスが強かったのですが、
温度が上がるにつれ消えてしまったような。
また、当初あっさりした印象だった(3)がどんどん重く苦くなっていき、
逆に開いて来た(2)はまろやかに柔らかくなっていくのです。
酔いも回って来てますます混迷状態に陥るオミソな私でしたが、
迷うのは優秀なクラスメイトの皆様も同じだったようで。。
回答はまっぷたつに割れ、結局正解は、
(1)(2)(3)(4)=(a)(b)(c )(d)

私は画像いちばん下。
最後まで迷ったけれど、最終的にはなんと珍しく正解できました(^^)
ものすごーく久しぶり。
素直に嬉しかったです。
答え合わせのあとは、先生特製の「もつ鍋」を皆で囲み、
わいわい賑やかに夜は更けて行くのでした。

また来月、皆様よろしくお願いします!