今月のテーマは「Grand Vin de Bordeaux」、
ドルドーニュ川右岸のメルロ中心のボルドーワインをいただきます。
(a) Chateau de Valandraud 1992
AOC Saint-Emilion Grand Cru
Merlot70% Cabernet Franc30%
(b) Virginie de Valandraud 2003
AOC Saint-Emilion Grand Cru(Second)
Me, CF
(c ) Chateau Cos d'Estournel 1999
AOC Saint-Estephe
Cabernet Sauvignon60% Me40%
(d) Château Mont-Pera 2008
AOC Premier Cotes de Bordeaux
Me80%, CS10%, CF10%

グラスは左から(1)(2)(3)(4)です。個人的な印象は・・
(1) 外観は、赤紫のニュアンスがこれだけ顕著。
でも外観の「若い」印象より実際に口に含めば落ち着きがあり、嫌みがありません。
(2) 今回2番目に茶色のニュアンス。ディスク厚い。
獣系の香り、タンニンが後半までしっかり。
(3) 外観は落ち着いた赤紫系。香りは華やかで上品。なぜかミネラルの印象。
全体的におとなしめ。
(4) 外観はもっとも茶色、ディスクも厚いです。獣系の香り。
品よく甘茶のような舌触り。ふくよかな余韻。
(1)はモンペラでしょう。私でも分かる顕著な若さ(でもすごく美味しいです)。
(4)は外観の枯れ方からヴァランドローかな。
(2)と(3)で迷いましたが、最終的には(a)(b)(c )(d)=(4)(3)(2)(1)と回答しました。
今回はこぢんまりの会だったこともあり、ホワイトボードはありません。
私と同じ回答が他にお二方いらしたのですが・・
なんと全問正解してしまいました(^^)/
モンペラがあまりに分かりやすかったとは言え、快挙ですね~☆♪
気分よくご飯タイム。
焼肉とかサラダとか、どれも美味しかったのですが、
某店からお鍋ごと差し入れがあったという「クスクス&マトン煮込み」、

柔らかくてとろけそうな味わい、大変気に入りました!
大好きが高じて、余った煮込みを少し、クスクス付きでいただいてしまい(^^)
翌日の我が家の食卓では、今度は夫が「美味しい美味しい」と夢中になっておりました。
余談になりますが、今回、(a)の1992年Chateau de Valandraudは、
ラベル不良ということで、輸入元さんから安く仕入れることが出来たんだそうです。
91年がファーストヴィンテージで、93年はあのパーカー氏が100点つけたとか?
短期間で成功をおさめたシンデレラワインと呼ばれているそうな。
でも、この日の舌の肥えたメンバー一同、
「確かに美味しいし、上質のワインだけど、これが数万円なら、
3000円の(d)モンペラのほうがコスパが良いね!」という意見で一致しておりました(^^)
「神の雫」でブレイクして以来、いまだ品薄というモンペラ、さすがの実力です(?)
そうそう、最初の乾杯は、
メンバーのワインボス氏提供のこちら。
(画像暗くてすみません。。)

ニュージーランドのスパークリング、
この日はちょっぴり蒸し暑かったし、私はキッチンでバタバタした後だったので、
きりっと冷えたしゅわしゅわが爽やかで気持ちよかったです。
ご馳走さまでした!
みなさままた来月、よろしくお願いします☆